集落営農のこと

2006-10-07 20:00:25 | Weblog
昨日NHK東北から集落営農についての番組が放映された。これまで集落営農について関心も知識も甚だ薄かった小生も多少は目が醒める感じで拝見した
ともかく、また政府主導の農業政策ですか、とウンザリする思いだった。
たとえばこの番組の出席者であった東北農政局のお役人の方の能天気な発言には驚いた。この政策によって明るい農業の未来が開けるのだ、という発言だったが、何という役人気質丸出しの発言だろうと半ば呆れた。
農業と一口に言ったところで物的・人的条件は多種多様なので、中には上手く行く所もあるだろう。(たぶん短期的には・・・)しかし上手く行かない所の方が多いのではないだろうか?そして後に残るのは、農業後継者の更なる減少、そして農地の更なる荒廃・・・そういうことで終る所が(圧倒的に)多くなりそうな気がする。一口で言えば「農業の工業化」なんでしょう?
昨日の放送でもまずは「コスト」だったものね。それに「効率化」・・・。こういう言葉が飛び交うようでは上手く行くものも上手く行かないような気がする。ま、以上はド素人の独り言であって、これが本当に日本農業にとって起死回生の政策となった、という結果に終るのであればそれは本当にメデタイことです。でもそんなことにはならないように思う。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
集落営農 (ブログde付録)
2006-10-07 20:06:03
役人は、農業を衰退させない為に集落営農を推進させて衰退を間逃れようとしているのですかね?

集落営農といっても当然利害関係もからむので、すべてがそう成功とは限りません。

私のところでも必ず何か問題がおきています。

一番いい方法は、有限会社化すれば、作業も効率よくできるし、販売ルートだって広げることもでき、行政の介入もないのです。

私の親戚がこの方法で成功していますよ。
返信する