断る英語表現

2004-11-13 20:12:28 | Weblog
頼みごとと、断ることは人間関係の中で難しいことの双璧です。前のブログでは頼みごとする場合についてちょっと考えてみました。
それでは断る時はどうなんでしょうか?「No を言えない日本人」などということがよく言われましたが、英米人だって断る時にいきなり"No."と言うとは限らないと思います。いや言わないことの方が多いのではないでしょうか?特に相手が頼みずらいことを頼んできたのに断らざるを得ないような場合はつらいことです。
「1000ドルばかり貸してくれまいか?ワイフが入院してるんだがそろそろ貯金が底をつきそうなんでね」などと親友から頼まれて断りたいならどうするでしょうか?この状況でただ一言 "No." で済ませるなんて考えられないことです。
まず、"Let me see." とか "Well. Well," などの無意味な言葉で場をつなぐでしょうね。しばらく時間稼ぎしてから、"I'm very sorry, but ・・・" とか "I'm afraid I can't ・・・" などとジワリと話を断る方向へ持って行くのだろうと思います。ま、お互いの人間関係によって千差万別の断り方があるのでしょうが・・・。

少なくとも、I'm very sorry, but・・・とI'm afraid・・・は武器としていざという時には使えるようにすべきでしょうね。I'm sorry と言っただけで相手はもう引き下がる心の準備をするはずです。
え、結婚を申し込まれたら?「待ってちょうだい」とか「時間をくれ」という表現はたぶんYesの意味に取られかねないと思います。これだけは一生がかかってますからいやな相手だったら、話のどこかの時点ではっきりと No を言うべきでしょうね。ただし、相手が Do you mind marrying me? と来た場合に No と言ったら大変です。承諾の表現ですからね。

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