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標的(2021年製作の日本映画) 真実か。捏造か。

2022年07月09日 | 面白かった本

 標的(2021年製作の日本映画) 真実か。捏造か。

映画・標的:【あらすじ】。

1991年8月、朝日新聞大阪社会部記者の植村隆氏は、

元慰安婦だった韓国人女性の証言を伝えるスクープ記事を書いた。

その中で彼女が女子挺身隊の名で戦場に連行され、

日本軍人相手に性行為を強いられたという証言を報じた。

 

慰安婦報道から23年後の2014年、元朝日新聞記者・植村隆氏を

「捏造記者」とするバッシングが始まった。

監督は元RKB毎日放送ソウル特派員の西嶋真司氏。

 

 朝日新聞の慰安婦強制連行の捏造記事に対する謝罪 ←クリック。

 

 

 

映画・標的 真実か。捏造か。 監督:西嶋真司氏。

第26回 釜山国際映画祭招待作品。

第64回 日本ジャーナリスト会議賞。

第33回 アン・ジョンピル自由言論賞。

 

 

映画・標的:【あらすじ】。

1991年8月、朝日新聞大阪社会部記者の植村隆氏は、

元慰安婦だった韓国人女性の証言を伝えるスクープ記事を書いた。

その中で彼女が女子挺身隊の名で戦場に連行され、

日本軍人相手に性行為を強いられたという証言を報じた。

その報道から23年後の2014年、記事の内容をめぐって植村隆氏を

「捏造記者」とするバッシングが始まった。

 

日本政府は、「慰安婦」が強制的に戦地へ送られたことを裏付ける資料が発見されていないとして、

慰安婦の募集に国家や軍部が関与したことを否定している。

 

 

植村隆氏を「売国奴」「国賊」「反日」などと非難する誹謗中傷は次第にエスカレートし、

彼が教職に就くことが内定していた大学、そして家族までもが卑劣な脅迫に曝された。

この韓国人女性が名乗り出た後、他のメディアも同じような記事を伝えた中、

なぜ彼だけが「標的」にされたのか?

 


一方、不当な攻撃によって言論を封じ込めようとする動きに対抗するために、

大勢の市民や弁護士、マスコミ関係者らが支援に立ち上がった。

元RKB毎日放送のディレクターとして戦争や人権をテーマにした

番組を数多く制作してきた西嶋真司監督が、

バッシングに真正面から立ち向かう植村隆氏の姿を追い、

民主主義の根幹を揺るがすジャーナリズムの危機に迫る。

 

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元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口を開く。

(朝日新聞大阪版27面 1991年8月11日・植村隆のスクープ記事です)

下記・・1991年8月11日・朝日新聞、植村隆氏のスクープ記事。

 

日中戦争や第二次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、

日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」

のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかり、

「韓国挺身隊問題対策協議会」(尹貞玉・共同代表、十六団体約三十万人)

が聞き取り作業を始めた。

 

同協議会は十日、女性の話を録音したテープを朝日新聞記者に公開した。

テープの中で女性は「思い出すと今でも身の毛がよだつ」と語っている。

体験をひた隠しにしてきた彼女らの重い口が、戦後半世紀近くたって、やっと開き始めた。

 

尹代表らによると、この女性は六十八歳で、ソウル市内に一人で住んでいる。

(中略)女性の話によると、中国東北部で生まれ、十七歳の時、だまされて慰安婦にされた。

二、三百人の部隊がいる中国南部の慰安所に連れて行かれた。

 

慰安所は民家を使っていた。五人の朝鮮人女性がおり、一人に一室が与えられた。

女性は「春子」と日本名を付けられた。

一番年上の女性が日本語を話し、将校の相手をしていた。

 

残りの四人が一般の兵士二、三百人を受け持ち、

毎日三、四人の相手をさせられたという。

「監禁されて、逃げ出したいという思いしかなかった。

相手が来ないように思いつづけた」という。

 

また週に一回は軍医の検診があった。

数ヶ月働かされたが、逃げることができ、戦後になってソウルへ戻った。

結婚したが夫や子供も亡くなり、現在は生活保護を受けながら、暮らしている。

(朝日新聞大阪版27面 1991年8月11日・植村隆のスクープ記事です)

 

 

 

 

標的(2021年製作の日本映画)。

第26回 釜山国際映画祭招待作品。

第64回 日本ジャーナリスト会議賞。

第33回 アン・ジョンピル自由言論賞。

 

標的・真実か。捏造か。

 

 

 


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