YARと友達

自分の日記や友達の紹介等

小野自然農園通信 7月号

2011-07-30 11:59:23 | 小野自然農園通信
 7月に、福島の子供の尿からセシウムが検出されと公表された。さらに宮城県の稲わらを食べた牛から暫定基準値を超えた牛肉が、多くの県に出回っていた事も分かった。

秋田県では、秋の稲刈り後、雪の降る前に小屋の中に保管するのが普通なので、3月の原発事故がなぜ稲わらに付着していたのか直ぐには理解できなかった。

それは、風は日本海から太平洋側に常に吹いているため冬は雪雲が奥羽山脈にぶつかり日本海側の秋田県は雪が降るが、太平洋側の岩手県や宮城県は晴れの日が多く、牛の稲わら用に栽培してそのまま田んぼに乾燥させて置けるので、それで放射能被爆をうけたようだ。

暫定基準値を超えた野菜が検出された太平洋側の県は、ごみの焼却灰のセシウム濃度も高く、これを県外に運び出しているため問題になっている。

千葉県松戸市のゴミ焼却灰を、検査中に県外に運び出し、検査結果が国の暫定基準値を超えてもすぐに連絡せずに県外に埋め立てられたが、松戸市長は法律的には問題ないと言っている。
埋め立てられた市町村では、法律上問題はなくても道義的に問題があり、撤去を求めている。

 7月上旬に秋田県にも局地的豪雨があった。川の水が大きくあふれ、農業用水路が埋まったり、田の畔が崩れたり被害があった。田の畔も平野部なら30㎝ほどの幅だが、山間部の段々になっている田では、畔から次の田への斜面の幅が広い。

私は栗の木で杭を作り、その杭を打ち、落ちた土砂を埋め戻した。縄文時代の竪穴式住居が、栗の柱だったのは、土に打ち込んでも腐りにくいからなのだ。これが杉の木なら、土に打ち込んでも、10年でボロボロになってしまう。なんとか、自分だけで田んぼを修復する事ができ、順調に稲は生育しています。

 被災地の農業や漁業をどのように復興させるかの会議の内容など示されているが、農地は大規模化して漁業も企業が自由に参入できるようにしようとしている。

農地の大規模化で一人当たりの栽培面積を急激に増やせば多くの農家が食を失う。それには、少ない面積でもできる花などの園芸や、食品加工工場を誘致すればよいと提言している。

そしてTPPの推進だ。被災地の市町村はTPP反対を決議している。急に園芸やっても消費者が増えるわけもなく、加工工場の誘致も簡単に決まりそうにない。

漁業も関税ゼロでは、海草から貝、魚でも輸入品には価格でたちうちできない。郵政民営化の時も会議員にオリックスなどがいて、赤字のホテルなど国民の財産を格安で取られてしまった。

今回の復興会議にも、外食産業大手などがいる。TPP入れば格安で外国人労働者使って自社で魚場や農場運営しやすいからね。マスコミも、現地の市町村、農民、魚民の意見をもっと取り上げてほしいものだ。

以上。


6月号は中国に行っていた為、更新できなくてすみませんでした。

農業や漁業などの、自然の天候などに左右される仕事って大変なんだなあと思いました。
小野君、これからも美味しい米造り頑張ってくださいね。
沢山の野菜ありがとうございました


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗濯かごに

2011-07-30 11:24:45 | 猫とかいろいろな写真
そろそろ二回目の洗濯をしようと思ったら(@ ̄□ ̄@;)!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集会?

2011-07-30 08:54:30 | 猫とかいろいろな写真
起きたら部屋の前に皆集まっていた♪ヽ(´▽`)/

それにしても壁紙がぼろぼろっす・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする