スコットランド エディンバラ編 2

スコットランドは1日の中に四季があると言われています。
朝晩の寒暖差が大きく、天気もコロコロと変わります。
この日も日中は晴れて暖かかったのですが、
夕方から雨が降り始めて急に寒くなりました。

今夜はミリタリータトゥーというフェスティバルを観ます。
軍楽隊のお祭りで8月の3週間だけ行われます。
世界中から観光客が観に来るので予約必須です。
私も昨年12月の予約開始と同時にネットでチケットを購入しました。

エディンバラ城前の広場で開催されるため、
お城へ行こうとすると警備員に「どこへ？」と聞かれます。
「ミリタリータトゥー」と答えると、反対側の道を指さされました。
見ると入場を待つ人の長い列ができていました。



雨が降っていますが傘は禁止です。
みんなレインコートやポンチョを着ていました。
ポンチョ売りがいるので持っていなくても大丈夫です。



私は自前のポンチョを持参しました。
雨は残念だけどせっかく持参したポンチョが役に立って良かった。

20時からの部が終わりお城の方からゾロゾロと人が出てきます。
混雑を避けるために全員退場してから22時半の部の人が入場するんですね。



会場手前でチケットの確認がありました。



バーコードをピッとやります。
チケットはメール受取りでもいいみたいでスマホをかざしている人もいました。



この日は夕食を食べそびれてしまったので会場の屋台でドーナツを買いました。
屋台は2～3店しかなかったようなので外で食べておいた方がいいです。

私の席はセクション10のP7。
席がわからなくてもあちこちにスタッフがいて親切に教えてくれるので大丈夫です。



お城がライトアップされてキレイです。
開始前にMCが何やら話し始めて場を盛り上げます。
私には何を言っているのかイマイチ理解できませんが。

「今日はどこどこの国とどこどこの国がパフォーマンスします」
みたいなことを言っていたような。

そして会場の人たちにどこの国から来たか順番に聞いていきます。
「アメリカの人～！」「イェ～イ！」
「フランスの人～！」「イェ～イ！」というように。

「日本の人～！」の時に、周りに日本人がいなくて一人でちょっと恥ずかしかったけど
「イェ～イ！」と大声を出して答えました。
隣りに座ってたカップルが「日本から来たのね」と反応してくれました。

やっぱり断然多かったのは「イングランド」と「スコットランド」でした。
隣りのカップルもイングランドから来たそうです。



誰かわかりませんが「エライ人」。
うやうやしく車で登場して、軍隊に労をねぎらい(?)
貴賓席へ移動していきました。



音楽祭のスタートです。
雨も止んで良かったです。
スコットランドの民族衣装を着た楽隊のバグパイプで始まりました。



スコットランドらしくていいですね。



マーチングバンドのように行進しながら演奏します。



ダンサーも一糸乱れぬパフォーマンスで楽しませてくれます。



どこの国か忘れましたがアフリカのどこか。
次から次へと各国の軍楽隊が出てきます。



お城に映し出されるプロジェクションマッピング。



プロジェクションマッピングもその国の音楽に合わせてコロコロ変化します。






軍楽隊は四方を向いてくれるのでどこの席からも見ることができますが、
プロジェクションマッピングは真横の席だと見づらそうです。



スマホとミラーレスで交互に撮影して忙しい…



スマホは全体を撮るのはいいけどここまで大きくは撮れません。



一人ひとりのパフォーマーまで撮影するには望遠レンズ必須です。



今年はなかったけど数年前には日本の自衛隊も参加したそうです。



終盤には突然の花火。



花火は土曜の22時半の部しか上がらないという話を聞いたので
この部にしました。



花火は結構たくさん上がっていました。



エンディングは各国全員登場。

観客も総立ちで肩を組んで一緒に歌いました。
私は英語がわからずリズムに乗っていただけですが…



音楽に造詣がないので（美術もないけど…）退屈するかなと思っていましたがどうしてどうして。
各国それぞれのリズムがありダンスも見事で見ごたえがありました。
これなら子供でも楽しめると思います。

終わったのは24時半近く。
私は歩いて宿に帰りましたが、すごい人数が一斉に帰るので
タクシーはまずつかまらないと思った方がいいです。

それにしても想像以上に寒かったです。
私は半袖Ｔシャツ+長袖パーカー+ライダースジャケット+厚手ポンチョでも
最後の方はガタガタ震えていました。

観に行く方は雨対策と寒さ対策の両方をお忘れなく。