nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

F1ベルギーGP

2021-08-31 | 日々のこと

F1は3週間のサマーブレイクが終わり先週末にベルギーGPが開催されました。
週末を通して雨模様でした。

予選の結果、ポールポジションはレッドブルのフェルスタッペン。
2番手はなんとウィリアムズのラッセルです。
ウィリアムズはマシンの性能から下位常連なのですが、最近はラッセルが予選でQ3(上位10台)に進出することがあります。
メルセデスのハミルトンがコロナ陽性で欠場した時にメルセデスのマシンにラッセルが乗ったら決勝でトップを走行するということがあったぐらいなので(ピット作業でミスがあり順位を下げましたが)、速いマシンに乗れば速いドライバーなんですが、ウィリアムズのマシンで2番手というのはそれはすごいことです。

メルセデスのマシンのハミルトンより速いんですから。
メルセデスはセッティングがうまくいかなかったみたいでフリー走行と予選ではイマイチな感じでした。
それでもハミルトンはなんとか3番手に食い込みました。

決勝は本格的な雨でした。
多少の雨なら傘をささないヨーロッパ人がみんな傘をさしていたのでかなり降っていたと思われます。

レコノサンスラップ(ピットからコースに出てダミーグリッドに着くまでの1周)でレッドブルのペレスがスピンして壁に激突してしまいました。
マシンにダメージを負ってしまいスタートまで30分しかないのでこの時点ではおそらくリタイアになるだろうと思われました。



スタート時間になっても雨は止まず、セーフティカー先導(セーフティカー先導中は追い越し禁止)で2周走ったところで中断となりました。
「10分後にアナウンスします」という表示が出され、10分後にはまた「10分後にアナウンスします」。
それが繰り返されますが、雨は止む気配がなくドライバーたちもマシンを降りてピットで待機。

30分経過。
1時間経過。
2時間経過…

その間、修理を続けていたペレスのマシンは修理が完了して、レースが再開されたらピットからスタートできることになりました。
しかしレースは再開されません。

ピットでは居眠りしていたり軽食を取ったりするドライバーもいました。
中にはトランプをしているエンジニアの姿も映っていました。
なぜ決勝の舞台にトランプを持ってきている…?

3時間経過した午前1時に、もう限界と寝ることにしました。
翌日は出勤で5時起きですからさすがに寝ないと。

寝室へ行ってベッドに入り、最後に確認のためテレビを付けるとドライバーがマシンに乗り込み始めていました。
またセーフティカー先導で走り始めましたが、相変わらず雨は降っているし前の車の水しぶきで視界はほぼゼロ。
1周走ったところで正式にレース終了となりました。

ルールを知らなかったのですが、2周以上走ればレースは成立するんだそうです。
最初の2周のうち1周はフォーメーションラップ(ダミーグリッドからスタートグリッドに着くために1周する)なのでカウントされず、結局たった2周でレース成立です。
これはF1史上最も少ない周回数だそうです。

ということは優勝はフェルスタッペン。
2位はラッセル。
3位はハミルトン。

ただ既定の周回数(75%)を走っていないため、獲得ポイントは半分になりました。
フェルスタッペンはランキングトップのハミルトンとの差を8ポイントから3ポイントに縮めました。
またレッドブルはメルセデスとの差を7ポイントまで縮めています。

ラッセルは初表彰台。
ちゃんと表彰式もやりました。
フェルスタッペンとラッセルはうれしそうでしたが、ハミルトンは不機嫌な顔を見せていました。

レース後SNSで「このレースは茶番だ」と批判していました。
「来場した観客に返金したくないから無理やりレースを成立させた」と。
確かにそれは一理ありますね。

3時間以上待たせて2周しか走らず、それでもレースは成立しているから返金はなしというのはちょっとひどいですね。
早めに中止の判断をしても良かったのではないかと思います。

と、まぁハミルトンの意見には同意するものの、ハミルトンの不機嫌の理由は別にもあったのではと思ってしまいます。
今回予選でハミルトンはラッセルに負けたわけです。
性能で劣るマシンに乗っているラッセルの方が速かったのはハミルトンにとっては受け入れがたい事実ではなかったかと。

まだ決まっていませんが、来シーズンはラッセルはメルセデスに行きハミルトンのチームメイトになるのではないかと噂されています。
同性能のマシンに乗ったらハミルトンとラッセルの実力が露呈することになります。
これでラッセルが速かったら今までハミルトンが速かったのはやはりマシン性能のおかげということになり、ドライビングテクニックとしてはラッセルの方が上と証明されてしまいます。

ハミルトンはラッセルを脅威に感じているのではないかと思います。
それで今回の結果がおもしろくないんじゃないかなと。
まぁハミルトンが好きではない私のこういう考えも歪んでいるかもですが。

何はともあれ長い夜でした。
21時20分から見始めて結局寝たのは1時半すぎ。
翌日は案の定寝坊して5時半に起きました。
4時間睡眠での仕事はキツかったです。

ちなみに緊急事態宣言中なのでF1会は集まりませんでした。
会社からも仕事上の会食は禁止、プライベートも自粛するよう言われているので。
宣言が解除されるまでF1会はしばらくできませんね。
早くみんなで集まりたいです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする