AM11:30、フリー走行3回目が始まりました。
この席(D5席)はS字コーナー付近にあり、マシンが左右に走行するためいろいろな角度のマシンを観られるのが良いところ。
正面も観られます。
ヘルメットのバイザーに色付きのフィルムを貼っているのでドライバーの表情までは見えませんが。
他のドライバーもたくさん撮りましたが、フリー走行2回目で全員紹介済みなのでもういいですね。
角田オンリーにします。
上3枚の写真は遠目に撮ったものを拡大しました。
遠いとフレームに入りやすいものの小さいです。
拡大するとどうしても荒くなりますね。
この横向きの写真も少し拡大していますが、観客席に最も近づいた時に撮ったので割とキレイです。
ただ直線になるのでマシンのスピードが速くてフレームに収めるのが難しかったです。
見切れていたり何も写っていなかったりの写真がたくさんありました。
フリー走行3回目の結果は、ノリスがトップでピアストリが続き、やっぱりマクラーレン勢が速いです。
角田は9位で、5位のフェルスタッペンとは0.288秒差といい感じです。
午後の予選に期待が高まります。
予選まで2時間半あります。
朝買っておいたおにぎりを食べてから場内をブラブラしました。
私たちの席(D5席)はグランドスタンドとはサーキットを挟んで反対側にあります。
逆バンクオアシスという食べ物屋さんが集まった広場があり、大きなテントにテーブルと椅子もあるのでそこで食べることもできます。
レッドブルVIPラウンジ。
ここは特別に招待された人しか入れないようです。
スーパーフォーミュラの野尻智紀選手を見かけました。
コースではフェラーリのレースが行われていて、この場所はフェンスを挟んですぐ横をマシンが走行するので迫力があります。
PM3:00、予選開始です。
予選は状況を把握するのに必死で写真があまりありません。
Q1は全20台が18分間の中で各自好きなタイミングでタイムアタックし、上位15位までがQ2に進めます。
16位~20位はこの順位が明日決勝のスターティンググリッドとなります。
Q1ではピアストリが1位のタイムを出しました。
角田は7位で、6位のフェルスタッペンとはわずか0.024秒差。
楽々とQ2へ進みました。
Q2は15分間。
15台中上位10台がQ3に進めます。
角田は1回目のアタックは中古タイヤで14番手止まり。
新品タイヤでラストアタックにかけます。
私たちの席(D5席)はターン4のあたりになり、それ以前のターンが遠目ながらも全て見えます。
見えてしまいました…
ターン2で角田のマシンのリアがわずかに振れたのが。
「ミスった…」と思わず声が出てしまいました。
ターン2でバランスを崩すとその直後に左右にターンが連続するS字で立て直すのはとても難しいです。
サーキットは3つのセクターに分かれています。
セクター1はミスしたのでタイムは悪かったけど、なんとかその先のセクター2、セクター3で挽回して、と手をギュッと握り祈りました。
しかし結果は15番手に終わりました。
Q3に進めませんでした。
会場は大きなため息に包まれました。
昨日からのフリー走行、今日の予選Q1と調子は良かったんです。
Q3進出は確実だと思っていました。
予選後のインタビューで角田は「タイヤをうまく温められなかった」と敗因を語りました。
アタックに向かうアウトラップ中に他車に抜かれ、詰まり気味のままアタックに入ったため十分にタイヤのウォームアップができなかったようです。
あと直接関係あるかはわかりませんが、この週末にサーキット脇で火事が複数回起きています。
昨日のフリー走行2回目では私たちが観戦していたシケインあたりで芝生が燃えました。
乾燥しきった芝生にマシンから飛び散る火花が燃え移ったと思われます。
鎮火するまでセッションは中断され、水をまいて応急処置がされました。
今日午前中のフリー走行3回目も同様の火事があり、そして大事な予選Q2でもまた火事が起きてしまったんです。
もちろん全ドライバー同じ条件なので角田のみに影響があったわけではありませんが、緊急昇格によりこの日本グランプリで初めてレッドブルのマシンに乗った角田にとっては少しでも長くマシンを走らせ慣れたいところ。
その時間を度重なる火事により削られてしまいました。
中断は精神的に焦りがなかったとは言えないかもしれません。
本人は火事による中断には言及していないのであくまで私の想像ですが。
角田がQ2で敗退したことにあまりにショックを受けて正直Q3はあまり良く覚えていません。
もうQ3は見ずに帰ってもいいとさえ思いました。
ところが番狂わせが待っていました。
フリー走行1回目から3回目、予選Q1とQ2と全てマクラーレン(ピアストリまたはノリス)がトップだったのに、Q3ではフェルスタッペンが1位になりました。
しかも鈴鹿サーキットのコースレコードを更新するタイムで。
これにはびっくり。
今シーズンはレッドブルのマシンの出来が良くないと言われていて、フェルスタッペンはこの日本グランプリでもフリー走行も予選も今一つぱっとしていなかったのに、見事ポールポジションを獲得しました。
2位はノリス、3位はピアストリとマクラーレン勢が続きました。
フェルスタッペンがトップタイムを出したことを考えれば、角田もあのわずかなミスがなければQ3に進んでもっと上のグリッドを獲得できていたはず。
悔やまれます。
鈴鹿サーキットは抜きにくいサーキットだと言われているので、明日の決勝も厳しい戦いになると思いますが、一つでも順位を上げられることを祈るばかりです。
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