nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

スコットランド 準備編 1

2019-08-27 | 2019年8月 スコットランド

スリランカの旅から約3ヵ月半。
また旅にでました。

今回の行き先はスコットランドです。



スコットランドはイギリス(正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」)を構成する、
イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの4つの国の1つです。

このあたりがよくわからないんですよねー。

イギリスは主権国家ですが、その中のスコットランドも主権国家ではないにしてもなにかと「国」扱いされますね。
法律・教育制度・裁判制度などは、その他3つの国とは異なるようです。
サッカーにはうといのですが、ワールドカップにイギリスとしてではなく、
イングランドとかスコットランドとして参加しているのもいつも不思議に思っていました。

2014年にはスコットランドでイギリスからの独立の是非を問う住民投票が行われました。
その時は僅差で否決されましたが、独立問題は今後も議論が続くでしょう。

通貨はイギリス統一通貨のポンド(£)で、この時のレートは£1=約130
紙幣のデザインもスコットランドとイギリスの他の国とは異なるとか。


と、まぁ私が知っているのはこれぐらいです。

いわゆる「イギリス」に行ったことがない私が、
なぜ今回メジャーなイングランドではなくスコットランドを選んだのか。

それはずばり、スコッチウィスキーです。

はい。私は大のビール党ですが、他のお酒も好きです。
ウィスキー・焼酎・日本酒・ワインなんでも飲みます。

ウィスキーはどれぐらい好きかというと、
電車とバスを4回も乗り継いで片道4時間かけて日帰りで
サントリー白州の蒸留所へ行き、製造工程を見学してくるほどです。

日本のウィスキーも好きですが、スコッチウィスキーもこれまた好きです。
何銘柄か常備してあり、週末の夜にはチビチビと飲み比べを楽しんでいます。

飲み方は普通のウィスキーはハイボールでも飲みますが、
美味しいウィスキーは基本ストレートで飲みます。
ロックは途中から薄くなってしまうのがイヤで。笑

というわけで
「本場スコットランドでスコッチウィスキーを味わう旅
に決めました。



「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」村上春樹
魅かれるタイトルですね。
旅行前に読んで気分を高めました。

女ひとり旅なので海外では夜はあまり出歩かない私ですが、
今回はパブ巡りが目的なので当然夜も出かけます。
(まぁどうせ昼間から飲むんですけど)
そのため日が長く遅くまで明るい夏の方がいいかなという理由で、
8月のお盆休みに行くことにしました。

無料特典航空券のヨーロッパ往復分のマイレージが貯まっていて、
期限が迫っているのでそれを使います。
でも特典航空券で利用できる座席数は少なく、特に大型連休はすごい争奪戦です。

往路しか取れませんでした。
復路は普通に購入するしかありません。

航空券て片道だと高いんですよね。
片道120,000円。

さらに税金や燃油サーチャージなどの諸経費がプラス30,740円。
予約手数料が5,400円。

合計156,140円になってしまいました。
高っ。
特典航空券を使った意味あるのかな…

他の航空会社なら往復10万円ぐらいで行けるみたいですが、
JALにこだわるのでいつも高くなってしまいます。

今回はウィスキーが目的なので、最初は蒸留所が集まっているスペイサイドとアイラ島へ行きたいと思いました。
でも、どちらも結構離れていて9日間だとその2ヵ所のみになってしまいます。
いくらウィスキーが好きでも蒸留所だけっていうのも…
街歩きとか観光もしたいですね。

首都のエディンバラは街並みがステキらしいので行きたいです。
エディンバラ以外はどこへ行きましょう。

なかなか決められないまま、英会話の先生にスコットランドの話をすると、
ちなみに先生はアメリカ人ですが祖先はスコットランドにルーツを持つそうです。
私以上にスコッチウィスキー好きで、もはやマニアの域。
話し出したら止まりません。

そして昨年(2018年)の夏にスコットランドへ行ったばかりです。
「8月のエディンバラは世界的なフェスティバルがあるから混むよ」と教えてくれました。
あと「蒸留所ではその銘柄しか飲めない。
パブへ行けばスコットランド中のウィスキーが飲めるんだから蒸留所にこだわることはない。」
とも言われました。
確かにね。
製造工程を見るのもおもしろいですが、
私はどちらかというと飲むのが好きなのでね。

へ~エディンバラでフェスティバル。
観てみたいなぁなんてのんきに思いながら、エディンバラの宿探しを始めました。

すると、、、
イギリスの物価が高いことは知っていましたが、
8月のエディンバラの宿の高いこと高いこと!

1泊3~4万円なんてざら。
しかも予約したら返金不可というところが多いです。
それらがみるみるうちに満室になっていくんです。
いろいろ検索していると確かに8月のエディンバラはフェスティバルが終わると
もう翌年の宿を確保する人が多いので早く予約した方がいいとのこと。

予約サイトにないような小さなB&Bに直接メールで問い合わせても
通常料金の倍の料金を言われ、
「もっと安い部屋はありませんか?」と尋ねると、
「何言ってるの?世界的なフェスティバルなのよ。当たり前の料金よ。」的な言い方をされました。

1泊3万円はさすがに無理です。
郊外になればもちろん下がりますが、パブ巡りが目的なのでなるべく中心部に近いところに泊まりたいんですよね。

探して探して探しまくってやっと1泊£100(約13,000円)の宿を見つけました。
朝食はなく素泊まりでこの料金です。
立地もバッチリではないけどなんとか徒歩圏内なのでここに決定。

数日後、£150(約19,500円)がクレジットカードから引き落とされていました。
あれ~、キャンセル料無料と書いてあった気がしたのですが、
よく読むと、宿泊費の半額は返ってこないようです。
ありゃ~、まぁ行くのは確定なのでいいですけど。
他にもっと安くていい宿が見つかると悔しいのでもう検索しないようにしよう…

フェスティバル以外でスコットランドといえばやっぱり大自然ですね。

ハイランド地方がとくにいいとか。
ハイランド地方はどこもすばらしいらしく、どこに行こうか迷いました。
スカイ島という島をブログで皆さん絶賛おすすめしています。
先生には「自然だけで何もない島だよ。」と言われましたが
その自然が目的なので、結局スカイ島に行くことにしました。

エディンバラ3泊→インヴァネス1泊→スカイ島2泊→グラスゴー1泊と半時計回りに周遊する7泊9日にしました。

グラスゴーは別に興味はなかったのですが、
日本への帰国便がロンドン発であまり遠く離れたところにいると、
列車の遅延などが恐いので、フライトの前の日はグラスゴーあたりにいた方がいいと思って。

ヒースロー→エディンバラとグラスゴー→ヒースローの航空券は、
ブリティッシュエアウェイズのHPから直接予約しました。

ヒースロー→エディンバラ £151.3(約19,700円)
グラスゴー→ヒースロー £101.63(約13,200円)

ロンドンからエディンバラとグラスゴーの距離はあまり変わらないのですが
運賃はエディンバラの方が高いです。
やっぱりフェスティバルの影響でしょうか。

エディンバラの宿泊料金の平均を見てしまったので、
その後は何を見ても「あ~こんなものね」とすっかり金銭感覚がマヒしてしまいました。
食事も高そうだし、今回はお金のかかる旅になりそうです。
だからマイレージの無料特典航空券を往復使いたかったんですけどね…

コメント
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