nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

F1日本グランプリ 14

2022-11-10 | 国内旅行 2022年10月 三重



F1日本グランプリ観戦2泊3日の総額は、約12万円でした。

チケット代 72,900円
手数料 880円
交通費 17,000円
ホテル代(2泊) 10,100円
食費 17,000円
土産その他 2,600円

チケット代高いでしょう。
F1のチケットはピンキリです。
一番安い自由席は9,000円からあります。

私は最初は3~4万円のC席あたりがいいかなと思っていました。
C席はレッドブル・アルファタウリ応援席となっていてグッズ(タオル・旗)ももらえるし。
しかしB氏とC氏がV2席がいいと言って多数決でV2席となりました。
(D氏はその時いなかったのでD氏の意見はなし)

料金が高いだけあって席は良かったですね。
ホームストレートやピットガレージの目の前。
ピット作業やドライバーが歩いているのも見られるのがいいです。

レッドブルのピットの前を希望していましたがそこは取れませんでした。
アストンマーティンの目の前でアルファタウリが隣りだったので、ベッテルや角田裕毅が近くで見られました。
予選後のインタビューや前夜祭が目の前だったし、表彰台も見られたので結果オーライです。

今回は3日間のうち2日間が雨だったので屋根がある席だったのは本当に良かったです。
D氏は「屋根がない席だったら途中でリタイアしていた」と言っていました。
それぐらい今回の天候は厳しかったです。

私は初の鈴鹿サーキットでしたが、事前にいろいろ調べていると「とにかく歩く」「アウトドアの服装で」「トレッキングと思え」などの言葉を多く目にしました。
シンガポールグランプリを見に行ったときはそこまで構えていなかったのでどういうことだろうと少し不思議に思っていましたが、行ってみて納得。

感想をひと言で言うと「過酷」。
楽しかったんですよ、すごく。
でもそれ以上に過酷でした。

疲れた。
寒かった。
それが一番強い印象です。



たまたま今年は天候が悪かったのも大きな原因だと思います。
例年10月初旬はまだまだ暑いです。
今年も日本グランプリの前後は暑くて夏日だったりしたのですが、なぜか日本グランプリの3日間だけ10℃ぐらい気温が低かったです。

事前情報では昼間は半袖、朝晩は羽織るもの一枚あると良いと聞いていましたが、そんなもんじゃダメでした。
長袖Tシャツと半袖Tシャツの重ね着で、寒い時用にユニクロのポケッタブルパーカーを予定していましたが、直前になって厚手のパーカーを持って行くことにしました。
邪魔になるかななんて思っていましたが結局ずっとパーカーを着ていてそれでも寒いぐらいでしたからね。

ボトムスは長ズボンだけでいいと思って対策していかなかったので下半身が冷えて辛かったです。
タイツを持って行けば良かったと深く後悔しました。

過酷だと感じた原因のもうひとつはホテルです。
ホテルの予約は完全に出遅れました。
3ヵ月ぐらい前に予約すればいいかと思っていたら甘かった。
鈴鹿市内はレース関係者が押さえているので無理だとは思っていましたが、三重県内は全滅でした。

それで名古屋にしたんですが、安さを求めて名古屋駅前ではなく地下鉄で3駅ほど離れたホテルにしました。
この少しの移動も疲れている時は響くんですよ。

名古屋から白子への移動の電車。
特急と急行が10分ぐらいしか変わらないからと特急を取らなかったのが失敗。
初日の行きこそ座れたもののあとはずっと立ちっぱなし。
これがキツかった。

そして白子からサーキットへのシャトルバス。
バス待ちは覚悟をしていましたが、まさか観光バスと路線バスが混在していて路線バスに当たりここでも立ちっぱなしだとは思いませんでした。

名古屋のホテルから歩いて地下鉄駅へ。
地下鉄で名古屋駅へ。
名古屋から近鉄で白子駅へ。
シャトルバス待ちの長蛇の列に並ぶ。
シャトルバスでサーキットへ。
バス降車場からサーキットまで歩く。
サーキットの中も歩いてようやく席に着く。

日によって違いますが、おおよそ片道2時間半。
ずっと立ったまま。
それを3日間ですから。
この立っての移動が体力を奪いましたね。

来年は少しでも近いホテルを取ろうと思います。
もうチェックはしているんですが、早くも満室だと断られたホテルもあります。
しかし多くのホテルは6ヵ月前から予約受付開始らしいのでまだ勝負はこれからです。

希望は津市か四日市市。
もしくは少し離れて松阪市か桑名市。
実は松阪市のホテルは押さえてあります。
でも狙いは津市か四日市市なのであくまでも保険。

名古屋でも別にいいんですが、名古屋なら名古屋駅から徒歩5分以内が条件ですね。
あと特急を事前に予約必須。
今回の反省点をもとに来年は少しでもラクに行きたいです。



鈴鹿サーキットの様子ですが、来場者数は
10/7(金) 38,000人
10/8(土) 68,000人
10/9(日) 94,000人
だったそうです。

金曜日は確かに席は結構空いていました。
でもお土産やグッズのショップや食べ物屋さんは混雑していました。
土日はグッズも売り切れてしまうことがあるので、買い物は金曜日に済ませた方がいいです。

金日が雨だったこともあり、基本的にグランドスタンド付近で過ごしました。
トイレはグランドスタンド下は洋式でキレイでペーパータオルもありました。
友人はC席だったのですがC席のトイレは和式だったそうです。
外国人も訪れるんだから和式はちょっとねぇ。
改善してほしいと思います。

トイレの話で言えば、どうしても女子トイレの方が混みますよね。
一人一人の時間がかかるので。
観戦中はそれぞれ勝手にトイレへ行くので別にいいのですが、移動が2時間半と長かったので途中の白子駅でトイレへ行くようにしていました。
そこも結構な行列で。
私たちは男3人と女1人だったので必ず私のトイレ待ちの時間がありちょっと申し訳なかったです。

モータースポーツファンは男性が圧倒的に多いかと思っていましたが、意外と女性も多かったです。
カップルやファミリーで来ている人が多かったけど、女性グループとか女性一人で来ている人もいましたよ。
車が好きな人ももちろんいると思いますがどちらかというとドライバーが好きなのかもしれませんね。
結構イケメンのドライバーが多いので。
推しメンならぬ推しドラというのがいるらしくて、アイドルのライブ並みに衣装や応援グッズを持っている人もいました。

衣装で言えば、チームやドライバーのTシャツは定番で多くの人が着ていました。
ホンダの地元ということでやっぱりレッドブルとアルファタウリが多かったです。
でも他のチームのウエアを着ている人もたくさんいましたよ。

なんか日本て独特らしくて。
例えばオランダグランプリはフェルスタッペンの母国なのでオランダカラーのオレンジ一色。
イタリアグランプリはフェラーリの地元なので真っ赤、というように特定のドライバーやチームの応援に偏っています。
日本はいろいろなドライバーやチームを応援するんです。
レッドブルとアルファタウリが多いものの全部のチームのファンがまんべんなくいた印象です。

衣装も凝っていて、レッドブル柄の着物やアストンマーティンカラーの着物を着ている人もいれば、F1マシンの模型を乗せたヘルメットをかぶっている人もいたり、全身レーシングスーツとヘルメットでドライバーの影武者のような人もいました。
日本てコスプレの文化ありますよね。

あと何と言っても応援です。
例えばレッドブルのウエアを着ている人がハミルトンが走行する時に拍手するんです。
逆もあり。
これは他の国では考えられないことなんです。

イタリアグランプリでフェルスタッペンが優勝するとインタビューや表彰式では大ブーイングが起きました。
オーストリアグランプリではハミルトンファンがフェルスタッペンファンと思われる観客から嫌がらせを受けました。
その他の国でもいろいろあります。
こういうことが日本ではないんです。
解説の佐藤琢磨さんも「日本ではブーイングがない。それは素晴らしいことだ」と言っていました。

こういうのがドライバーやチームスタッフが日本が好きだと言ってくれる理由なんでしょうね。
私もレッドブルとアルファタウリを特に応援していたけど、他のチームのドライバーにも拍手と声援を送りましたよ。
みんな命がけで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれますからね。
真剣勝負は相手にもリスペクトです。

そうそう。
国際映像に映りましたね。
これが一番の思い出かも。
→「F1日本グランプリ 3

家に帰ってから録画してあったフジテレビNEXTを見ましたがしっかり映っていました。
翌週のフジテレビNEXT F1 GPニュースという総集編のような番組にも映っていました。
永久保存版にします。

普段テレビで見ている世界的なレースを生で見られるのはやっぱりいいですね。
3年前にシンガポールまで見に行ったけど、あの時はまだF1のことをよく理解していなかったので海外に行けた印象の方が強かったです。
今回は少しはF1のこともわかってきたし、より面白かったです。

すごく疲れたけどすごく楽しかった。
過酷だったけどそれ以上の感動や興奮がありました。
また来年も行きたいと思います。






コメント
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