回転寿司の真相シリーズ33皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND2 死魚・病気魚・奇形魚も堂々とネタに
奇形魚も業者が冷凍パックにして納めれば回転寿司店では分からない
特殊な水産加工業者は、死魚・病気魚・奇形魚はもちろんのこと、まともな魚でも水揚げ時に踏ん付けられて頭が潰れたり、腸が飛び出した魚さえ売物にしてしまいます。予め寿司ネタサイズの冷凍パック加工して納めれば、回転寿司店では分からないのです。
皆様は、板前がレーンの内側で魚を捌いているイメージがあると思います。そもそも、回転寿司店ではコスト削減のため、極力、調理や魚は捌きません。丸ごと一匹の魚を仕入れるのではなく、水産加工業者から数々の冷凍パックのネタを買うのです。それを解凍して、シャリに乗せるだけです。そのため、寿司の技術を持たないアルバイトでも成り立ちます。こうした冷凍パックばかりを仕入れるため、如何わしい魚かどうか外見(パック)からは窺い知ることはできないのです。
考えてみれば、中身が偽装魚(外国の別種魚や深海魚)であっても、業者が鮃(ひらめ)・細魚(さより)などの本物魚のラベルを貼った冷凍のネタサイズで入荷するので、経験が浅い板前は真贋が分からないのです。経営者は知っているでしょうが、コストのため目をつぶります。回転寿司店はどちらにせよ売れればいいことで、結局、お客様がニセモノ魚・如何わしい魚を食べさせられるだけです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。