右田遺跡発掘調査 14.02.01(土)
右田ヶ岳下山後、見学承認をもらったというグループに便乗し説明を受けながら見学しました。
説明者は防府市教育委員会職員の方でした。
右田小校舎の建替えに伴いH25.9から発掘調査が行われている。
○期間:H25(2013).9~H26(2014).2
○広さ:約1,400㎡ ○時代:弥生時代後期~鎌倉、室町時代
○遺構、遺物:竪穴式住居、土器、陶磁器、石器、鉄器、勾玉、ガラス、古銭など
・建物跡
・手前溝は川
・大きい円は井戸(弥生時代?)
・左シートの所では人骨一部があった(専門家調査によると土葬後に掘出し火葬にしたのではないか)
・井戸跡
・説明をしていただいた防府市教育委員会の職員
・石組の井戸(鎌倉、室町時代)
・炉の跡(炭が残っている)
*駐車場隣の2車線道路下にも遺跡が100以上発見された。
竪穴式住居は12棟以上で最大直径8mのものがあった(弥生時代後期から古墳時代前期)
普通、土器は破片で発見されることが多いのだが、そのままの形で発見されたものも多かった。
*調査から弥生時代後期の県内有数の大規模拠点集落であり、当地はその中心部であったと確認される。
また鎌倉、室町時代の建物跡により、推定として有力氏族(右田氏)との関連性であろう建造物群なども広がっている。
現在建っている住宅地、田んぼ周辺の下にも遺跡があるハズ。
*当時の生活などを思考するに貴重な資料となった。 出土した土器などはいずれ資料館に展示する予定。
・便乗させていただいたグループは大阪から右田ヶ岳登山に来られた山旅人。
・月曜日(2/3)からは埋め直し工事が始まるとのことで貴重な見学をさせてもらいました。
関係者に感謝です。
最新の画像[もっと見る]
-
ブログ編集について 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
-
三ツヶ峰~佐波川源流を訪ねる 4年前
右田遺跡 想像以上でした。
いい物を見せていただきました。
こちらこそお世話になります。
防府市職員の方から説明を聞きながらでしたので
興味津々という気持ちなったのも事実です。
これからもよろしくお願いします。