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2020-01-19 | 徒然帳

山口県山岳・スポーツクライミング連盟 創立70周年記念 (宇部市文化会館)20.01.18(日)

県連盟創立70周年記念事業の一つとして記念講演会が開催され、山友と聴講しました。
講演者はトレイルランニング:望月 奨悟、山岳:花谷 泰広、クライミング:平山 ユージの3氏による講演、トークセッションがありました。
各氏、動画や写真等を織り交ぜて1時間のお話。その後3氏によるトークセッション。
また別室には登山装具品、写真、本などが展示されていて歴史を感じました。

各氏の講演内容はうろ覚えですが以下に要約してみました。
望月氏:静岡市消防局勤務。トランスジャパンアルプスレースで4連覇。花谷氏との出会いの中で補給せずに全部背負ってみたらどうか、登山で長期の
場合は補給出来ない、全部持って行くよ。との提案に今まで考えたこともなく、それが山の原点なのだと新鮮さを感じ挑戦することにした。
2018年に無補給で完走。
トレランでは職場、地域、友人など多くの人々に支えられて参加や完走が出来ることに感謝の念で一杯である。
好きなことをするのは楽しいし、好きなことだから故に一生懸命になれる。
※「感謝の気持ちを忘れない」、先人のおかげで歩く道があり、休養できる山小屋があり開拓されたこと感謝している。
 沢山の応援をもらった。人とのつながりに感謝。

花谷氏:甲斐駒ヶ岳で山小屋を運営。2012年にピオレドール賞を受賞。
若い頃、生活のために富士山の強力をしていた。ある時山野井氏が富士山の強力を止め、チャンス到来で声がかかり冬は強力、夏はガイドで年間50回位。
登山の継承と発展を考えた時、伝える機会が減ってきた。世代間に開きがあり継承アクションをしている。
伝える手段として若者をヒマラヤに連れて行こうとプロジェクトを立ち上げた。(海外登山をしたい若手の養成にとヒマラヤキャンプを開始)。
※自分の立ち位置は年配者と若者の中間にあり間を取り持つ。先人の方達には若い人に昔の山の話をして欲しい。
 成し遂げたいことをするためには先ず健康でなければならない。健康であればビジョンが見えてくる、ピュアな気持ちが大事。

平山氏:クライミングジム、ベースキャンプを運営。1998年、2000年にワールドカップで総合優勝(アジアで、日本人で初)
    日本山岳・スポーツクライミング協会副会長
第2の人生を検討していた頃、2010年にクライミングジム、ベースキャンプを起業。外国人に人気がある「Sawanobori」で称名滝を紹介した。
2015年オリンピック関係者が来日時、スポーツクライミングのプレゼンターをした。今週一位で入山し、時代背景を思い、そして今を理解する。
使命、役割を考えた時に後輩のために世界と日本の交流、運営でビッグイベントの要としたい。
体調不良から回復後、見え方が変わった。原点に戻り昔の見え方、今の見え方がある、進化しているかなと感じる。
※先人から受け継いだ登山、文化を継承して行く、皆さんと一緒にやって行きたい。健康でビジョンを持って長生きして欲しい。
・2004年、セミナーパークでクライミング講習会開催以来、山口訪問は毎年(?)
・2009年、山口県ふるさと大使就任

(写真:甲斐駒ヶ岳)






・登山装具、山岳写真などの展示




 


・登はん用具




・コンロなど

・ピッケル

*登山の装備、道具を見ると改めて歴史を感じました。


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