Playball Party

ごく稀に更新します

東都大学野球春リーグ戦 5/25

2011年05月25日 22時24分22秒 | '10-15大学野球

優勝おめでとう

 

 

なんか締らない優勝になってしまいました。

家を出るときに速報を見たら優勝決定していたので、いくのは止そうかとも思いましたが

とりあえず胴上げだけでも…と。でも甘かったですね。虫歯になるほど甘かった。

気が抜けちゃったのか見るべきもののない試合で、当然ながら胴上げもなし。消化試合になったから仕方ない。良い風に言えばそれだけ大変なシーズンだったと。

でも優勝は優勝。07春からに限ると9季で7度の優勝というから強いですね。全日本ではマークがきつくなると思いますがぜひ日本一を!!

 

東洋大、2季ぶり優勝=青学大の黒星で決定−東都大学野球(時事ドットコム)

東洋大、地力際立つ=効いた開幕6連勝−東都大学野球(時事ドットコム)

 

全日本のヤグラはこちら↓

http://www.jubf.net/alljapan/alljapan2011_tournament.html


東都大学野球春リーグ戦 5/24

2011年05月24日 17時21分24秒 | '10-15大学野球

國學院−東洋1回戦

いよいよ梅雨間近と思われる関東地方。この時期に大詰めになる大学野球は、いつも天気予報とにらめっこだ。

今日も朝から雨だったが、1時間30分もおくらせてなんとか試合開始できた。関係者の皆さんのご努力に感謝せねば。予定通りの10時開始なら見れなかったが、おかげで今日は運良く見に行くことができた。

ただ、雨は降り続いている。せめて野球くらいはスカっと爽やかにいきたい。

打線が当たってないから藤岡にかかる負担は相当。なんとか援護が入るまで0で行ってくれたら。

今日は打線を組み替え、3番に鈴木大、4番にはMr.ツーベース戸田を上げた。

 

3回表國學院の攻撃

二死無走者から谷内がレフト前

庄司もレフト前で一二塁

4番山崎への4球目にワイルドピッチで二三塁に進塁

山崎は結局四球で満塁

ここで5番村上 完全に打ち取った当たりだったがレフト前にポテンヒットとなって2者生還

国学院が2点先制。重い重い2点になるのか…

 

4回ウラ東洋の攻撃

鈴木四球、戸田がセンター前、藤本四球の無死満塁のチャンス

緒方は右中間へ大きい当たり

これが犠牲フライにしかならず。

風は強く向かい風だった。点が取れない時はこういうことがある。

後続も続かず1点どまり

 

立ちはだかる鷲尾。1球ごとの魂の入った叫び声に、東洋の打線は気合い負けしていた。

 

しかしやっとチャンスをつかんだのが7回

一死後

鮫島ヒット(代走森椋)小田もライト前ヒット。森は三塁へ一死一三塁。

つづく代打坂本が一塁への強いゴロ。

一塁手は止めるのが精一杯で打者走者のみアウト。この間に森がスタートを切っていたため同点に。

さらに3番鈴木大が一塁線を破る

小田が勝ち越しのホームへ

やった逆転!

 

MSN産経ニュースより

東洋大の鈴木大、責任感がもたらした決勝打

「野手は責任を感じてこの4日間やってきた。体がうまく反応してくれた」。七回2死2塁から勝ち越しの適時二塁打。東洋大の鈴木大主将は胸を張った。

 勝ち点を挙げれば優勝が決まった第7週(18、19日)の青学大戦で2試合連続零封負け。その反省から連日、キャンプのような猛練習をしたという。その成果をみせ、低めの変化球を巧みに一塁線に運んだ。

 

 

8回表国学院の攻撃

谷内がライト前ヒット

ここで小柴に代えてレフトに山口を起用。これが当たる。

3番庄司にはバント。一死二塁。山崎が三振で二死

5番村上がレフト前にヒット

やや暴走気味だったとは言え、レフトの山口が落ち着いてストライク返球でタッチアウト!

 

どや!

 

そのまま9回も0で抑えて試合終了。ナイスゲーム

よく打ち、よく守り、よく投げた好ゲーム

5回鮫島、7回鈴木の気迫のファインプレー。坂本の同点打

序盤はどうなることかと思ったが苦しんだ分強い

あと何と言っても気合いの入った監督。いつも気合いの入ってる監督さんですが今日はとくに凄かったような。

しかも采配がズバズバと当たりましたね。さすが勝負師ですね。

 

それにしても…(とこれは書くべきかどうか悩んだが)

先週の青学戦で連敗してから、どうも外野がバントバント煩いですね。

私は、監督の権限なので強攻いいじゃないか、と思ってるわけですが、世間ではどうもバント戦法のほうが受け入れられているようです。最近の野球ではバントの有効性が疑問持たれているのに、学生野球ではまだ古い考えが蔓延っているような気がしてならないです。

そこで、野球部の公式ページに過去2年分スコアが載っていたのでみてみました。そして

イニングの頭に何らかの形で塁に出た時、バントで送って攻撃したときと強攻したときに点の入り方に違いがあるのか(ざっくり言うと「バントしたら点が入りやすいのか」ということ)を計算しました。

まず09年春、優勝したシーズン。

5カードで先頭打者が出塁したのは36回あり、強攻28度、バント8度でした。(以外とバント多いですね)

強攻したイニングで16点、バントしたイニングは9点。1イニングに直す(割り算)と

強攻は0.571点、バントは1.125。このシーズンではあきらかにバントしたほうが点が取れていますね。

※先頭打者本塁打の場合は2番目の打者を先頭打者と考え、本塁打の点も加えない。

※バントしたのにヒットになったという場合もあるかもしれませんがスコアから読み取れないので強攻としました。

※その他いろんなパターンがあるのでその場で判断し、できないときは計上してません。

※さらにホームページのスコアが間違ってるようなアヤしい箇所もあったりするので計算に責任はとれません

※計算間違ってたらゴメンなさい

 

以下同じように計算しました。するとちょっと違った結果が。。

09年秋(5位)

強攻…18度…9点(0.5)

バント…8度…5点(0.625)

 

10年春(優勝)

強攻…26度…29点(1.115)

バント…9度…7点(0.778)

 

10年秋(2位)

強攻…26度…12点(0.462)

バント…12度…4点(0.333)

大学選手権は去年のだけ掲載されていたのでそれも計算すると

強攻…11度…14点(1.273)

バント…3度…1点(0.333)

以上、ホームページから分かる範囲ですが、

149回遭遇した先頭打者出塁で、強攻した場合は109回あり、そのイニングでは80点取っている(0.734点/回)。逆に、バントで送ったイニングは40回あり26点を取っている(0.65点/回)。強攻した方が点が取れてますね。

あくまで少ないサンプルでの平均なので、これを持って強攻策の方が良い作戦という言い方は危険かも知れないが、少なくとも「バントしたほうが点が入る」とは言えないのではないか。さらにいえば、打てる時は強攻で打てそうもない時はバントでコツコツすれば良い、、という相関関係もない。あるのは、強い時は送ろうが強攻しようが点が入る(弱い時は、送っても強攻しても何をやっても点は入らない)という、ごくごく当たり前の事でしかない。実はこのことは、このチームに限った話でなく、プロ野球やメジャーなどでも同じ傾向があり、近年ではバントの有効性に対して疑問が投げかけられている。セオリーだからと言って無条件に受け入れるのは良い事ではない。

采配を云々するのは確かに野球の楽しみのひとつであることは間違いないが、度が過ぎるのはよくない。監督が「野球はかくあるべし」という強い思いがあり、それを理解した学生が入部し、普段の練習もそれにそったものであるのならば、我々としてはその思いを否定するべきではない。

 

「バントは考えない」素晴しいじゃないですか。しかも勝ったときではなく負けたとき、強攻が裏目になった試合のあとでこういうコメントが出るのがこの監督の素晴しいところだと思う。我々ファンとしては全面的に応援したい。たぶん、自分の母校じゃなかったとしても、私はこのチームこの監督を応援してたと思う。

青学が負けてマジック1! 明日で決めちゃえ!

東洋3-2國學院

 

 

◉日本経済新聞電子版にバントのことでコラムがあり、参考にさせていただきました。

メジャーはなぜバントをしないのか(1)

試合終盤ならバントすべきか(2)

日本の野球でも「バントは損」か(3)

日本にもいた「バントの嫌いな監督(4)

日本でも「脱バント」が浸透するか(5)

http://www.nikkei.com/(日本経済新聞電子版トップページ)

 

 


東都大学野球春リーグ戦 5/18

2011年05月18日 19時58分25秒 | '10-15大学野球

このカードで勝ち点を奪えば優勝、という場面でしたが今日は残念ながら零敗

藤岡は7回二死からレフトスタンドに運ばれた。

ちょっと制球がばらついて苦しんだが、そのなかで本塁打だけの1失点はさすが。これは投手の責任ではない。打線がもっと打ってやらないと。中央戦あたりから下降気味なのが気になるところ。

ただ、あの場面(2回無死一二塁)はバントなしでゲッツーでしたが、あれはあれで正解でしょう。この野球でこれまで勝って来てるわけで、そこはやはりトレードオフ。それに、バントで送ったら点が入りやすくなるという単純なモノでもあるまい。

 

下級生の出場機会が無くなってきてたので、全勝なんて無意味なものは止まってくれて良かった。

仕切り直して、明日明後日逆襲といきましょう。

青学1-0東洋


東都大学野球春リーグ戦 5/6

2011年05月06日 20時59分54秒 | '10-15大学野球

中央—東洋2回戦

 

変則日程により、中一日あいて2回戦が行われた

中央はようやく琉球トルネードを出して来た。

彼が見たかったんだよねぇ。

ただ、過去記事振り返ったら、2年前見てるんだな。全然記憶になかった。。

去年のフィーバーの前だったので記事もさらっと流してるし。

 

まだ勝ててないとはいえ、なかなか援護ない中しっかり試合を作っています。さすが甲子園の優勝投手というべきでしょうか。今日はとくに真っ直ぐでズバっと見逃しの三振をとるシーンが目につきました。これから4年間、たくましく成長してリーグを盛り上げてほしいですね。

 

試合が動いたのは4回

中央は井上のヒットとバントで一死二塁

杉沼は一塁ライナーで二死になったあと

7番飯田がライト線に三塁打で中央1点先制。そのあとは藤岡が踏ん張り追加点を許さず。

 

中央はさらに6回にもチャンス島田ライト前ヒット、杉沼が送って一死二塁

飯田がライト前ヒットで一三塁

関口のときに2球目をスクイズ。これを外して

 

さらに三振でこの回無得点。ナイス!

藤岡は今日は不安だね。中央はバントやスクイズが多いけど、もっとどんどん打って来られるとヤバかったかもしれない。

 

6回裏一死

森椋太が左中間に放り込んだ

これで1-1同点

再三好守で動きの良さを見せている。

一昨日の試合で二三塁間でスっ転んだのには笑ったが、それも含めて魅力が詰まったいい選手だと思う。しかも元気があっていいですね。

 

藤岡はなんとかしのいでいた

一昨日130球投げてるから、今日は疲れが残ってるのかピンチの連続で、監督がマウンドで励ますシーンが何度かありました。しかしホームまで帰さないのはさすが。

 

8回と10回には右に左に好守を見せた小田。

これがウラの攻撃に繋がった。

 

 

10回ウラ中央のマウンドには鍵谷が上る

一死から森椋太がライト線に大きな当たり

後ろにそらしたので一気に三塁を狙う

タイミング的には微妙だったがセーフに

そして1番に戻って小田

キッチリとらえてレフト前に

サヨナラ

小田は以前ボテボテ内野安打のサヨナラ打があるので、2本目のサヨナラ打ということになりますね。

持ってるね

 

今日はチケット安かった。

一昨日の試合は低調だったが、今日は良い試合だった。やはり投手がしっかり投げると締まる。

 

これで無傷の6連勝。てっぺん見えてきましたか?いや~まだまだ(笑)

 

東洋2x—1中央


東都大学野球春リーグ戦 5/4

2011年05月04日 22時16分29秒 | '10-15大学野球

GWまっただ中ですがいかがお過ごしでしょうか。

今日はいいお天気でした。朝からお客さんも多くてよかったですね。9時試合開始に間に合うように行ったつもりでしたが、島袋君目当てでしょうか券売所には300人ほどの大行列ができてたので試合に間に合わなかったですね。東都で(自分は)初めて見る光景でした。場内に入ってみるとそれほど満員って感じじゃなかったですが。

 

 

入ったらすでに中大が1点先取していた。

朝が早いので、立ち上がりからしばらく藤岡は体がキレてなかったような感じでしたね。

ただし回を追うごとに通常営業でした。7回は3球三振が2人続き、3人目も2ストライク、、

9球チェンジなるか?の3球目。これがボールになって残念。しかし次の球で三振を取って3者三振。

 

中大は入江が先発。打線は少し手こずっていた。

いやな空気が流れ始めた頃、4回に山口がレフトにホームラン

 

この同点弾は大きかった。

さらに5回には3四球で満塁になったあとスタメン3番に起用された藤本がライトにタイムリー

森も良く走って3-1と勝ち越し。藤岡ということ考えればもう充分だろうか

 

 

島袋が投球練習でブルペンに表れて客が試合そっちのけで集まる

 

 

8回と、

 

9回にバッテリーエラーで1点づつ加点

 

まずい守備も何度かあって、試合内容自体はイマイチでしたね。

お客さん多かったからもっと熱戦であってほしかった。

 

 

とりあえず先勝!

エースがしっかりしてると大きい。安心して観戦出来る。

震災の影響で、2回戦は1日あいて6日に行われる。

先発は藤岡だろうか。連戦となる全国大会のことを考えると内山でもいいかなという気もするが、負けると後で日程が詰まってしまうことと、今日これだけの投球見せられるとさすがに藤岡濃厚でしょう。

ここで勝てれば優勝にグっと近づく。頼んだよ、藤岡。

 

東洋5-2中央