あの頃(スター)24

2020-08-06 07:15:23 | 日記
憧れのスターさんと並んで歩く。

身長150くらいの私は、長身長のスターさんをめっちゃ見上げる。

「作品、どう思いますか?」

スターさんが聞いてきた。

「私は、とても好きです。⚪⚪さん(スターさん)の独白と歌のシーン、感動します」

私は、素敵なスターさんの本当に素敵に見えるシーンを伝えたかった。

「私は、ちょっと、理解不足で…」

プリンセスは、難しい顔をした。

「後から参加だから仕方ないよ。」

最初から参加してても、理解不足な人間がここにもいます💦

「あんこさんは、ひとりで歌うシーン、いいね✨」

舞い上がりそうなスターさんの誉め言葉‼️💕

「ありがとうございます。だけど、登場シーンが微妙ですよね」

「なんで?」

「キレイな舞い姫たちに誘われて、意味深に私が登場しますけど、舞い姫たちがあまりにダンスが上手なのに、そこに現れた私のダンスが…あらえっさっさ~ですし…」

スターさん思わず座り込んで笑いだした。

「面白いね、あんこさんは。だけど、あれでいいと思うよ。舞い姫たちと少し違う雰囲気がさらにいいと思う」

スターさんの思いやりトークに少し救われた。

「次回、少し早めに稽古場に来てくれたら、私が教えますよ。」

プリンセスも、優しい。

「格好良く見えるコツがあるんです。それを教えます。」

「⚪⚪さん(プリンセス)ありがとう~❗」

急激に仲良くなれた気がした。