デジャビュ3

2020-03-08 07:51:45 | 日記
本当に海に向かっているの…?

私も、子供心にとても不安になってきたころ。。。


突然。。。

「この少し先の大きな木のある神社を左に曲がると町があるよ!」

…と私。


「おぅ、そうか、ありがとう…って、なんでお前が知ってるんだ?あてずっぽうな事言うな!」

…と、見事な乗り突っ込み!

「参ったなぁ…」

さっきから、ため息ばかりの従兄弟。



「あっ!あれ?」

「どうした?」

唐突な声に、半分居眠りしていた父も起きた。

「……本当だ…神社がある💦」

従兄弟は、半信半疑…と言うか、迷ったついでのヤケクソ&遊び半分で、左折してみたら、私の予言(?)通りの神社を発見した。


しかし、その後に見えてくるハズの町なんて無い…。
「あとは…町か…?……大きな木のある神社を左に曲がると町がある……んだよな…。」

しばらく車を走らせたが、町は見えてこない。

「ほら~、町なんて無いだろ~!」

私のあてずっぽうの預言が外れてた事に従兄弟は得意げだ。

私も、しっかりと窓の外を見つめているが、確かに…民家なんて見当たらない。



「あれ?あれ?!」

引き返そうとして減速したところに、小さい店や民家を見つける。

さらに民家が増え、いよいよ町が現れた。

「町だ…」


と従兄弟。

つづく。。。