食欲の秋である。
食べることと飲むことが人一倍好きな私としては,嬉しい季節の到来である。
先日は,今シーズン初のおでんを食したし,そろそろ温かい鍋物にも文字通り食指が動く時期となった・・・。
秋の味覚の代表は多々有れど,個人的に一押しというかお薦めは何と言っても秋刀魚である。
何せ,名前からして秋の代表という感じだし,何と言ってもこの季節は水揚げの時期でもある(尤も,県内で水揚げの多い港町の者に聞いたら,単価自体が極めて安い魚なので,豊漁貧乏ということになり,却って大変だということだが・・・)。
・・・で,秋刀魚と言えば塩焼き・・・と相場が決まっているようだが,勿論脂の乗った秋刀魚の塩焼き(特に炭火焼きで,大根おろし付き)は絶品であることは認めつつも,やはり秋刀魚と言えば秋刀魚刺にとどめを刺す。
以前にも述べたことがあったが,秋刀魚を生で食す習慣は,どうやら私の住む地方だけしか無いようである。
北陸の者に秋刀魚刺を出したところ,飲んべえだったせいか大層珍しがられて喜ばれたことがあったが,どうやら西日本では秋刀魚を生で食すことは,まず無いようだ。
確かに,あんな生臭い光り物・・・と思われそうだが,実は脂の乗った秋刀魚は刺身にしても全くといって良いほど臭みが無く,口の中で絶妙にとろけるのである・・・。
鯵や鰹と同様青魚だから,DHAもふんだんに有るし,何よりも安いのでお薦めである。
因みに,ここ3年ばかり価格高騰しているそうだが,秋刀魚以上に庶民の魚の代表である鰯の刺身も絶妙である。
日本酒党のみならずビール党や,刺身が好きな方には絶対お薦めである・・・。
確かに,もういいやって感じで,気持ちは入りませんね・・・。
それではいかんのですが・・・。
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毎日チェックしていますので・・・(tokutokuは捨てました・・・)。