まず,予想が外れて本当に良かった。
昨年の北京での惨敗もあって,大砲不在+タイムリー欠乏症+ダル松不調の侍JAPANが勝つ理由は見つからなかった。
片や,日本が相手だと1.5倍にパワーアップする韓国。
左の奉重根には散々やられてきたし,あの中軸は日本のそれを遙かに凌ぐ。
正直言ってよく勝ったと思う。
3回と5回のチャンスを潰した時(城島,ノムさん喜ばせてどーするんだ),9回にダルが追いつかれた時,私は北京が過ぎった。
10回に突き放したということは,完全に相手に行きかけた流れを引き戻すだけの地力があったということだろう。
巨人や楽天では到底できない芸当である。
以前も述べたが,数十年来の巨人ファンである私にとって,今回の勝利は格別なものがある。
負ければ,監督を筆頭に読売偏重の人選だからと,アンチ読売のマスコミに誹られ,アンチ巨人ファンを喜ばせるだけである。
だから,勝ってぐうの音も出ないようにしたのだから,大いに溜飲が下がった。
きっとマスコミは掌を返したように,原監督の采配と今回の人選を褒め始めることだろう。
今ひとつは,宿敵韓国を破ったことである。
昨日も述べたが,金妍児が先の四大陸選手権で,練習中に日本選手に妨害を受けたと,インタビューに答えたと,韓国メデイアが大々的に報道。
それによって,水を得た魚のように韓国各地に反日感情が高まっているというこの時期,今日日本チームが負けるようなことになれば,火に油を注ぐようなことになりかねない。だから値千金の勝利と思う。
韓国チームが強いことに異論を挟むつもりは全くない。
それどころか,北中米のいずれのチームに,アジアの二国が勝ったという意義は大きいと思う。
ただ,人の国に来て,マウンドに自国旗を立てるような行為はすべきではないと思う。
それがメジャーリーグの国に対する畏敬の念であり,スポーツマンシップではないだろうか。
それから,イチローが決勝打を放った打席で,敬遠(というか,くさいところ突いて,カウントが悪くなったら歩かせろ)の指示が若いバッテリーに伝わらなかったので,打たれた,と韓国の監督が言っていたが,完全に男を下げたと思う。
敗軍の将は,兵を語ってはいけないのである。
自分の曖昧だった采配を反省するのならともかく,バッテリー(特に捕手)のせいにしているようにしか思われない。
さて,これでスケートも金妍児に勝ってくれないだろうか・・・。
金妍児には恨みは無いし,技のキレと表現力,高さとスピード抜群の3-3のコンビネーションには畏敬の念さえ覚えるくらいだ。
ただ,今回の野球とスケートを前に,韓国メディアが言いがかりを付けてきたとしか思われなかったので,我が国としては毅然とした態度で臨めば良い,と思った。
何も阿る必要は無いのだから・・・。
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