使用される楽曲は古今の名曲ばかりであり,その価値を云々するつもりは全くないのですが,それらが視覚効果とシンクロした時は絶大な効果を上げます。
名曲と呼ばれる映画音楽の数々がそうであるとともに,やはり優れた古今の名曲も視覚効果を伴うと視聴者により鮮明な印象をもたらします。
今回劇中で流れた組曲「惑星」~「木星」中間部(ホルスト)や交響曲第4番「イタリア」~第一楽章(メンデルスゾーン)なんかはその最たる例で,実に効果的な使われ方をしていたと思います。
音楽担当者のセンスが大いにものを言っていると感じました。
「ペトルーシュカ」からの三章を一度聴いただけで譜読みして演奏するというのは,現実にはほぼ不可能でしょう。
原作では,電車(西武だった)の中で着メロを聴いて「今日の料理」がこびりつくエピソードは無かったように記憶していますが,あとは原作通りでした。
「今日の料理」と「ペトルーシュカ」のロシア舞曲は似ているかどうか,ちょっと無理があるような気がしますが・・・。
新曲は以下の通り。
二次予選を通った際に流れたモーツァルト(協奏的ソナタ形式だった)と,カイ・ドゥーンとの会話の際に流れた英国風の音楽(ヴォーン・ウィリアムスか?)が分からず,おのれの不明を恥じました・・・。
アランフェス協奏曲~第二楽章(ロドリーゴ)
ピアノソナタ第2番~第一楽章(シューマン)
交響詩「禿げ山の一夜」(ムソルグスキー~R・コルサコフ編曲)
「ペトルーシュカ」からの三章~第一曲「ロシア舞曲」他(ストラヴィンスキー)
NHK「今日の料理」のテーマ
パガニーニの主題による変奏曲~テーマ,第一変奏他(ブラームス)
次回はいよいよ最終回です。
千秋はのだめの実家の大川に行くようですね。
R☆Sオケの曲目は,カルメン幻想曲(サラサーテ)とベト7+「ティル」でしょうか。
サラサーテのソロは勿論清良でしょう。
おかまのもじゃもじゃが千秋を狙うモーホー高橋にごみバケツをかぶせたのは原作通りでしたが,爆笑してしまいました・・・。
描き込まれた打楽器の数々に感服しました。
管楽器や弦楽器と違って,造形的な美しさはない代わりに,直線的・機能的な美はあるということかもしれません。
おそらく綿密な取材と考証を重ねて描いたのでしょう。
尤も,TV版では奏法や動きに甘さは見られましたが・・・。
ま,私も今週いっぱいの期間限定で使っています。
基本的に,固定でいっているので・・・(カスタマイズ不精)
コメント,重なっても構いませんよ。
削除はしません。
せっかくいただいたので・・・。