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ぷっちーガーデン

お庭、お花  
日々の出来事

バンドオブブラザースの役者達・・・

2011-06-10 13:04:10 | band of brothers
このドラマ・・・役者陣が非常によいのです




派手なハリウッド映画の主役級の人達じゃないけれど・・・
とっても上手いんです 

恐怖 諦め 絶望 悲しみ 怒り 苦しみ 喜び イライラ ・・・

戦場での日常を体験した事などきっと無い人達ばかりなはずなのに自然に演じている様に見える

だからドラマなのに観ているこっちがこの人達が本人で本気で今そこで体験しているような変な気分にさせられる・・・

一人一人のキャラクターの心情にとても入れ込んで観ちゃうんです

そして驚くのはこの物語のご本人と役者達が驚くほど似ているという事・・・

写真を見たりするとホントにビックリ!



ウィンターズを演じたダミアンルイスとその横は本当のウィンターズさん

本人の方がもう少しタフな感じはするけれどなんとなく雰囲気出てる・・・

驚きはニクソン

酒の瓶いっぱいの横で寝ている本人は(笑)


 
似てる・・・(笑)というかそっくり!!ホントにお酒好きだったんだね(笑)

ニクソン演じるロンリビングストンというこの役者も上手い
明るいあっけらかんとしたニクソンがだんだんイライラして酒におぼれてく感じや
そのイライラの表情や9話ではドイツ将校の家にお酒探しに入ったけどその奥さんとばったり出会ってちょっと居心地悪そうな態度も本当上手い・・・
9話での彼はホントよかった・・・


他の役者さんとご本人もかなり似ていて・・・身内ですって言えばなんとなくそうなのかって
信じちゃうぐらい特徴や雰囲気つかんでて・・・

これってキャスティングにもきっと相当こだわって似た人さがすのかな・・・
そういう所までやっちゃうアメリカの物つくりに対するこだわりってやっぱりすごいかも・・・
まあお金もかなりかけるんだろうけれど・・・でもすごい

役者さんたち あんまり有名な人達じゃないんだろうけど・・・時々海外ドラマに出てるこの役者達見つけては喜んでいるぷっちーですが(笑)

でもね・・・演技のことなんてよく分からない私だけど・・・

この人達は本当に恐怖や怒りややるせない気持ちや悲しみなんかをちょっとした目線や態度で上手に本物の気持ちっぽく見せるんです
だから本当に演じてる感があまり無いような自然に見えるというか・・・

ニクソンとウィンターズの間に流れる空気とかはまさしく親友ならではの阿吽の呼吸が感じられるし(笑)この2人が実際は仲良いのか悪いのかはどうなのか知らないけど・・・

このダミアンルイスって言う人の出た映画やドラマを何個か観たけど

殺し屋みたいな役の時は無表情で怖い感じだし 恋人に暴力振るう男演じてれば顔つきや歩き方まで悪そうな男に見えるし ちょっと軽いノリの人やらせれば軽い人に見える・・・
まったくこの穏やかで静かなよきリーダーリチャードウィンターズとは同じ人とは思えないっていう演技・・・まったく別人に見えるんです

私こんなにスゴイな~って思ったの初めて
演技で一人の人がまったく別人に見えるなんて・・・


日本の映画もTVも作り手側はその時有名人で人気のある人を主役に抜擢するんじゃなくって
本当にすごい役者を育てなきゃならないのでは・・・そして俳優陣もそうなるために頑張らなきゃなのでは・・・
と思っちゃったぷっちー

ものを作る人は売れりゃ良いやとか視聴率とれりゃいいやじゃダメだよね・・・
本当に自信を持っておススメできる良い品物や作品を作る事を目標にしなくっちゃ

日本は流行やノリにごまかされてすぐに飛びついてすぐに忘れ去られるものが多すぎるのでは?
まあホントにそれが好きならばそれはそれで本人の心に残って大切にしていける物ならそれでも良い
ドカンと流行を作るのも大事かも知れないけど・・・それがまったく悪いとは言わないけれど・・・
それが好きならそれでもいいけれど・・・

本当に『気に入って大切にできる物』や『いつまでも心に残る作品』を私は選んで大事にしたい・・・






なぜ戦うのか・・・

2011-05-08 22:11:22 | band of brothers
今日は久しぶりに・・・BOB第9話『なぜ戦うのか』why we fight

実はこの作品を見ながら私が感じた事と今回の地震で起きた事や色々考えちゃった事がものすごく重なる部分があって・・・なんかずっとブログで扱うのを避けてたんだけど・・・
日本では戦争ももう今は無く平和だったから本当に悲惨な状況なんて考えた事もなかった・・・
でも今回はやっぱり本当に戦争の後と同じような状況みたいに思えて・・・

私は実際に被害のあった場所で暮らしていないからやっぱり本当の意味での状況や悲惨さを知らない・・・と思います 私には住む場所もあり大事な人たちを失ってはいないから・・・ 
ボランティアに行って実際にその場所を見てきて作業に参加してきた旦那や色んな人の話を聞くとやはりその場は凄い状況で・・・
 
その人たちの気持ちに思いを寄せる事はできるけど実際には本当の悲惨さを分る事はできない・・・人間は自分がその事態の当事者にならなければやっぱりその物事の本当の意味での悲惨さや悲しみは分かる事はできないのかも・・・バカだから語彙が足りなくって私の気持ちは上手く言い表せないけど・・・もしこのブログを見て嫌な気分になったりした人がいたらそれはごめんなさい・・・上手く私の思っている事が言い表せなくて・・・



第9話『なぜ戦うのか』



のっけからニクソンは機嫌が悪く荒れ模様・・・降下で自分だけ助かっちゃったり酒ばっかし飲んでるから降格されたり奥さんからは離婚を告げる手紙が来たり・・・
非常にイラついています

犬嫌いの奥さんに子供ばかりか自分の犬まで取られて怒ってます


そんな荒れるニクソン坊やの怒りにウィンターズはだまって付き合ってる
まるで反抗期の手に負えない息子を見守る父親のよう・・・


『ベルリンへの降下はまだですかね?』と言う国を出てまだ数週間の補充兵のオキーフにペルコンテは『戦争の中では今が一番良い時なんだ戦闘のことなんて考えるな』と怒ります
ペルコンテたち古参兵はすでに国を出てから3年近くになっています・・・

移動の途中大学で文学を学んでいたというウェブスターにリーブゴットは


『文学って本読むやつだろ!俺も好きだぜ本読むの・・・フラッシュゴードンとか
ディックトレイシーとか・・・』ってあなたそれマンガでしょ(笑)


移動の途中降伏したドイツ兵を射殺する光景を見て動揺するオキーフ・・・

オキーフに対してペルコンテは

『だからなんだ』っていう表情・・・
ラズも知らん顔 リーブゴットは笑ってる

これはちょっと私怖かったシーン・・・普通に暮らしているときならばこんな異常な光景に知らん顔したり笑ったりなんて決してしなかったであろうのこの人達・・・
略奪したりこんな風に射殺したり・・・平和に暮らしていればそんな事は絶対にしなかっただろう普通の人達だったと思う・・・でもこういう状況下では何も感じなくなってしまうのか感じる事をやめてしまうのか・・・

森に偵察に出かけた兵士達があるものを発見します・・・

そこに駆けつけたウィンターズ達も何がなんだか分からず呆然



それを知るためにドイツ語が分かるリーブゴットを呼ぶウィンターズ
字幕では普通に呼んでるけど英語のみの音声を聞いていると『リーブ・・リーブゴット・・・』ってかなり動揺している様子が分かる・・・いつも冷静なウィンターズでさえ動揺を隠せない・・・

リーブゴットの通訳により段々といろんなことが分かってきます

そしてリーブゴットがすべてを知って唇を噛み締める・・・

みんなもそれが何なのかを知り呆然とします




戦争の本当の意味を知らなかったオキーフ・・・その光景を見て本当の意味を本当の状況を知ったのでしょう この表情が物語っている



その後リーブゴットはウィンターズからあることを伝えるように言われますが
リーブゴットは『言えません』と・・・しかしそれを伝えなければならない・・・


どれだけつらいでしょう・・・


リーブゴットの隣に寄り添い抱きしめてあげたくなっちゃう・・・

『なぜ戦うのか』・・・
彼らにとってその答えがこれだったのかな?

知らなかった事、知りたくなかった事、知ってしまった事・・・

第9話は重く苦しいものでした・・・



B・O・B 捕虜を捉えろ

2011-03-06 16:34:39 | band of brothers
第8話 『捕虜を捉えろ』
この回私好きなんです・・・地味な話だけどあちこちに感じるバストーニュの戦闘経験組と新しく来た・戻った組の間にある差みたいなのが面白い
飛んでくる砲弾に対する対応の違いとか士官学校卒業してきたおぼっちゃんと死闘をくぐり抜けてきたバストーニュ組の態度の違いとか・・・とにかくいろんな事に対する反応の違いが面白いんです

戦いははなんとなく終結ムード?が漂っていたようです
オランダで怪我をしたウェブスターが4ヶ月ぶりに隊に戻ってきます


知った顔を見つけ無邪気に『フーブラーはどこです?』とか『他の隊員は?ガルニア軍曹は?』とバストーニュの戦闘を知らない彼は皆に言います・・・・
もう皆死んでしまったり怪我をしたりしていないのに・・・

そんなウェブスターにリーブゴットは

『病院は居心地よかったのか?みんなはすぐ戻ってきたのに・・・』とチクリ一言・・・
バストーニュの戦闘を一緒に経験していないウェブスターはみんなからちょっと冷たくされてます

リーブゴットはしっかりやる事はやる人だけどちょっと辛口なんだよな・・・
でもなんかその気持ちも分るような・・・バストーニュを共に戦ったもの同士にしか分らない痛みがあるんだろうし・・・

ウィンターズはシンク大佐に川向こうの敵地に渡り捕虜をとって来いと命令されます
でもウィンターズはもう危険を冒して死者を出したくない・・・
そこにウェストポイント(士官学校)を卒業して間もないジョーンズ少尉も配属され自分も斥候に出たいと申し出ますがあっさりウィンターズは無視!しつこく言ってくるジョーンズにスピアーズは『経験不足だからだめだ』と


この人ジョーンズ少尉 トムハンクスの息子さんです・・・なんか似てる(笑)

ギロリッと睨んでるスピアーズ怖い(笑)

斥候と聞いてみんな顔をそらします・・・みんな選ばれたくないから・・・

誰が選ばれたのかウェブスターに聞き出そうとするリーブゴット・・・


バストーニュで怪我したペルコンテが戻るとみんなうれしそう!

あからさまにウェブスターの時とは違う・・・ここにも差が見えます

斥候の説明のために来たウィンターズに対してもジョーンズ少尉は士官学校で散々やってきたんだろうな~っていう『気を~~~つけっ』ってビシッと号令かけてるけど
バストーニュ組は『はいはいっ』っておぼっちゃんしょーがねーなーって感じで付き合ってやってる(笑)のにウィンターズもあっさり直れって無視してるし(笑)もう少し優しくしてやりなさいよぉウィンターズさんってば・・・

しかもこれ・・・この態度!!ジョーンズ少尉真っ直ぐなのに対してバストーニュ組はテーブルに足乗っけてお行儀悪いったら(笑)偉い人の前なのに(笑)

なんだかんだで斥候へ出たみんな・・・ 

捕虜をとってきたものの・・・
気を良くしたシンク大佐は2度目の斥候をウィンターズに要求


コッブさん酒飲んで荒れてます・・・でもいつも何にもしてないような気が・・・
なのにいつも嫌味や文句たらたら言ってるような気がしまスこの人・・・
同じ辛口でもリーブゴットはいつもちゃんとやる事やってますが・・・コッブ君!

そして2度目の斥候・・・ウィンターズの命令した作戦は・・・



も~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っウィンターズってば・・・
あなたって人は!本当に素晴らしき人物ですジョーンズ少尉もうなずきます ジョーンズ少尉!頑張ってこういう立派な将校になりなさいよ!

そしてジョーンズは中尉に昇任

そしてリプトン軍曹も少尉に昇任・・・おめでとうおめでとう!笑顔が可愛い!


ウィンターズも大尉から少佐に昇任・・・私から言わせりゃ一気に大佐にしたいぐらいだよ

そして前線を離れるE中隊・・・
リーブゴットがウェブスターに『ほらっ』っと手を差し伸べます・・・



あ~~~っなんかリーブゴット優しい!!そうなのです彼は優しいとこがあるんです
凄く好きなシーンですここ!
カランタンでも傷ついたティッパーを落ち着かせるかのように優しく『大丈夫だ』って言ってたし


アメリカ本土では戦争は終結ムード・・・ビーチにも人が溢れていたそうで・・・
こんな風に戦っていた兵士の状況や苦悩など誰も想像もしなかったのかも・・・

地味ながら面白いエピソードでした・・・残すは9話10話か・・・
私のバンドオブブラザースも終わりが近い・・・なんか寂しい(笑)


B・O・B 雪原の死闘

2011-02-12 13:58:27 | band of brothers
第7話は『雪原の死闘』・・・                          

極寒の森の中での戦い・・・防寒具もなく食料もなく雪の降る森の中でE中隊は戦います
小奇麗だった第1話に比べるとE中隊の皆ヨレヨレで風貌も変わり疲れきった顔・・・でもたくましさも増したような・・・

雪の多い場所に暮らす私にはそれがどんなかは想像しても身震いします・・・そんな中でいったいこの人たちはどうやって生き抜いてきたんだろう・・・でもみんなもう疲れきっているんですよね・・・寒さやいつ砲弾が飛んできて自分がやられてしまうんじゃないかという恐怖や仲間が傷つくのや死を見てきて・・・

そんな状況なのにE中隊にはいまや隊を率いる優れた指揮官がいない状況・・・隊を率いるはずのダイク中尉はいつもふらふらいなくなってまったく仕事をしない・・・上層部の強力なコネでE中隊に配属された彼は出世の為だけにここにいる様なもの・・・部下達も上官であるウィンターズ達でさえ『ありゃだめだ』って思ってるけど簡単には指揮官は交代できません・・・
もうほんと部下達はあっちこちでダイクへの不満たらたらです・・・・がそんな部下達にぷっちー大好きなリプトン先任軍曹は


『結束の固い隊に突然配属になって率いるのは大変なんだよ。ダイクのことは気にするな 自分の任務を果たすだけでいい』と頭ごなしにみんなを怒るわけでもなくいい感じでみんなに言います・・・いっしょに戦ってきたリプトンの言う事だからだからみんなも素直に聞き入れます・・・
決してリプトンはダイクの味方ではなく E中隊の皆の結束を守り皆を死なせないために自分の任務を行っているんです・・・あ~リプトン軍曹かっこいい!やっぱり好き

補充兵の ウェッブのいるたこつぼにスピアーズがやってきます・・・直前にスピアーズのタバコにまつわる怖い噂を聞かされていたウェッブにスピアーズはタバコをススメますが・・・・・ウェッブ本気で怖がって拒否してる顔が面白い・・・・

                           
ドイツ軍の容赦ない砲撃が始まります・・・
そしてE中隊の皆は・・・・もうこのシーンはぷっちー泣きそう!!
トイが・・・ガルニアが・・・マックとペンカラが・・・・あ~~~~~っ!!もうやめて~~~~~~~~っ!!これ以上皆が傷つくのは・・・イヤダッ!!



いつも明るく部下を率いてきたコンプトンも親友の状況を目の当たりにし限界に達してしまいます・・・

あまりに辛すぎる・・・

B・O・Bでは色んな人間の姿を見る・・・
この状況で人の生死を決めるのは一体なんなんだろう・・・ほんの今話していた友が数センチ数秒の違いで生死を分ける・・・
たいした怪我じゃなさそうでも死んでしまう人・・・重傷でも助かる人・・・重傷でも意外と冷静さを保てる人がいる事・・・正気を保っていられる人・・・限界に達してしまう人・・・友人は死になぜ自分が生き残ったのか考えてしまうだろう・・・
友人を助けられなかった事をずっと悔やむ人・・・戦争後たくさんの人がいつもきっとこの疑問や苦悩の答えを考えたんじゃないかな・・・?

でもウィンターズ達はフォイの町を奪還するため攻撃を仕掛けます
ウィンターズはダイク中尉に『隠れる場所がないからすばやく雪原を走りきれ・・・やり抜けよ!』と・・・でもダイクあくびしてるし
おいっダイク!それで大丈夫なの?あんたウィンターズの言ってる事ちゃんときいてんのか?頼むよダイク・・


って思ってたら ダイク~~~~っ(怒)お前は~~~っやっぱりか~~~っ

恐怖のあまり訳わからん状態になってE中隊のみんなを危険な目に合わせちゃって・・・も~ばかダイク!ウィンターズは『前進しろ』って言ってんのにあんた『後退しろ』って・・・なに言ってんの!E中隊大混乱です・・・


ウィンターズももう見てられなくって銃を持っておもわず自らそこに飛び出していこうとしますが シンク大佐に『立場をわきまえろ』といわれます いてもたってもいられずウィンターズは
『スピア~ズ 来い!!』とD中隊の小隊長スピアーズに指揮を執らせます

スピアーズ砲弾の中を駆け抜けE中隊の皆のところへ・・・


おスピの的確な指示のもとまたE中隊が機能し始めます・・あ~っスピカッコいこのシーンみんな好きだろうな~っ

多くの犠牲を払い無能なダイクと交代に有能な指揮官スピアーズを手に入れたイージーカンパニー・・・でもあまりにも多くの犠牲を払いました・・・

でもこの死闘を支えていたのはしっかりとみんなの士気を維持し黙々と皆を気遣い声をかけていたリプトン先任軍曹のおかげだと・・・スピアーズもそう言っています
本当だよ・・・リプトンの細かい気遣いが皆を支えてたんだもん。

リプトンだって辛い状況に身を置いていたのに不満も言わないどころか皆を気遣って・・リプトン頑張ってた!それからダイクに怒鳴られてたけどフォーリー少尉も頑張ってた・・・ダイクに怒鳴られる筋合いないよ・・・!
黙々と地味な事やってる人って見逃されがちだけどこういう人がいるからこそ団体が機能するんだよな・・・

でも原作によればダイクはしっかり偉くなっていた様子・・・なんか釈然としないけど
人生ってこうなんだよな・・・ダイクみたいな人こそ出世できちゃう・・・部下を見捨てるこんな人でも出世しちゃうのが・・・よくある話で・・・これが現実・・・
ソベルも酷かったけど彼のおかげでE中隊は有能な戦士になった・・・でもダイクは本当に救いようがない・・・何も役にたたないじゃないか・・・ソベルよりもっとひどいよ・・・


こんな死闘を繰り広げたE中隊だったけど・・・休むまもなく次々と戦闘に送り込まれたみたい・・・戦いはまだまだ続くんですよね・・・

でも・・・黙々と頑張るリプトンがこの7話で主役になってよかった・・・やっぱりリプトン先任軍曹カッコいい



この第7話は本当に見ごたえのあるエピソードです・・・



BOB 衛生兵

2011-01-20 14:50:26 | band of brothers
本日もBOB 第6話 『衛生兵』

衛生兵・・・いつも戦争映画でよく『衛生兵~~~~~~~』 『メディ~~~~~~~ック』
っていろんな所から呼ばれている人たちですね・・・

この6話では衛生兵であるユージーン・ロウを中心に描かれた話・・・
軍医ではない衛生兵であるユージーン・ロウ・・・軍医であればきっと後ろの方の安全な場所にいるんでしょうが彼は衛生兵・・・だから兵士と一緒に前線にいるわけですが みんなからは『お前がやられたらみんなが困るから安全な場所に居ろ』って言われます 
みんなからは信頼されているみたいだけど ユージーンはちょっとみんなとは距離をもって付き合っているような気がします・・ 



衛生兵は武器を持たないそうです・・・その代わり撃ってはいけないという戦争上の決まりがあるらしいです・・・
でも・・・戦争に決まりごとがあるって・・・なんだか変な話だな・・・いくら衛生兵は狙ってはいけないなんていっても
実際にはそんなのは不可能だし実際混乱の中で『これは衛生兵』『これは違う』なんてやってられないだろうから・・・

6話7話ではベルギーのバスト-ニュでの攻防戦が描かれています・・・この2話は激しい戦闘シーンや次々と仲間が傷ついていく様子が描かれている・・・
もうE中隊のみんなが傷ついていくのを見るのはぷっちー耐えられません

物資もなく医療品もない極寒の森の中で衛生兵であるユージーンはみんなを気遣い声をかけます・・・
怪我をして傷ついても『モルヒネは我慢するからとっておけ』っていう兵士もいる・・・
自分が我慢してももっと傷ついた仲間に使ってやれ・・・って言う事なんだよね・・・

そして傷ついてもなお仲間と一緒に戦いたいといって自ら前線に戻る者 、残る者がいる・・・
ぷっちーはそんな事できないかも・・・かすり傷でもいいから大げさに騒いで前線から抜け出したい・・・
傷の手当をしても次から次へと傷ついた仲間達が・・・・
何も出来ない、側にいてやることしか出来ないというのは衛生兵のユージーンにとっては辛すぎる・・・

でもユージーンにはどうする事も出来ないんです・・・

ユージーンが知り合った看護婦のルネもそうです・・・BOBでは珍しい女性の登場人物


こんな状況の中の救護所で何が出来るというんだろう・・・


何か役に立ちたかったというルネ・・・だけどもうこんな事は耐えられないと・・・

下手なドラマだと必ずここでユージーンとルネに恋心が芽生える・・・
でもそれを描かないところがBOBのいいところなんだよな あくまで男達のドラマだから・・・
さっすがトムハンクスとスピルバーグ!!いいぞ~っ!!

ユージーンがみんなと距離をもって付き合っているように感じた私・・・
これはきっと仲良くなりすぎれば傷ついたみんなを見るのが辛すぎるからユージーンはそうしてたのかも・・・

仲のいい友達が傷つき死んでいくのを見るなんて・・・あまりに辛すぎるもの・・・
武器を持って戦うのとは違う形で仲間とともに戦うユージーンもまたE中隊の仲間なんだよな・・・