長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

6月30日(月)体操部の活躍 2014-072

2014-06-30 07:45:04 | 日記

 『写真でかたる二葉百年のあゆみ』は、私の愛読書になりつつあります。

 以前にこの「校長日記」でいつか体操部の活躍を取り上げたいと記しましたが、今日、書くことにします。

 「昭和24年から33年にかけて体操部が長野県総合選手権10連覇を達成した」とあります。

 写真を見る限り、今の体操競技とは違い、音楽に合わせて集団で演技をするもののようです。新体操に似たイメージでしょうか。

 『百年のあゆみ』では、上記の文章の後に、

 「(昭和)24年の『波濤』では、部員が朝夕、諏訪湖畔に集まり、波のイメージを実際に観察して波の動きを体得したうえでの演技により初優勝を果たす。このようなフィールドワークに基づく演出は二葉体操部の伝統となり、翌25年の自由種目『雲に寄する』でも、桃沢教諭指導のもと蓼科高原で合宿をして、無心に浮遊する雲を観察、さらには吉田(高校3回)がテーマに合わせたオリジナル曲を作曲するなど独創性において他校を圧倒した。面倒見のよい上級生に下級生もよく従い、大会前には卒業生も駆けつけて指導にあたるなど、脈々と伝統は受け継がれ、33年には『泉のほとり』で県大会10連覇を達成した」(140頁)

 とありました。

『長野県諏訪二葉高等学校七十年誌』によると、

 「(体操部)の設立は、(昭和)21年7月の活動から始まっている。すなわち、7月末の夏期休業に入ったころ、同好の数人が学校へ集まって同窓会主催の演劇大会に体操ダンスの出演をすることに話がまとまり、同士を集めて練習を始めたのが最初であった。同窓会の演芸会は22年8月3日に関ホール(現市民センター)で開催され、『アルプスの鐘』『月の沙漠』『カッコウワルツ』『ハンガリー舞曲第五番』『柔軟体操』『豊年音頭』などの演技を披露して大好評であった。このことに自信を得て積極的に部員を募って練習を開始し、本格的クラブとして発足した。」(478頁)

 「昭和22年11月1日、金沢市の公会堂で開催された第2回国民大会に長野県代表として出場した本校の『アルプスの鐘』は全国参加20チーム、300点満点のうち255点で、他チームを完全に引きはなして堂々と全国優勝をかち得たのだった。」(479頁)

 国体で優勝していたとは知りませんでした。諏訪高等女学校時代の話です。

 土曜日の同窓会長野支部総会で、この体操部のOGの方がいらっしゃり、しばし、昭和20年代の体操部のお話を伺いました。

 さて、二葉祭の話です。

 今日は、16時40分から「寄合」が行われ、7月6日の日曜日の「フィナーレ」の注意事項を話すそうです。

 話は変わり、高校野球です。土曜日に夏の大会の組み合わせ抽選会がありました。

 本校は、7月14日、9時30分から、松本市野球場で、南安曇農業高校と対戦します。応援よろしくお願いします。

 http://www.shinmai.co.jp/baseball/2014/2014/06/post-25.html

 さらに話は変わり、同窓会岡谷支部総会の様子を、教頭先生が撮影してきてくださいました。

 岡谷ゆえ、「シルクと岡谷」と題し、岡谷蚕糸博物館の館長さんのお話をうかがったそうです。

 以下のとおりです。