長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

6月4日(水)音楽会 2014-050

2014-06-04 06:30:39 | 日記

 音楽会を開催します。

    

 すでに4月から、クラスによっては今日に備え、朝8時前から教室で練習をしていました。

 保護者の皆様も多数おいでいただくようですが、小体育館のスペースに限りがあり、途中で入れ替えを行っているとのことです。

 この音楽会、「ふたば」におけるメインイベントの一つということのようです。

 セントルイスの高校生たちも、本日の音楽会を鑑賞し、また、発表もしてもらいます。

 すでに2日(月)の放課後に学芸委員会を中心に準備を行いました。この音楽会、生徒会の担当は数学科の竹村先生です。

 昨日は最終リハーサルをしていました。生徒会主任の伊藤先生はじめ、竹村先生や馬場先生など顧問の先生方が、学芸委員会の生徒の仕事ぶりを見守っていました。ここまで、関係の皆さん、ありがとうございました。

 



   

 

 

 私も審査員になっています。さらに、先週の金曜日、学芸委員会の委員長と副委員長が校長室に来て、「校長先生、ご挨拶をお願いします」と挨拶の打診に来ました。「はい、わかりました」と応えました。

 「審査は、大変ですよ」と、数学科の塩原先生に、前もって伺っています。対処法も少しだけ教わりましたが、ここでは「秘密」にしておきます。

 クラスの数だけ、1位から最後まで(18位まで)、順位をつけるのだとも聞き及んでいます。

 「情け容赦ないなぁ」と思うのは、私だけでしょうか。例えば、「上位6位までとして、後は発表しない」とか、そうした「いわゆる教育的配慮」はしないということなのです。諏訪二葉高校の意外と厳しい側面を聞いてしまいました。

 諏訪の方々を評して、「諏訪人は、合理的で、論理的」と聞いたことがあります。このこともそうした気風の表れでしょうか。

 クラスごとの発表以外にも、「有志発表」というものも、本校の音楽会の特徴のようです。これがかなりうまいということです。いわゆる「おちゃらけ」ではないのです。こんなところにも、本校の「学校文化」を感じます。

 さて、本日の日程は以下の通りです。今日は一日、歌声が校内に響き渡ります。

  8:30~ SHR(ショートホームルーム)

  8;45~ 小体育館入場

  9:15~ 教育実習生紹介

  9:20~ 開会式

  9:35~11:10 前半発表

 11:30~12:20 後半発表

 13:25~ 有志発表

 その後    閉会式

 職員コーラスや全員での「県歌信濃の国斉唱(なんと1番から6番まで)」といったことも音楽会の中では行われます。昨日の芸術鑑賞でも「信濃の国」を聴きましたが、今日は大きな声で歌いますよ。高校現場でこの歌を歌ったことは、私の記憶にはありません。「信濃の国斉唱」は、久松審査員長の要望だったそうです。

☆追伸 18時

 上記の校長日記を加筆修正するよりは、新たに追加したほうがいいのではないかと思いましたので、写真とともに、今日の音楽会を振り返ってみたいと思います。

 



     

 

  まずは、朝の段階から。7時過ぎに官舎を出て、学校に向かって歩きはじめますと、学校のほうから歌声が聞こえてきました。後で聞きましたら、生徒達は始発の電車に乗り、7時前にはクラス練習に取り組んでいたところもあったとか。今日の音楽会に臨む意気込みは並々ならぬものがあったようです。

 上の写真は、今日は制服で音楽会に臨むということらしく、いつもそうですが、さらにきちんとした姿で登校していました。

 音楽会に先立ち、教育実習生の紹介がありました。

    

 音楽会の中の、開会式では、学芸委員長挨拶、私の話、審査員紹介、校歌斉唱と続きました。今日の校歌は、いつも以上に声が出ていて、小体育館いっぱいに響きわたりました。

    

    審査員紹介

    

    校歌斉唱 後ろの絵は、美術部作成の作品です

 クラス発表は、まずは2年4部から始まり、休憩前に、1・2学年の計12クラスの発表がありました。そこで、保護者の皆さんの入れ替えを行い、後半は、いよいよ3年生の発表でした。

 どのクラスも、声が出ていて、高いレベルの争いになりました。

 そんな中、以下は、最終結果で上位に入ったクラスの発表の様子です。

 


   

    第3位 3年2部 「あなたへ」

   

    第2位 3年6部 「空駆ける天馬」

   

    優勝  3年1部 「あの空へ~青のジャンプ~」
    ベストコンダクターにも中村君が、ベストピアニストにも小嶋君が選ばれました。

 

 

昼食休憩後、有志の発表もありました。これもレベルが高く驚きました。

    

    エレクトーン演奏

 

    音楽部演奏

   

    吹奏楽部サックス部門演奏

   

    ピアノ連弾演奏

   

    3年生音楽選択者合唱

   

    アメリカセントルイス高校生の歌

 その後、閉会式で、久松審査員長からの講評があり、学芸委員長からの上位7位までの結果発表、表彰、生徒会長の話、3位から優勝クラスの再度の発表と続きました。

 



   

    久松審査員長の講評  
     「奇跡のコーラス」というフレーズが心に残りました


   

    学芸委員長からの結果発表

   

    優勝した3年1部にトロフィーと賞状を渡しているところです

   

    3年1部の再度の発表 本番と違うバージョンでの発表でした。

  

 

 音楽会終了後、3年生たちは中庭でまた歌を歌っていました。

 


   

   

    3年1部 担任の小池先生が指揮をとっていました。

 

 時系列で示すと、こんな感じです。

 この「校長日記」で、今日のすばらしかった音楽会の様子を伝えきれないのが心残りであります。

 昨晩思い立って、テンプレイトの色を変更しました。

 諏訪二葉高校のシンボルカラーは、ネクタイの色ではないかと思い、その色に近い「ルビーレッド」に変えてみました。

 

☆追伸 6月9日 

 

 音楽会の様子を、本校ウェブサイト上に公開しました。以下からご覧いただけます。

 

 http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/seitokai/2014%20music.html