長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

6月26日(木)本日も期末考査 2014-069

2014-06-26 15:44:15 | 日記

 本日も1学期期末考査を行っています。

 昨日の校長日記でも触れましたが、朝の登校風景を見ていますと、教科書やノートを見ながら登校してくる生徒や、お互いに問題を出し合いながら登校してくる生徒を多く見かけます。

 テスト期間だけでなく、日常的に、こうあって欲しいんですが……。高校生は勉強するのが本分で、向学心が必要です。

 今朝、教務室で話題になっていたことがあります。小林教頭先生と百瀬教務主任の会話です。

 昨日、試験終了後、自習室で、野球部と女子バスケットボール部の皆さんが、黙々と試験勉強を集団でしていたそうです。名取監督や鈴木顧問の指導が入っているかと思いますが、日ごろは、部活動もあり、思うように勉強する時間を確保できないのではないかと推察します。そんな中、皆で、試験勉強をがんばっている姿は、「ふたば」らしさを感じます。いいねぇ、野球部と女バス!!

 また、百瀬教務主任が、電車で本日は出勤しましたが、電車の中で、二葉生が黙々と試験勉強をしていたそうです。こちらもいいねぇ。

 昔のことで恐縮ですが、私が高校1年生の頃、部活動を引退した先輩たちが、突然、電車の中で受験勉強する姿を見て、「3年生は、すごいなぁ」と思ったことがあります。自分たちも、3年生の時には、寸暇を惜しんで、電車の中でも、勉強していましたけど。

 こうした電車の中で学ぶ姿勢は、今の高校生にはあまり見かけなくなりました。「スマホ」をしている高校生はよく見かけますが……。

 

 上の写真は、1年生の書道の授業の作品が展示されていましたので、撮影したものです。完成した作品を展示してくださるとは、書道担当の荻原先生、ありがとうございます。1年生の受け持ち講座すべての生徒の作品を展示してくださるそうです。昨日の放課後、荻原先生がそのように話してくださいました。

 話は変わり、午後、諏訪税務署の署長さんと総務課長さんが来校されました。4点、依頼を受けました。教頭先生とお話を伺いました。「全てできるかどうかわかりませんが、できる限りご要望に応えられるようにしたいと思います」と申し上げました。

 お話を伺うまでもなく、「租税教育」は、高校現場でも重要な課題だと認識しております。

 面談の中で申し上げましたが、前任校で大変お世話になった方が、以前、諏訪税務署にご勤務されていたこともあり、個人的にも、要望に応えたいという思いもあります。

 さらに話は変わり、平成26年度長野県高等学校歴史教育研究会夏季研究会の開催関係の書類の原案を、事務局の豊科高校の市川先生から送っていただきました。市川先生には今年度から事務局をお願いしています。よろしくお願いします。

 私は、平成24年度と25年度の2年間、この会の会長職にありましたが、8月9日に行われます総会において、会長職を辞し、軽井沢高校の松沢校長先生に会長職をお願いします。基本的に会長職は2年で交代したほうがよいと思ったからです。

 今回の夏季研究会、以下のとおり行われます。

 日時 8月9日(土)10:00~17:00

 会場 松本県ヶ丘高校社会科教室

 内容 

  総会

  研究発表

     上田東高校 北澤先生 「一般書を読んで授業改善を行った事例」

     軽井沢高校 山下先生 「領土学習について」

     飯田OIDE長姫高校 清澤先生 

      「浮世絵を中心とした化政文化についての授業実践」

     教学指導課 小川先生 

      「日本学術会議の提言を受けて、新しい世界史・日本史をデザインする」

  講演会

    青山学院大学 羽場教授

    第一講義「ヨーロッパの戦争と和解」

    第二講義「大国のパワーシフトとアジアの地域統合、日本の役割」

 どうでしょうか。昨年度の夏季研究会も充実していましたが、今回も相当充実した内容です。

 会員の皆さんは、現在7080名を超えていますが、会員の皆さんはぜひ都合をつけて参加してほしいと思います。また、会員以外の本県の高校の地歴・公民科の先生方にも、学校あてに案内を出しますので、奮ってご参加ください。お待ちしています。

 「縣陵」の西牧校長先生には、会場使用について、事前にお願いしました。昨年に引き続きお世話になります。