お腹をすかせて困ることがないように、ねずみの国を
みつけに出かける、あおい目のこねこのお話です。
このあおい目のこねこの心持ちがとても気持ちよくて、
大好きなのです。
『あおい目のこねこ』
エゴン・マチーセン 作 せたていじ/訳 福音館書店
1のまき・・・通りがかった湖で、顔を出した魚に
「ねずみの国は どこかしら」とたずねたけれど、
笑われた上に、パシャンと水をかけられ、ずぶぬれに。
『なーに、こんなこと、なんでもないや』
と、さらりと流すこねこの対応が見事で、いつも感心します。
「さかなには、わからないんだ。」
うらみつらみはいっさいなく、ただ淡々と。
目的に向かってひたすら進むこねこは、飄々としていて
なんだか楽しげ。
2のまき以降も、ねずみの国は、なかなかそう簡単には
見つかりません。
たずねてみる相手も、反応薄で、そのたびにこねこは
『なーに、こんなこと、なんでもないや』って
つぶやくのです。
腐るでもなく、落ち込むでもなく・・・。
そして大好きな5のまき。
何かおもしろいことをしようと、大きなサングラスをかけた
あおい目のこねこは、出会ったきいろい目の5匹のねこに
「いくらめがねでかくしたって、青い目だまは
よくわかるさ。ふつうの、いいねこは、きいろい
目だまなんだよ」と言われ、池に自分の姿を
見に行きます。
そうして思ったのは、青い目はきれいだし、
顔もへんてこじゃないということ。
これを伝えなくちゃと、うれしそうにきいろいねこのもとに
走るこねこが、とてもいいんですよね。
自分のことが好きで、自分のいい点も知っていて、
へんに卑屈になることもなくて、なんてこのこねこは
気持ちがいいんでしょう。
6のまきで見つかったねずみの国を、7のまきで
みんなと共有するこねこくん。
山をのぼって、くだって、のぼって、くだって・・・
またまたのぼって、くだって
ようやくねずみの国にたどりつくシーンは、
きっと子どもたちのお気に入りになるところです。
このあおい目のこねこの憎めない表情が好きだし、
このさっぱりした気のもちよう・・・というか、考え方が
だーい好きです。
初版から40年を超えた、デンマークのすてきな絵本。
エゴン・マチーセンさんのお話、他のも似たような
雰囲気が一貫してただよっていて、きっと作者ご本人が
こういうステキな方なんだろうなと想像しています。
みつけに出かける、あおい目のこねこのお話です。
このあおい目のこねこの心持ちがとても気持ちよくて、
大好きなのです。
『あおい目のこねこ』
エゴン・マチーセン 作 せたていじ/訳 福音館書店
1のまき・・・通りがかった湖で、顔を出した魚に
「ねずみの国は どこかしら」とたずねたけれど、
笑われた上に、パシャンと水をかけられ、ずぶぬれに。
『なーに、こんなこと、なんでもないや』
と、さらりと流すこねこの対応が見事で、いつも感心します。
「さかなには、わからないんだ。」
うらみつらみはいっさいなく、ただ淡々と。
目的に向かってひたすら進むこねこは、飄々としていて
なんだか楽しげ。
2のまき以降も、ねずみの国は、なかなかそう簡単には
見つかりません。
たずねてみる相手も、反応薄で、そのたびにこねこは
『なーに、こんなこと、なんでもないや』って
つぶやくのです。
腐るでもなく、落ち込むでもなく・・・。
そして大好きな5のまき。
何かおもしろいことをしようと、大きなサングラスをかけた
あおい目のこねこは、出会ったきいろい目の5匹のねこに
「いくらめがねでかくしたって、青い目だまは
よくわかるさ。ふつうの、いいねこは、きいろい
目だまなんだよ」と言われ、池に自分の姿を
見に行きます。
そうして思ったのは、青い目はきれいだし、
顔もへんてこじゃないということ。
これを伝えなくちゃと、うれしそうにきいろいねこのもとに
走るこねこが、とてもいいんですよね。
自分のことが好きで、自分のいい点も知っていて、
へんに卑屈になることもなくて、なんてこのこねこは
気持ちがいいんでしょう。
6のまきで見つかったねずみの国を、7のまきで
みんなと共有するこねこくん。
山をのぼって、くだって、のぼって、くだって・・・
またまたのぼって、くだって
ようやくねずみの国にたどりつくシーンは、
きっと子どもたちのお気に入りになるところです。
このあおい目のこねこの憎めない表情が好きだし、
このさっぱりした気のもちよう・・・というか、考え方が
だーい好きです。
初版から40年を超えた、デンマークのすてきな絵本。
エゴン・マチーセンさんのお話、他のも似たような
雰囲気が一貫してただよっていて、きっと作者ご本人が
こういうステキな方なんだろうなと想像しています。
前者は、昔に読んだのでとっても懐かしく拝見しました♪
こういう前向きな心持ちで自分もありたいです!!
ことり文庫さんも、以前からふらにーさんとjasuminさんのとこで知りお気に入りに追加しました。
『ことり便』かなり気になってます。
そんな素敵なおまけつきだなんて、更に気になりますよ(笑)
↓かえるくんシリーズ楽しそうですね。読んだ事がないので、ぜひ探してみます(* ^ー゜)ノ
これこれ!以前、図書館で見つけて、冊数オーバーで借りられなかった本です。
しかも「あおい目の”ねこ”」と覚えていた私は、その後図書館に予約を入れようと検索しても出て来ない...。
おかしーなぁ....と思いながら、時が経ってしまってました。
そうかぁ、”こねこ”なんですねーーー!!!!!
フラニーさん感謝☆どうもありがとう!!助かりました。
これで借りれます~♪
そして、お話もフラニーさんのおかげで、素敵なんだとよくわかりました。合わせて、ありがとう☆
表紙、かわいいですよね。
よく絵本カタログなどで見かけたことがあります。
きっとよく目にするくらいだから、お話もフラニーさんが大好きな5のまき
私も好きになりそう!今度、探してみます。
自分のいいところを見つけられるって素敵なことですよね^^
先日、スポッティのお話を読んだばかりなんだけど
あおい目って同じだなあって思いました^^
つけたします。
きっとよく目にするくらいだから、素敵な絵本なんでしょうね。お話・・・(↑のコメントで抜けてしまいました。ごめんなさい。)
ほんとに「たいしたことないや」という気分になってくるのが不思議・・・。
絵本にはステキなモデルがたくさんですね!
わたしもこのあおいこねこのようになりたいな・・・。オズワルドの「おっとまちがい!」が楽しいですよね~。
うちで一時期、とってもはやっていました(^^;
ことり文庫さん、すてきな本屋さんですよ。
遠方の方には、特にことり便の威力発揮かもしれません。
本によって、小さなおまけが違うところもミソです♪
↓かえるくんシリーズも、今日またパパと図書館に行って新たに借りたようで、(引き続き借りたものもあり)まだまだかえるくんな日々は続きそうです(笑)
楽しいですよー。
微妙に覚え違えているために、検索でもひっかかってこなくて、あれなんだったっけと悩んでしまう本。
このあおい目の子は、こねこなんですよ♪
こねことは思えないほど、悟っていて立派なんですけどね。
この豊かな茶目っ気ある表情がたまりません。
図書館予約してみてくださいね~。
この本、背表紙はピンクなんですけど、わたしのなんて限りなく白く退色してしまっていて、もしかしたら
図書館のもそうなっているかも・・・。
退色しやすい色ってあるけれど、この絵本がそうなのが
とっても残念です。
ちゃんとわかりましたよー。
この絵本のこと、そういえばいろんなリストで見かけますね。
わりと分厚い体裁だから身構えるけれど、文章が少ないからあっという間に読めてしまうんですよ。
ちょうど「おおきなおおきなおいも」みたいな感じで。
コハやnao-yuuka-ayuchan5さんちの姉妹くらいの子から楽しめそうだなって思います♪
スポッティの赤い点々も、ちっともヘンじゃないと気づけるところが好き。
ふつうって何?ってこと、考えてしまいますよね。
せたていじさんの訳の絵本なんですね。さがしてみたいです。
せたさんのでは最近「ロバのシルベスターとまほうの小石」を読んだところです。
フラニーさんのところは知らない絵本がたくさんです。かえるさんの絵本もありますね
「かようびのよる」読みました~(アップはしてないんですけどね)
あ~、こちらこそでごめんなさい・・・
せたさんの独特な訳、とても好きです。
この本はとても読みやすくて、さらっとした感じ・・・(すがすがしい5月の空気みたいな!?)が気に入っています。
シルベスターのお話も、切なくて、でも最後はほっとして、大好きです!
わたし、スタイグも好きなんですよ~。
「かようびのよる」愛嬌あるかえるたちに、笑いませんでしたか!?
わたしもその後、最新刊の「漂流物」を手元に置きました!
こちらもさすが、ウィーズナーという感じです。
本は、人生いろいろな部分が語られていて、楽しいシリーズなんですよ~。
カルミアさんは、かえる好きなんでしたっけ・・・。
また、ゆっくりおじゃましたいです。