FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

昇段審査(三級から四段)

2009年11月29日 | 弓 修行
中学生から高校生、大学生、一般の方が、三級から四段まで受審する。

H陸中高の生徒を中心に見ていたのだが、
高校2年生はさすがというべきか。
まず、受審までの普段の稽古内容が素晴らしかった。
新人戦が直前にあったので、なかなか審査練習ができなかったのだが、
今まで何度か受審しているためか、稽古に望む心構えが、一年生とは違っていた。

「射技はいつも通り、試合と同じ。体配もいつもどおりといえるだけ練習さえすればよい。」
言い聞かせているのだが、体配をおろそかにしたり、審査の直前だけ付け焼き刃に稽古したり・・・そんな学生が多いのだが。

受審する段位に合格するためには何が求められているのか、
自分は何が足りないか、
先輩や私のアドバイスを熱心に聞き、即実行に移し、何度も稽古を重ねていた。
だから、本番でも稽古と同じように自信を持ってできたのではないかと思う。
体配に余裕が生まれれば、射技に集中できて、良い射も出るというもの。
息合いに乗っ取った、間合いも良い、素晴らしかった。

一年生はまだ、何を審査で見て貰うのか、
自分は何ができて何ができていないのか、
頭と身体が一体化できるほど、修練を積んでいない。経験も浅い。
受審すること、思うように合格できないことで、それらを学び、練習の課題を見つける良い機会となる。

合否が大切なのではない。
経験することが大切なのだ。
3月の審査では、成長した姿を期待する。


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