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変わる企業体制「ホラクラシー」分散型・非階層型経営が主流になる。

2018-09-13 07:21:48 | 日記

日本経済が成熟し、もはやかつての高成長が見込まれない中、日本の社会に根づいた従来のピラミッド型に序列化された階層組織「ヒエラルキー」も役割を終えていくようです。日本企業はこれまで「人」を中心に構成された組織を「仕事」を中心にした組織に移行し、その結果として役職等の肩書が不必要となる。部長や課長、係長などの役職がなくなりフラット化される。先輩後輩、派閥や学閥などもいずれ意識されなくなるでしょう。ある意味成果追求で面白味は無いですが、これまで埋もれていた仕事の能力が高い人には朗報です。マーク・トウェインの名言「英雄を崇拝する人間もいる。また、権力を崇拝する人間もいるし、神を崇拝する人間もいる。そしてこうした架空のものをめぐって、彼らは議論をたたかわせている。しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは、金だ」ではありませんが、人間は所詮、機械の一部で金を求めているだけかもしれません。

以下抜粋コピー

「ホラクラシー」とは、階級や上司・部下の関係が一切存在しない組織の管理体制のことを表しています。従来の中央集権型や階層型などヒエラルキー組織とは逆の新しい組織体制のことを言い、ホラクラシーでは細分化されている各チームにそれぞれが最適だと思うことを実践していくことで、組織を自律的に統治していくシステムとして注目されています。肩書きや職種などが重要視されないため、1人が複数の役割を持つということも可能になります。

「ホラクラシー」と「ヒエラルキー」

「ホラクラシー」とは、企業から役職や肩書などをなくし、組織全体に権限を拡張・分散して意思決定をさせるフラットな組織管理体制です。これは、日本の社会に根づいた従来のピラミッド型に序列化された階層組織「ヒエラルキー」に相対する新たな概念となります。ヒエラルキーを中央集権型・階層型とすれば、ホラクラシーは分散型・非階層型といえるでしょう。

ホラクラシー型組織では、役職に変わり「役割」が与えられ、細分化されたチームで各々が適切な意思決定・実行をすることにより、組織を自律させて統治する自走的組織となります。役職のないホラクラシーでは上下関係が存在せず、社員全てが経営に関しての発言権を持つことになります。

「人」中心から「仕事」中心へ

ホラクラシーの根本的な目的は、これまで「人」を中心に構成された組織を「仕事」を中心にした組織に移行することです。その結果として役職等の肩書が不必要となり、フラットな組織になったということで、フラットな組織にするために肩書等をなくしたわけではありません。

ホラクラシーの特徴

ホラクラシーの特徴は、簡潔にまとめると以下の4つになります。

  • 柔軟な組織体制
  • 長所を活かした役割分担
  • 効率的な組織運営
  • 主体性の強化

ホラクラシー型組織では、トップダウンに意思決定がされるヒエラルキーとは異なり、社員全てが対等な立場になります。また、それぞれの得意分野を活かした適材適所な人事配置となり、「自律したサークル」のように機能します。

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1 コメント

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NHKおかしい (土方歳三)
2018-09-13 09:38:43
NHKおかしいぞ。あさイチ急に終了。大坂なおみ選手の記者会見放送。おかしいぞなぜ急に番組終了して大坂選手記者会見放送。優勝は素晴らしいがわざわざ通常番組終了して放送する必要あるのか。午後の番組で録画放送すれば良いのに。わざわざ通常番組急に終了して記者会見放送おかしい。日清食品の圧力かあるいはNHKの肩入れか。まあしかしあさイチ急に番組終了して記者会見放送は朝イチフアンとして不愉快。なぜ記者会見録画放送しない。生中継必要ないでしょう。
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