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❝定年バカ❞「もう○歳だから」は禁句、2040年には老後崩壊!

2018-05-16 05:54:50 | 日記

急速に進む少子高齢化社会、2040年には1/3人が65歳以上になってしまいます。ただ、今の65歳は若い、見た目は20~30年前の50歳くらいにしか見えません。インフレが襲い掛かる高齢化社会では資産家は別として、現役を引退し65歳で静かに余生などと考える余裕はないかもしれません。仮に65歳時に5000万円預金があったとしても、運用せず毎月15万円ずつ引き出していれば、27年後、93歳時にはわずか残高140万円さらには物価インフレも襲い掛かります。しかも、5千万円持っている人は少数派で1/3は退職後の生活準備金0円です。絶望的な状況の中、評論家・大前研一氏は❝2040年にはAI(人工知能)が人間の脳を超え、我々の生活に計り知れない変化をもたらす「シンギュラリティ(技術的特異点=未来学上の概念の一つ)」が訪れると言われている。人間の仕事の大半がAIやロボットに置き換えられるその時代は、60代・70代のシニアこそが大活躍する。❞と予測です。2040年まで大前氏が御存命かは分かりかねますが、予想通りにならなくてもたぶん釈明は聞かせてもらえないでしょう。しかし、シニアには勇気を与えてくれ、社会の変化に耐えられるシニアが活躍できるのです。

以下抜粋コピー

2040年にはAI(人工知能)が人間の脳を超え、我々の生活に計り知れない変化をもたらす「シンギュラリティ(技術的特異点=未来学上の概念の一つ)」が訪れると言われている。人間の仕事の大半がAIやロボットに置き換えられるその時代は、60代・70代のシニアこそが大活躍する、と大前研一氏は予測する。

 2040年とは、いったいどのような時代なのか? 2017年版「高齢社会白書」によると、2040年の日本は総人口が1億1092万人で、そのうち65歳以上の高齢者人口が35%の3920万人を占めると推計されている。つまり、日本人の3人に1人が高齢者になるのだ。一方、15歳~64歳の人口は5978万人なので、高齢者1人を現役世代1.5人で支えねばならないことになる。

 2040年に現在50代の人は70代、40代の人は60代になっているわけだが、その時に働き盛りであるはずの40代・50代=いま20代・30代の「ミレニアル世代」(1980年代から2000年代初頭に生まれた世代)には国を支える力がないと思う。

 なぜなら、彼らはバブル崩壊後の「失われた20年」に育った低成長デフレ時代の申し子だからである。

 彼らの特徴は、物欲や出世欲があまりなく、内向き・下向きで出不精なことである。一例は、地元のショッピングモール1か所で日々の暮らしを完結させる「イオニスト」や「ららぽーたー」と呼ばれる若者たちだ。彼らは自宅の半径20km圏内だけで行動し、社会人になっても中学・高校時代の友人や仲間が交友関係の中心で、その人たちにしか関心がない。

また、ジェイアール東日本企画の「Move実態調査2017」によると、20代の1か月あたりの移動回数は37.3回で70代の40.8回を下回り、20代~70代の全年代中最低だった。20代は高齢世代よりも外出に消極的で、単純計算では1日あたり1.2回しか移動していないことになる。「家にいるのが好き」と回答した人の割合も20代が26.1%で最も高く、次が30代の25.1%だった。

 幼少期からインターネットと携帯端末があり、自宅で時間を過ごすことに慣れているからだと考えられるが、このように低欲望で内向き・下向きで出不精な価値観やライフスタイルのミレニアル世代は、20年後の日本経済を駆動していくパワーが足りないと思うのだ。

 一方、現在の40代・50代はバブル景気を謳歌したり、その余韻に浸っていたりした世代である。すべてが右肩上がりで円高の恩恵もあり、海外旅行や高級ブランド品などを満喫しながら「それ行けどんどん」でやってきた人たちだ。20年後、60代・70代の彼らがやる気になれば、下の世代がアグレッシブではないだけに、相当活躍できるのではないかと思うのである。

 ◆「もう○歳だから」は禁句

 しかも、2040年に「シンギュラリティ」が訪れたら、いま20代~50代がやっている仕事の大半はAIやロボットに置き換えられてしまい、人間でなければできない仕事はクリエイティブな分野や労働集約型の作業など非常に限られてくるだろう。

 そこでシニアの出番となる。60代・70代の人たちには若い人たちにはないビジネスの経験と人的ネットワーク、若干の資金がある。それを活用することで、若い人たちよりも向いている仕事、能力を発揮できる分野が少なくないのだ。

 日本人は年齢についてメンタルブロックがあり、中高年になると新しい仕事にチャレンジしない傾向が極めて強い。

 しかし、「もう○歳だから」は禁句である。

 いま40代・50代の人たちは、2040年に老後があると思ってはいけない。起業家になって60代・70代で新しい事業を次から次にやりまくっている自分をイメージし、そういう方向にマインドセットしていくべきなのだ。


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1 コメント

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野党議員不要 (金田一耕助)
2018-05-16 20:31:43
税金無駄の最たるものは野党議員立憲、国民民主、社民、自由、共産、山本太郎など衆参約二百人。彼らがいなければ国会は円滑に運営され自民、公明、日本維新、無所属30人が諸問題に対して活発に議論、審議行われ日本の明るい未来が展望できます。馬鹿野党立憲、国民民主、自由、共産 、社民、山本太郎など約衆参二百人の馬鹿議員が一年半も森友、加計、自衛隊日報などくだらん問題を大騒ぎして一年半も国会が混迷、大事な問題貿易、財政再建エネルギー政策、憲法改正、地域振興、子育て支援、お年寄り政策、などなど審議の時間が一年半も奪われた。野党馬鹿議員約二百人の罪は重い。立憲、国民民主、自由、共産、社民、希望は切腹か議員辞職で日本国民に詫びろ。
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