『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

藤井聡太叡王、伊藤匠七段との叡王戦は2勝2敗、6月20日第5局へ

2024-06-16 04:36:47 | 日記
藤井聡太叡王(八冠)に伊藤匠七段が挑戦する叡王戦五番勝負の第4局は5月31日、千葉県柏市でおこなわれ、132手で藤井叡王が勝利。シリーズ成績を2勝2敗としてカド番をしのぎ、叡王位のゆくえは6/20第5局へと持ち越された。
 伊藤にとっても、初のタイトル獲得がかかる大一番。
「ひとまず最終局に持ち込めたのはよかったですけど、また次も大事な一局になるので、そちらに向けてもしっかり状態を整えていければと思います」(藤井)
「次局も注目される舞台だと思うので、しっかりとよい内容の将棋を指せるよう全力を尽くしたいと思います」(伊藤)
 運命の第5局は6月20日におこなわれる。
「次が持将棋がなければ、最終局になるので……」
 藤井がそう語ると、現地に詰めかけたファンから笑いが起きた。藤井−伊藤戦では、今年2月の棋王戦五番勝負第1局で、珍しい持将棋引き分けが生じている。
 2020年の叡王戦は七番勝負で永瀬拓矢叡王と豊島将之挑戦者(肩書はいずれも当時)が対戦。途中で2回の持将棋と1回の千日手が生じ、延長戦の第9局(実質的には第10局)で決着がついた。
 将棋では、両対局者が全力を尽くして戦うと、盤上では奇跡的な局面が現れ、思いもよらぬドラマが生まれてきた。今期も舞台は整った。藤井か伊藤、どちらが勝つにせよ、歴史に残る名局、名勝負が期待できそうだ。

さらに、明日6月17日に棋聖戦第2局が新潟県新潟市の旅館で行われ、愛知県名古屋市、兵庫県洲本市と転戦する。関西所属の山崎は、淡路島で行われる第4局まで何とかたどり着きたいという。
 
棋聖戦第2局 6月17日高志の宿 高島屋(新潟市西蒲区)
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