『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『自爆寸前の中国経済②』

2013-06-30 12:02:28 | 日記
好評につき前回の補足です。今後急展開も予測されますので新事態が発生すればその都度書く予定です。巷でバブル崩壊は不可避と言われている中国経済、今後の問題点を書きます。【以下北京時事記事一部転載】中国でシャドーバンキングと呼ばれる金融形態がここ数年で急拡大し、新たなリスクとして欧米の格付け機関などが懸念を強めている。銀行融資を受けられない借り手には便利な資金調達手段だが、それだけに金利が高く、景気が急速に冷え込めば、返済不能に陥る恐れがある。銀行が密接に関係していながら、通常の融資では無いため銀行監督が及ばず、当局も実態を掌握しきれないと言われている。米金融大手JPモルガン・チェースの中国担当エコノミストはシャドーバンキングは36兆元(580兆円)GDPの70%との見方を示しています。筆者は中国の銀行を含む不良債権額は同額の580兆円と見ています。これはとてつもなく大きな数字で因みに日本の不良債権は100兆円で処理に20年かかりました。シャドーバンキングは中国版住専(日本では5000億円の公的資金を入れるのに国会で野党に追求されました。)ですね。麻生財務大臣も6月末の中国短期金利上昇を受けて「どういう影響が出てくるかは今は何とも言えないが、結構しんどい状況というのが、我々の見えないところで起きているということは十分考えられる。」と述べています。ただ事ではないと思います。世界経済に与える影響で最たるものは中国が保有する米国債2兆ドル強を売却するかです。およそ200兆円ですから大変な数字です。しかしながら、万一全額処分しても一時的な混乱が生じるだけで消化されると思います。その時には日本も応分な負担を要求されると思います。ただ、世界戦略から考え米国債を中国が全額手放すのは考え難いところです。中国経済破綻に伴い一時的な世界の金融が混乱するのは避けられそうにありませんが、主に中国国内での影響が大きそうです。因みに日本国債破綻だと騒いでいる方々が根拠としているレベルの数倍の規模です。日本国債を実際に売り買いしている金融関係への危機への対応アンケートでは、売却を具体的にする。と答えた金融機関の総売却金額は、せいぜい180兆円で全額日銀が即日買取出来ます。その場合には物価は4%上がります。かえってデフレ脱却出来て良いくらいです。日本においてはハイパーインフレなど考えられません。日本経済の中期的な繁栄を受けて、現在破滅的な予想を発表している学者、エコノミストは市場、大学から早晩退場することになると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朴槿恵韓国大統領 矛盾だらけの中韓首脳会談

2013-06-30 08:39:18 | 日記
歴史と安保で対立…朴大統領、また日本をけん制(読売新聞) - goo ニュース
日本に対しては慰安婦問題で執拗に持ち出す「歴史問題」は過去朝鮮戦争の際の侵略者であり、南北分断固定化の元凶である中国に対しては主張しません。理由は日本は自由主義体制の国だから「謝罪と反省と補償」をすべきで且つ持ち出せば過去してくれたから。中国は体制が違うので要求しても応じないからです。日本に対してはおねだり外交なのです。好評の中国経済崩壊について別便で続編を書きます。

中国、韓国それと日本国内の反日野党勢力でアベノミクスつぶしで利害一致
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする