安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

税金と租税の原則

2022-06-06 11:07:15 | 政治
及川さんの税金論は実に分かりやすくて好きですね


私は、アメリカでこれほど成功した減税政策があるのに、みんななんでトランプ大統領の政策にもっと注目しないのか?
それが個人的には不思議でなりません

反グローバリズム + 小さな政府(規制緩和と大減税)は、最強の組み合わせで国を強くし、繁栄を作ります

反グローバリズム + 大きな政府(MMTによる公務員大増員と財政大出動)は、GDPは一時的に大きくなりますが、国のぜい肉を増やし、いずれ痛みを伴うダイエットを必要とします

私は財政出動を否定するものではありません、むしろ積極財政が必要な分野もあります
しかし、個人に対する所得補償など増やすべきではありません
それは「政府に依存し、寄りかかる人を大量に増やす」行為に他ならないからです
それで国が強くなるなんてありえないと思います
むしろ自分で財産を増やせる人を増やさないといけない。。。個人財産を増やすのは国の仕事じゃないことを知るべきです

また、規制緩和には「税の規制緩和」という考え方があります。。。これも「小さな政府」の考え方です
例えば、具体的に言えばこういうことです

消費税は消費に対する規制であるので、これを緩和、もしくは撤廃する必要があります
不動産収得税は、不動産を売買する際に買い手に負担を与える規制なので、これを緩和する必要があります
相続税は、相続人の財産(資本)に規制を加えるものなので、これを緩和、もしくは撤廃する必要があります
ガソリン税は、車を乗る人への規制なので、必要な道路特定財源以上の税負担は単なる規制であり、これを緩和する必要があります

こうした税は、税の租税原則的に言えば、最初から原則を逸脱しているものです
まず、「資本に課税してはいけない」というのが、アダム・スミスの租税原則にあったと思います
課税していいのは「利益」に対してだけ、「資本」に課税すると経済が収縮するので、やってはいけない、というのが租税原則なのです
つまり、リンゴの実には課税していいけど、リンゴの木には課税してはいけない、という考え方です

そして政府の在り方として大事なのは
「国民の税負担を軽くするため、政府の機能をできるだけ簡素化し、不必要なものを排除していく」
という考え方です
こども庁とか、環境省とか、デジタル庁とか、他でできるのに何で必要なんでしょうか?いらないでしょう
私は公務員を減らせと言っているんじゃないんです
レジ袋有料化とか、再生エネルギ云々とか、いらんでしょ、こんなもん
こういうことに規制を増やして経済の足を引っ張るなら、環境省などいらない。。。と言っているにすぎません
無駄な規制をどんどん作って経済活動を規制するのはやめましょう、と言っているわけです

改正派遣業法?いらんでしょこんなの。。。。法律自体をリストラすべきです
派遣社員を使えば消費税の節税になる?そんな仕組みで強制的に派遣社員制度を増やしたいだけでしょ?いらんわね
企業が社員をリストラをしやすくしたいんだったら、もう少し労働3法を見直して、企業負担を軽くできるように規制緩和するだけで十分なんです
派遣社員を増やすことで、安定収入を得るという将来的な夢や希望を持てない人が増えたことを考えたら
この派遣業法が日本人を精神的に貧しくしたことは否めません

またね。。。根本的には、企業側が払う厚生年金の負担増が、企業の雇用を大きく制限する「規制」なんですよ
毎年毎年値上げを続けなければ成立しない厚生年金なんか、もうとっくに破綻していますよ
いま年金受給年齢に達している人には年金を維持する必要があるが、若い人の年金は、やはり制度自体を作り変えるべきです
年金制度のリストラとイノベーションが必要ですね

いつも長々書いてしまいますね。。。このぐらいにしときます。。。ではまた
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参政党さんについて

2022-06-06 01:12:21 | 政治
最近、及川幸久さんのライブ動画を見ていると、よく「参政党を応援してください」という書き込みが目立つようになってきました
「及川さんの動画に来て参政党を応援しろとかよく言えるものだな」と思いつつ、「余程ファンなんだろうな」と感心もするわけです

正直、松田学さんの動画は以前からよく見てたので、その流れで見ていて、あまり参政党さんに興味はなかったのですが
あまりにも何人もの人が「参政党、参政党」と繰り返すので、ちょっとだけ、何がそれほど人を引き付けるのかが気になってはいました
まあ悪気はなくて、及川さんや釈さんらと考え方が近い部分があるので、きっと「協力し合える」と思っているのだろうと思います

もちろん、双方が無事議員当選した暁には、当然協力し合えるのではないかと思いますが
正直、今の段階では、私は参政党さんにあまり興味が持てないんですよね
なんでかな~と、自分でも自分の気持ちを不思議に思うんですが、考えられる理由としては、こういう事かと思います

政治に興味ある人が、雨後の筍のように出てくる新しい政党の主張に感動し、応援し、最後には、ほとんどが失望させられています
これが昨今の政治を取り巻く現実のような気がします
新しい政党が出てくるときには、一時ワーッと熱狂するんですが、そのうち冷めるんですね
ほとんどの政党は、国政選挙のあまりにも高いハードルを越えられずに諦めるか、一時期少数が当選しても、そのうち消えてしまいます

中には維新のように、地方政党に特化するような形で力を持つものもありますが、それは何らかの利権と結びついて生き残るので
結局は利権団体に堕して、改革を望んでいる有権者をがっかりさせるところもあります
参政党さんも、残って大きくなってくれればうれしいとは思うのですが、私の予想では、多分途中で消えていくことになります
失礼な話をしていますが、正直な話、冷静に考えてみれば分かりますが、参政党さんには組織力と資金力が欠乏しているのです
私も足掛け10年以上選挙に関わってきたので、それが分かるんですよね。。。そんな甘い世界でも、甘い現実でもないって。。。。

そしてもう一つ難しい問題があって、それは人材育成の問題です
NHK党などを見ていれば分かりますが、そもそも初期の頃の「初心」とか「志」は何だったの?と言いたくなるような
主義も主張も、考え方もバラバラな人がたくさんいて、「いったい何がやりたいの?」「いったい何を改革したいの?」
と、こちらで問い合わせたくなるような党もあります。。。まあ、バラエティーとしては面白いんでしょうけどね
結局、政治家を目指す人材の育成には、時間と組織と費用がかかるんですよ。。。
これが現実で、これが土台にならないと、政党としての形になりません、組織を維持していくことすらできないんです

方や及川幸久さんの所属政党の母体は宗教ですが、実は、及川さんは母体で長年政治思想を学んでおり、心の修業を続けてきています
母体にはHS政経塾というものがあり、古今の政治学から宗教学、政治哲学などを徹底的に学んでいる人がたくさん所属しています
私の知人。。。後輩ですが、私の後輩もHS政経塾の出身で、いま政治家を目指しています
宗教はお金集めと批判を受けることもありますが、人材育成の機関として考えれば、当然、お金は必要になります
問題はお金集めなのではなくて、集めたお金を使って「何を学び、何を教えているのか?」ということなんですよね
できれば、その点を見ていただきたいんです。。。後輩も頑張っています

水野よしひろ 廿日市市市議会議員 街頭演説 2022年5月17日

参政党さんの動画もいくつか見てみました
赤尾由美さんですか?良いことを言っていますね

政治に一石を投じるという意味では、参政党は大いに意味があると思います、頑張ってください

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