安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

コーヒーブレイク。。。大切なのは考え方の”筋”です

2022-06-22 00:24:10 | 政治
私は繰り返し「小さな政府」という考え方が大事なんですよ、と申し上げていますが
これは、いつも勘違いする人が出てくるのですが、「小さな政府」とは、「考え方の筋道」のことを言っているのです
勿論、すべてのプロセスを端折ったり、簡略化したりすることが良いことだとは私も思いません
しかし、考え方の筋だけは、「政府をできるかぎり小さくし、規制をできる限り少なくしましょう」という方針でなければ
政府は無限に肥大化しますよ、と言っているんです

アメリカのトランプ政権が行ったように、規制緩和をどんどん進めながらも、外部の脅威から国民を守ることは両立できるのです
トランプ政権は基本的に「国民国家の原点」に帰ろうとする、復古運動なんです
国民国家の原点はね、「国は国民の生命・安全・財産を守ると同時に、権力から個人の自由を守ること」なんです
国家は、国民の生命・安全・財産を守ると同時に、「自由」も守らなければならないんです

日本人が通常使うところの「自由」は、おそらく英語のフリーに近いものでしょう
しかし、国民国家が大切にすべき、とされている「自由」とは、リバティーのことなんです
フリーと違い、リバティーは「権力に対して、戦って勝ち取った自由」、というような意味があるんです

だから例えばですね、水道民営化の問題にしても、外国資本によって水道が買い占められ、水道料金が異常に高くなった場合
その「水道利権を独占して値上げしようとしている権力と戦って勝ち取る自由」のことを、リバティーというのです
トランプ政権の自由化とは、権力によって束縛されている国民を開放する、という方向性であり
それがトランプ氏が考える規制緩和の、”考え方の筋”なのです
いま、日本政府のやっている「自由化」とは、単なるフリー。。。つまり「無料」とか、「安い」というような意味なのです

電力民営化の件についてもそうですね、政府はただ自由競争させれば価格が下がる、みたいに思っているようですが
新規参入した新電力のほとんどは「太陽光発電事業者」です
その新規電力事業者が太陽光で発電した電気を、既存の大手電力会社に高額で買い取らせ
さらに、大手電力会社が長い年月をかけて作ってきた送電線インフラを安い価格で使用させ
そして、新規電力事業所は、大手電力から安く電力を仕入れてユーザーに販売し、利ザヤで儲ける
これは自由競争とは言いません
政府が大手電力会社に圧力をかけて、多額の資金負担をさせている時点で、政府権力の乱用になっているんです

大手電力会社に多額の費用を負担させることで、「電力会社をたくさん新規参入させました」。。。「自由化させました」
なんて、馬鹿なことを言って喜んでいるのが、頭の悪い日本政府の政治家たちです
こういう頭の悪い政治権力者の、頭の悪い政策から日本国民を守ることもまた、「小さな政府」の政治家の仕事です
トランプ大統領なら、こんな頭の悪い電力自由化など、絶対にやらないでしょうね
本当の意味で、国民の自由を守るのが「真のリバタリアン(自由主義者)」ですからね

電力自由化を目指すならね、まずは民間電力会社のなかで、特定事業所の電力会社あたりが
自家発電を改良して新規参入できるようにしたらいいんです
例えば、「住友共同電力」という会社があります
ここは確か、ほぼ石炭火力発電を使って、住友グループ系の工場発電を行っている発電事業所ですが
こういう事業所に余剰電力を使って一部新規参入してもらうなど、規制緩和で本当はもっと違うやり方があったと思います
電力不足を補うなら、やはり安定電源を供給できる事業所であるべきですからね

そもそも、反グローバリストの真のリバタリアンなら、グローバリストが仕掛けてきた「地球温暖化詐欺」から
日本国民を守るでしょうよ。。トランプ大統領のようにね

もう一度重ねて言いますが、「小さな政府」とは、「考え方の筋道」のことなのです
国民が置かれているあらゆる政治的束縛、圧力から、国民の権利を守ることがその考え方の筋なんです
これをどうか知ってください
そして、及川幸久さんも、幸福実現党も、考え方の筋道は同じです。。。そこも理解して、小さな政府で勘違いしないでください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする