盤上の棋士は自分の意思と判断で行動する・・・
その行動の結果に責任を持ち指し手となり駒を進める一手一手が変化し
駒の動きの適応を心がけていないと勝負には勝てない・・・・
世の中がどんどん変わり、以前と比べて(個)が重視される社会となり、
これは、(個)としての人間も、それなりに適応に心がけていないと・・
生きていけない吾々の身近には、二つのタイプがある・・・
「指して人間」と「駒人間」であろう・・指し手人間は自分の考えや方針を持ち
自分の意思と判断で行動し、結果に対して責任を持つ人だ。
駒人間は自分から全く動かない将棋の駒と同じつねに受身で・・・
人の指示がなければ、何も出来ないでは(個)としての価値がなくなる。
当然ながら(個)が重視され価値観多様化社会においては・・・
自分の考えをもち、自主的な行動をとれる指し手人間でなければ、
やっていけないのではないだろうか・・・・
盤上に勝負を掛ける棋士も自身との戦いで勝敗が決まる。