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<アフガニスタン>銃乱射の駐留米兵、ストレスが背景か
毎日新聞 3月16日(金)18時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000070-mai-int
【ニューデリー杉尾直哉】ロイター通信などによると、アフガニスタン駐留米兵が銃を乱射し民間人16人を殺害した事件で、米兵の弁護人、ジョン・ブラウン弁護士が15日、米西部シアトルで会見し、今回の駐留が4度目の戦場派遣だったことを明らかにした。イラク派遣中に仕掛け爆弾で頭部を損傷したり、足先を失ったといい、ブラウン弁護士は、ストレスが背景にあった可能性を指摘した。
米兵は米中西部出身の2等軍曹(38)。ブラウン弁護士によると、米同時多発テロ(01年9月)の数日後、「国のために立ち上がる義務がある」と、軍に志願した。3度目のイラク派遣後、軍から「二度と戦場送りはない」と言われていたが、昨年12月、アフガニスタンに派遣され、「本人も家族も納得していなかった」という。
一方、米高官がニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると、米兵は犯行に至った夜、度重なる派遣について本国の妻と口論となり、ほかの兵士2人と軍規に反して酒を飲んでいたという。この高官は「ストレス、飲酒、家庭の問題が一度に重なり、米兵はキレた」と話した。
これに対し、ブラウン弁護士は「妻とは良好な関係にあり、事実無根の報道。政府は戦争にではなく、個人に罪を着せようとしている」と批判した。
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アフガン銃乱射の米兵、4度目の前線派遣に動転=弁護士
ロイター 3月16日(金)17時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000095-reut-int
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3月15日、アフガニスタン南部カンダハル州で駐留米兵が地元住民16人を射殺した事件で、弁護人のジョン・ヘンリー・ブラウン氏(右)が、米兵は4度目の前線任務を命じられたことに対し、精神的なダメージを受けていたと述べた。シアトルで撮影(2012年 ロイター/Anthony Bolante)
[シアトル 15日 ロイター] アフガニスタン南部カンダハル州で駐留米兵(38)が地元住民16人を射殺した事件で、弁護人に選任されたジョン・ヘンリー・ブラウン氏が15日、米兵は4度目となる前線任務を命じられたことに対し、精神的なダメージを受けていたと述べた。
【写真】米国とアフガニスタン
米シアトルで会見を開いたブラウン氏は、「彼(米兵)もその家族も、中東での任務は終わったと聞いていた。家族は再度の派遣を望んでいなかった。そのため、彼も家族も(前線に)戻ることを快く思っていなかったと言える」と語った。
米兵は2001年9月11日の米同時多発攻撃後に入隊。イラクに3度派遣され、そこで頭や足を負傷していた。ブラウン氏によると、米兵は肉体的にも前線任務に耐えうるかどうか、心配していたという。
弁護士の会見に先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズは米政府高官の話として、「米兵が度重なるストレス、アルコール、家庭内の問題を抱え、耐えられない状態だった」ことが、事件を引き起こしたと報じていた。
この報道に対しブラウン氏は、アルコールの件は知らないとした上で、ストレスは要因の一つだと認めたが、家庭内の問題は「ナンセンス」だと否定した。
身元がいまだ明らかにされていない米兵は現在、クウェートの米軍基地で勾留されており、裁判がどこで開かれるかも分かっていない。司法手続きについてブラウン氏は、米兵の訴追には数週間かかるとの見通しを示した。
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乱射米兵、同僚大けがで動揺か=アフガン派遣に不満も―代理人
時事通信 3月16日(金)21時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000159-jij-int
【シアトル(米ワシントン州)AFP=時事】アフガニスタン駐留米兵が銃を乱射しアフガン人16人を殺害した事件で、米兵の代理人は15日、駐屯先の南部カンダハルの基地で事件前日、同僚が大けがをし、このことに米兵が動揺していたと明らかにした。同僚のけがが「基地の全員に影響を与えた」とする一方、米兵はイスラム教徒に敵意は抱いていなかったと語った。
当地で記者団に語った。米兵はイラクに3度派遣された後、再度の派兵はないと言われていたにもかかわらず、アフガンに送り込まれたことに不満を抱えていたという。
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コメントより
戦場で過酷な経験をしたのは分かるが、殺された現地住民には関係ないこと。
16人殺しても、のうのうと裁判で無罪放免か。
今まで米兵で、アフガニスタン人やイラク人を殺して、死刑判決を受けた者などいないからな。
三度も死線を何とかくぐってもう無いと言われたのにイラクより厳しいアフガニスタン派遣だもんな…
気も狂うだろう。
乱射の罪が消える訳では決して無いのだが…
トラウマはみんな抱えるだろうな。
しかし三度も行かせるとは、裕福でないってことなのか?
しかし殺された側はそんな理由なんか関係ないよ
戦場で精神を病む人は第一次世界対戦から記録に残っている!!過剰なストレスなど兵士には大変な環境下にある!!
この兵士は、いわゆる『不適性者』だろ?
何で、審査を厳しくしなかった?
まぁ、貿易センタービルの後で激情にかられて適性審査を緩くしたせいもあるかもだけど。
ビビってんのはてめぇではない!いつの世の戦も巻き添えを受ける民間人だ!
この兵士を煮たり焼いたりするのは、赤子の手を捻るよりも容易い。
が、テロ云々ではなく根本的な欧米側の問題を解決しないかぎり今後も同事件は形を変えて続発するだろう。
軽々しく言っているが,極限状態では,味方が撃たれたら,「次は自分」と半狂乱になるだろ。
よく路上爆弾テロを受けた治安部隊が,周囲に無差別で発砲する事件など数多い。
大儲けの武器商と政治屋の癒着
コイツを叩かない限りは、一兵卒を何度スケープゴートにして潰しても意味がない。
もう世界中が認知しているよ鬼畜米政。一部政財界が繁栄するために
世界中、それもこうした自国民を含むのあまたの一般人が チリでも払うように消されている事も。
精神的に悩んでいても、多分軍法会議で銃殺刑だと思うよ。
もし無罪になったら、逆恨みによるテロなどでもっと多くの米兵が死傷するもの。。
しかも、軍事行動中ではなく、Offタイムでの犯行だし。。。
地獄から3度生き延びてまた行けと言われたらそらおかしくなるわ
そろそろ軍人のローテーションも限界に近いんだろうね
そう言えばハートロッカーって映画で主人公がやっと任期が終わって帰ったと思ったら、また派遣されて「任務終了まで○○日」って出て終わってたなぁ
現実はそれ以上か
指揮官も指揮官だ。
判断力を欠いた兵士が居ると作戦が狂う。
つまり、部隊が機能しないって事だ。
部隊が機能しないと言うことは兵士が死ぬんだ。
精神的ストレス云々は関係ない。
起こした事件に対して、誠実な贖罪をすべき。
あなた方アメリカ人は、「アメリカ軍による度重なる内政干渉が原因で起きた中東各国の治安悪化が精神的ストレスを与え、結果として自爆テロや911を引き起こした。アルカイダはそのストレスを持った人間の集まりであり、ビンラディンはその象徴だ」と言われて納得するのか?
どんな弁護士が付こうが関係ない。彼はキチンと現地の法律に基づいて裁かれるべき。
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