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ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト、大混乱の飲食店に客がクレーム

2014-07-17 21:42:12 | 日本ニュース (病気・環境)

 


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ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト、大混乱の飲食店に客がクレーム
Business Journal 7月17日(木)3時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140717-00010001-bjournal-bus_all#!bg2uQv


ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト、大混乱の飲食店に客がクレーム
東京ディズニーランドのシンデレラ城(「Wikipedia」より)
 夏休みとなれば、多くの観光客(ゲスト)が押し寄せる東京ディズニーリゾート。

 この東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドから今年3月31日~4月6日に解雇された従業員(キャスト)が、オリエンタルランド・ユニオン(以下、ユニオン)を結成。現在、オリエンタルランドに対し、労働環境の改善を要望している。

 しかし、オリエンタルランドは「ユニオンに加入するキャストたちは『請負業者』との間に雇用関係があるにすぎず、オリエンタルランドは『請負業者』と請負契約を結んでいる『注文主』であり、キャストたちの『使用者』ではない」と主張し、団体交渉を拒否している。6月27日に開催された株主総会でも、株主から出たユニオンに関する質問に対して「明確な回答は出なかった」(ユニオン)という。

「私たちは、自分たちの雇用問題だけではなく、キャスト全体の労働環境の改善を要求しています。これからの夏に向けてゲストがたくさんいらっしゃる時期になりますが、会社側はなんら労働環境を改善しようとしていません。このために、キャストの厳しい労働環境がさらに過酷なことになっています。キャストの心中は笑顔ではないのに、どうしてゲストの皆さんを笑顔にすることができるのでしょうか」(同)

 夏本番を前に、オリエンタルランドは大量に広告出稿を行い、マスメディアからは「夏のディズニーリゾートのおすすめツアーガイド」が宣伝されるだろう。しかし、「夢の国」では、そこかしこにブラックな労働環境が隠れているのが実態だ。

●ディズニーリゾートのブラックな実態

 今回は、ユニオンへの取材を基にした夏のディズニーリゾートにおけるあきれた実態を紹介していきたい。

 まずは、夏休み名物ともなっている、異常な待ち時間の長さという問題を見ていきたい。

 3時間待ちは当たり前のビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ミート・ミッキー……こうした人気アトラクションは、なぜ行列がなくならないのか。背景には、オリエンタルランドの“ゲスト入れすぎ”問題がある。

「夏休みは入場制限をほとんどしませんが、実はゲストを入れすぎなのです。それは入場料収入が欲しいからにほかなりません。営利企業だから仕方ないとしても、それならば、1つのアトラクションにゲストが集中することの弊害を見直すことが企業側には必要でしょう。5分で入れるような行列の少ないアトラクションを魅力あるものに改良するなどして、待ち時間を平準化する方策は取れるはずです」(同)

 夏休みとなれば、ファミリーで並ぶために、行列はさらに長くなる。

 「以前は、行列があれば待ち時間も楽しくするためにアトモス(アトモスフィア・ショー)がありましたが、現在は『エンターテインメント・ショー製作費』が大きく削られて(2009年3月期は154億円だったが、14年3月期では55億円と、ほぼ3分の1にまで削減)、ほとんど行われなくなりました。ゲストは、ただただ待たされるのみです。例えば、本来ビッグサンダー・マウンテン周辺は、キャラクターが登場してゲストが写真を一緒に撮ることのできる『グリーティング』が行われるエリアなのですが、あまりに行列が長くなりすぎて危険だと、グリーティングを中止することもしばしばです」(同)

  ただ、グリーティングの中止に関しては、キャラクターの中に入るキャストにとってはありがたい面もあるという。

 「通常、キャラクターの仕事を割り当てられれば、パレードと1日数回のグリーティングをしなくてはいけません。多くの人はキャラクターの着ぐるみは猛暑対策用に改良されているとお思いでしょうが、実は、まったく改良されていません。このため、猛暑となれば、中の温度もとても高くなります。しかも、パレードとなれば炎天下で40分踊り続けることになるため、終わったとたんに、ゲストから見えないバックステージで、熱中症で倒れるキャストも出てくるのです。サイレンを鳴らさない救急車によってキャストが運ばれていくというのも、真夏ではよくあります。このため、真夏にはグリーティングの回数が減ることは、現状ではありがたいことではあるのです。

  こうした過酷な環境が常態化しているのは、出演者の世界では体育会系な土壌があって、NOと言いづらいからです。真夏の環境下で、40分踊り続けなくてはいけない環境に、精神を病んで辞めていく若手も多いのです。しかしオリエンタルランド側に訴えても、『体調管理もあなたの仕事』と冷たく切り捨てられるのです」(同)

  日本のディズニーリゾートのキャラクターのパフォーマンスレベルの高さは世界からも称賛されるが、こうした日本的な体育会系システムと希望に満ちた労働者の犠牲の上に成り立っているというのは皮肉な話だ。

●過剰なコストカットでブラック化に拍車

  そして、甘く見てはならないのは、食事時のレストランだ。レストランの大混雑も、真夏の名物になりつつある。

 「実は、レストランのスタッフの人員も大きく削減されています。それにもかかわらず、ゲストの入場は拒まないように上から指導されています。つまり、中に入れる限り、どんどんゲストが入れてしまうのです。しかし、キャパシティを超えているために、サービスの提供が間に合いません。低レベルのホスピタリティ(おもてなし)にクレームを入れられるゲストもいらっしゃいますが、そもそも現場に配置される人数が少なすぎるため、どうしようもないのです」(同)

 

 また、セルフサービス形式のレストランでは、料理を手にできたものの、空いたテーブルが見つからず立ち尽くすファミリーも目立つ。

 「かつてであれば、先に注文してからテーブルを探すよう働きかける空席案内係がいましたが、そういった係は真っ先になくなり、我先にと席に座るファミリーも出てきました。今では、満員の店内でテーブルが見つからず仕方なく立ち食いしているファミリーもいますが、立ち食いをしていると店員から注意されるのです」(同)

  現在、「ゲストにハピネスを届けよう」というキャスト新規募集の広告を電車内などで見ることができるが、特に飲食関係の職種が不人気だという。

  それもそのはず、「単純作業の繰り返しで腱鞘炎や、やけどをする人もいる」「リゾート外の飲食店のほうが働きやすい」(同)というのが実情なのだ。

  こうしたブラックな現場にもかかわらず、経営陣は、東京ディズニーリゾートは9割が準社員(パート、アルバイトなど)であることを強調し、「キャラクターはもとより、販売や清掃のスタッフも持ち場で大事な役割を果たしている」(加賀見俊夫会長)と、そのビジネスモデルを自画自賛している。

 「現在の過酷な状況は、社員が圧倒的に少なく、準社員を管理できていないことからきています。オペレーションの多くが準社員任せになっているにもかかわらず、準社員からの改善要望が上に届かないようになっているのです」(ユニオン)

  現場を知らない経営陣や社員は、コストカットすることばかり考えている。「あるショーでは、コストカットしすぎて米国本社から『あまりにもみすぼらしくなる』とストップがかかったこともある」(同)ほどだ。耳を傾けるべきユニオン側の改善提案は数多いと思うのだが、「人の話に耳を傾ける」労力(コスト)を最初にカットしてしまったのかもしれない。
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松井克明/CFP

 

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アメリカの極右思想の持ち主であるウォルト・ディズニーの具現化した庭園を日本人が有難がる精神構造が理解できない。
アジア人皆殺しを理想としていた奴だぞ。


会社からは「夢の国だから」「子供達の夢」を前面に掲げられて、従業員が不満を言いづらい状況を作ってるんじゃない?
客も2時間並んで5分で終わるアトラクションなんて堪らない…
それでもリピーターが多いんだから、現場の努力は凄い。
現場(人)を大切に出来ない企業は、いつか必ず痛い目を見るよ。


だって、入場してる時間の2/3が待ち時間なんて
時もあるしね。


一気に情報が拡散してしまいそうですね
過去の不祥事が暴露されてしまいそうな予感
今日の株価が楽しみです

 

ココで働きたい人達は、本当にディズニーが好きな人たちだと思ってる。
給料が安いのは前々から知られているし、労働条件が過酷なのだろうという事も想像に難くない。
それでも、炎天下の中、ゲストに笑顔で対応してくれているのは本当にすごいと思う。
本当に好きなのだな。と。
それを逆手にとって、ブラックな条件を強いているなら、がっかりだ。
何より、着ぐるみが改良されていない。というのが本当ならびっくりだ。
小型の冷却機くらいは入っていると思ってたんだが。。
客前ではイリュージョンという訳にもいかんよね。。


キャスト(笑)は、直ぐに辞めた方が良いよ。
『一生懸命頑張る』日本人の特性を利用して、金儲けしているだけだから。


まあ、以前からブラック企業説はあったけど、これはイメージを重視する企業としてはマズいでしょ。いくら、ほっといても金はジャブジャブ入るからとは言っても。
それとも、その金の力と、宗教じみた夢の国のお題目の力で、強引にもみ消せるつもりかな?


何時間も並ばないといけないあの場所を、ありがたがる気持ちがまったく解らない。
物品も高いけど、メーカーに対しては相当買い叩いているらしいし。
そういえば食品偽装問題の時もここだけは何となくうやむやになってたな。
リピーターはこういった事実をちゃんと知るべきだし、賢い消費者にならないと、自分の好きな物が中から崩れていく手助けをしている事になると気付かないと。


ディズニーで働きたくて働いている人達が、不満を言うくらいなのだから、相当醜い労働環境なのだろうな。
しかし、いつも思うのだが、労働基準局ってなにしてんだ。
テメエらでは、なにもせず訴えがあっても証拠もって来いだの、双方で話し合いをしろだの言うだけ。
証拠も訴えも用意して何してくれるのかと思えば形だけの調査して終わり。
や役に立たない行政なら廃止にしろ。


毎年行ってるが、昔に比べてキャストの態度が悪くなったのが明白。笑顔もないし、ちょっとキレた言い方されるし、気持ちの余裕の無さが表に出ている。


結婚式も挙げるほど好きだったけど最近は行かなくなったな?。
書いてある記事もそうだと思うけど、年間パス所有者の自分さえ良ければ感がものすごく感じた。
グループでのショーの場所取りやパレード待ち、グッズの買い占め。
遠くから高い金額を出して行っても楽しめるより疲れる方が勝ってしまう。子供を連れてそこまでして行きたいと思えなくなった


5、6年前に社長が代わってから状況が一気に変わった。
表に出るキャストの人数は減らされ、サービスが疎かになる。
一杯一杯になったキャストはゲストに対しての対応も低下。それに不満を感じる優秀なキャストは辞めていく。補うために学生を大量に雇用。悪循環。


一斉ストライキでもすればいいよ。
最近、人を人として扱わないブラック企業が多過ぎる。


あれだけ混雑していれば過酷な労働条件というのも当然なんだろうけど、こうもブラック企業的に従業員たちが疲弊しているとなると、正直引く。


少し前にホテルのレストラン等での「食品偽装」が問題になったが、発端になったのはティズニーの3ホテル
これはウヤムヤに誤魔化したが、先日も大量の食中毒者が出たよなwww
まァ、ワタミと同じだろwww

 

学生の頃、ディズニーに向かう電車の中で、すっごく暗くて無表情の男性が隣に立っていた。ドアにもたれて、疲れてそうな顔立ちで。「朝っぱらからどんよりしてんな」と思って印象に残ったのだけれど、最寄り駅で一緒に降りていったその男性は、とあるアトラクションでクルーとして一緒に乗ってきた。すっごい笑顔で、それはもう楽しそうにしていた。
当時は子供心に大変だなぁと思っただけだけど、今も昔も関係者は夢も希望もぶったぎられた環境で働いているのかもね。


記事を読む限り、創業者ディズニーの志は誰も受け継いではいないようだ。経営陣もクリエイティブな感性など持ち合わせていないだろう。


キャストとゲストに対して配慮が足りない幹部の「拝金主義」が夢の国を台無しにする。
そろそろ、目を覚ましても良い時期だろう。


入場者制限はした方がいい。スタッフが準社員ばっかりって、相当年齢制限厳しいの?
でも待ち時間気にしない、グッズ買い求める客(マニア)にも問題はあると思うけどね。
ちなみにその行動、傍から見たら他のオタクとなんら変わりないよね。ディズニーならアニメオタクが許されるとか変だよね。なんで誰も突っ込まないんだろうなあ。


ちなみに4月にあった東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの食中毒は「GW後」に新聞報道されましたね。もちろん、テレビでは流しませんが。
あ、食品偽装もテレビでは流しませんよ。

 

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2013.08.29
http://biz-journal.jp/2013/08/post_2799.html.
ジャーナリズム ジャーナリズム .
ディズニーランド、美談に隠されたブラックな実態?バイトを魔法にかけ無報酬で酷使?


 ピザ生地を顔に貼り付ける、ハンバーガーのバンズをベッド代わりにする、商品のソーセージをくわえる……いま、アルバイトとして働く若者たちが、ふざけ写真をSNS上に公開し、炎上する事件が多発している。謝罪に追い込まれた企業は、ピザハット、ローソン、バーガーキング、ミニストップ、ほっともっと、丸源ラーメンと後を絶たず、ステーキハウス・ブロンコビリーにいたっては、事件が発生した店舗を閉店。写真をアップした元バイト従業員に損害賠償請求することを検討する事態にまで発展している。

 この騒動にネットやテレビも強く反応し、「あきれて、ものが言えない」「こんな写真を流布して恥ずかしくないのか」「バイト教育が不徹底だ」などなど、批判が続出。バイトの信用度はガタ落ち状態だ。

 しかし、である。不安定雇用であるバイトに対して、正社員並みの愛社精神やコンプライアンスという職業意識を求めるということ自体に、そもそも無理があるのではないか。コスト削減を進め、責任が伴う仕事も低賃金労働でまかなっている企業側にも問題の背景はあるはずだ。

 そんな図々しい企業体質の象徴のような本が、いま売れに売れている。それが、シリーズ90万部を突破した、東京ディズニーリゾート(以下、ディズニー)で数々の人材教育を手がけてきた福島文二郎氏による著書『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(中経出版)。タイトルが示す通り、あのディズニーのバイト教育にスポットを当てた一冊だ。

●ディズニーでのバイトの実態

 本書によれば、ディズニーに従事する運営会社・オリエンタルランドの正社員数は約2000人だが、対してバイトの人数は約1万8000人。しかも、バイトは1年間で半分の約9000人が退職するのだという。手間暇かけて育てたバイトがすぐに辞めることは、企業にとっても痛手のはずだが、ディズニーの場合は「1年に3回くらい3000人近くのアルバイトを採用しなくてはなりませんが、推定で5万人以上の応募者が集まります」と自慢げ。でも、単なる“安い賃金で使い捨て”とも読めるのだが……。

 また、注目を集めているバイト教育に関しても、独自システムを得意満面で紹介。例えば、ディズニーでは「バイトがバイトを指導する」といい、現場の責任者に代わって、バイトたちに仕事の手順やスキルを教える「トレーナー」と呼ばれるキャストも主にバイトから採用。「(トレーナーは)キャストに自信を持たせる役割も担っています」と書いているように、指導するだけでなく、精神面でのサポートもバイトに任せているのだ。しかも驚きなのは、「トレーナーになったからといって、昇給に直接結びつくわけではありません」と断言していること。「つまり金銭的な対価はないのです。トレーナーを示すピンバッジが配られるだけです」と、わざわざ無報酬で責任ある立場をバイトにやらせていることを誇っているのだ。

 このほかにも本書では、「ディズニーのキャストたちは、職場の中でユニークなスモールステップをつくってチャレンジしています」と紹介され、例えばカヌー探検のキャストは、どれだけ河を速く回れるかを競う「カヌーレース」を行ったり、劇場型のアトラクションなら、いかに滑舌よく時間通りにナレーションできるかを競ったりと、“スモールステップ”なるステップアップにチャレンジするのだという。この“スモールステップ”は「いずれも、トレーナーをはじめとするアルバイトのキャストたちによってつくられたもの」というのだが、これだけのシステムをつくってもバイトはやはり無報酬。“カヌー漕ぎ”という、あまり役に立ちそうにないスキルの習得に無報酬で努力するとは、バイトたちがディズニーのマジックにかけられてしまっている様をよく表している。

 本書の「間違った考えに染まった後輩を変える!」という項目も相当に刺激的だ。そこでは、著者が実際に行ったという「キャストの意識改革」を披露。その改革とは、「すべてのゲストにハピネスを提供する」というディズニーの“ミッション”を浸透させるべく、朝礼・終礼はもちろん、口癖のように正しいミッションを繰り返すこと。特に新しく入ってきたキャストには徹底的に教え込み、同じ考えを持ったキャストにしかトレーナーは任せなかったそう。さらに「どうしても私に賛同できないので、他部署に異動させたり退職させたりせざるを得ないキャストも(いた)」とさえ書き綴っている。

 そうして「職場全体の意識をひとつに」することができた時のことを、著者は「人間って、変わるものなんだ」と実感した……と振り返る。あたかも感動エピソードのように、しみじみ著者は述べているが、要は自分とは違う考えのキャストを他部署に追放したり、退職に追い込んだ、ということではないか。

 それでもなお、バイトたちは従順だ。ディズニーのミッションを叩き込まれたあるバイトの女子は、母親から「ミッキーは何人いるの?」と問われた際、「何言ってるの。ミッキーは1人に決まってるじゃないの」と答えたという。小さい子どもに訊かれたのならわかるが、相手は母親である。たとえ中年の身内に対しても、夢を壊さない。このディズニーイズムはすばらしいが、それが生成される過程を知ってしまうと、げに恐ろしいエピソードとしか感じられなくなってしまうのだが……。

 そう。これらのエピソードは、いわばディズニーという“夢の国”だから成し得てしまう魔法なのだ。バイトたちは、ミッキーの笑顔にごまかされ、無報酬であることに疑問も持たず、客に夢を与えるという使命感に燃える──これでは最上のブランドイメージにつけ込んだ“ブラック企業”とも思えてくる。あのミッキーの薄気味悪い高笑いも、より邪悪に響いてくるようだ。

 「ブラック企業は許せん!」という声が高まる一方で、この“ディズニー式バイト教育”がもてはやされている現状。しかしその実態は、ブラック企業よろしく、不安定労働者を安く使っているだけ。これが本当に「成功例」なのだろうか。これでは、そのうち本質に気付いたバイトたちが、ミッキーやダッフィーの着ぐるみ姿で暴挙に出る日が来るかもしれない。はたしてそれでも、「中の人などいない」とディズニーは胸を張れるのだろうか?
 (文=和田 実)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-07-20 19:06:36
初めまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イランがイスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めてください。

管理人様が悔い改めたら、オリエンタルランドの社長に「働きやすい環境を整備してください」と伝えてください。ディズニーランドのスタッフがパワハラに苦しんでいたり、劣悪な労働環境にさらされていると聞いています。全てのスタッフに、十全な給与と福利厚生が与えられて、ハラスメントからも守られるような体制を作ってほしいです。

ディズニーという組織がある意味でキリスト教に反する立ち位置にいるであろうという事は、なんとなく感じております。ディズニーのアニメやテーマパークの中に「イエス・キリスト」といった言葉を見聞きした事は一度もありませんから。それでもなお、東京ディズニーランドだけは、キリスト教を取り入れてほしいし、来園者達をスタッフ達をキリストに近づけてほしいし、クリスチャンのスタッフがいたら優遇してあげてほしいと思います。

私のコメントを記憶に刻んでください。そしてオリエンタルランドの社長には、是非とも、私の想いを伝えてください。

最後に繰り返しますが、管理人様にとって最善である事は、今この瞬間にでもキリストに悔い改めて、世界中のクリスチャンが空中に挙げられる時に、私達と一緒に挙げられることです。今日を救いの日にしてください。

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