バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

チーム力…2014

2014-04-06 07:37:13 | やっぱりミニバス!
平成26年4月6日 日曜日
 
「チーム力…2014」

「チーム力」とは、チーム競技におけるチームとしての強さをいいます。

その強さの基礎となるのは、チームメイトたる仲間との信頼関係です。

それは、お互いに頼りあう、他を頼るものではなく…

ひとりひとりのプレーヤーのバスケに向かう意識の高さが、チームメイトすべてに共通し、

かつ共有していることから生まれる信頼関係です。

そのためには、「仲間」を強く意識すること。

そのためには、「自分」を強く意識すること。

まず、「自分」のために、「自分」を越えることです。

「自分」と、仲間である「他人」と比べないことです。

仲間は、「自分」が越える相手ではなく、共に成長する仲間なのです。

仲間である、それぞれの「自分」が「自分」を越えていくことで、

「自分」の集まりとしての「仲間」が、「仲間」を越えていくのです。

それが、「チーム力」になっていくと思っています。

私はダッシュやシャトルランなどのラントレのときは、

お互いが競争相手で、相手に勝つ走りをするように…とは言っていません。

「自分」の隣を走るのは、仲間のボールマンなのです。

仲間のボールマンのボールラインの前に出ることで、ボールは、前に繋がっていくのです。

だから、仲間のために、仲間の前に出るように…走る!

お互いがチームメイトの仲間として、仲間のために…走る!

それは、「仲間」のために、今の「自分」を越えること。

それが、「チーム力」になるのです。

といって、仲良しグループであってはならないのです。

馴れ合い、かばい合うのは、「チーム力」としての仲間ではありません。

プレー中にミスをして、「ゴメン」と言い…
それに対して、「ドンマイ」と言い合うのは、仲間の誤ったあり方です。

まさに、ひとりひとりが、 「自分も活きて、仲間を活かす」…バスケなのです。

仲間を活かすことができないプレーは、仲間から徹底的に叩かれるのです。

「ゴメン」や「ドンマイ」ではないのです。

「何やってんだ! 決めろよシュート!」
「何やってんだ!  もっと走れ!」
「何、1線抜かれてんだ! きっちり付けよ!」

…そう言い合えるチームこそが、「チーム力」のあるチームだと思います。

「チーム力」は、「自分」を越えるところから作られていくのです。