バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

“したいこと”の質…2014

2014-04-02 06:40:01 | やっぱりミニバス!
平成26年4月 2日 水曜日
 
「“したいこと”の質…2014」
(月刊誌PHPから一部抜粋編集)


『好きなことを、好きなように、好きなだけできること、それが私の幸福観です。

みんながそういうふうに生きられれば、きっと世の中は、もっと明るいものになるでしょう。

ただ一つだけ言うなら、「したいことをする」ためには、

人として忘れてはいけないことがあります。

「まずは、相手の身になって考えて行動しなさい」、

「これを言ってもいいか。これをしてもいいか。それによって相手はどう感じるだろうか。そういうことを一瞬でもいいから考えなさい」。

この気持ちを忘れずにいくことは、大切なことですが、そのように思いつつも行き違いがあることも確かだと思います。

そんな時に、心を込めた対応が出来る人であることの方が人として大切なことです。

最近テレビや新聞などを見ていると、「食べ放題、飲み放題」という言葉をよく見かけます。

私の目にはそれが、「好きなだけ食べ散らかしていい。好きなだけ飲んだくれていい」というふうに映ります。

この言葉のなかには、とても思い上がった人間の心が潜んでいる気がするのです。

私達は命を頂いて、自分の命を生かしている。

そのことに心から深甚なる感謝を忘れてはならないのです。

それこそが幸せであることの根っ子に置くべきものだと思います。

「したいことをする」。

それはとても素晴らしい生き方です。

そんな自由な社会であることは喜ばしいことです。

しかし、「したいことをする」ことと「やりたい放題やる」ことはまったく違うことでしょう。

「したいこと」の質が問われている。

今はそういう時代かもしれません。』


「したいこと」がやがて、「つらいこと」になるかもしれません。

でも好きだから続けていけるのも確かだし、また新たな気持ちで「したいこと」を見つけていくのも確かだと思います。

それでもその「したいこと」は 、自分だけがいいというものであってもならないのでしょう。

特に、親を悲しませるものであってはならないことは確かです。

それでも続けて行くなら、体と命だけは大切にして欲しいのが親心です。