バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

今年度の抱負…ミニバスの子供達へ

2012-04-27 03:55:34 | やっぱりミニバス!
平成24年4月27日 金曜日
 
「今年度の抱負…ミニバスの子供達へ」


以下の内容は、うちのクラブで毎月子供達に練習スケジュールを主体として配布している「ナイスシュート!」に、

今年度の男子コーチの抱負として掲載するものです。

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『うちのミニバスも今年から学年横割から、学年縦割りチームとなりました。

下級生にも試合経験を積ませるために、

そして、試合で練習のごとく動けるための気持ちの持ち方を創るために、

練習試合の機会を増やしていこうと思います。

私はミニバスのコーチをしていて思っていることのひとつに、

子供達が卒会するときには、練習試合と公式戦を含めて、

通算勝率を少なくとも約6割ほどにすることをコーチとしての目標にしています。

この6割という勝率は、、子供たちが勝つことによってスポーツの楽しさを知り…

それとともに、4割の負けを経験することで、負けることの悔しさを知ることができ…

この負けることの悔しさが、6割の勝率につながっていくと思っているからです。


しかし、私は子供達に試合に勝つことは求めません。

試合に勝つことが目的ではないと語っています。

『勝つことをねらうな! 

しかし、勝つことをあきらめるな!

そして、負けることを怖れるな!

大敵を怖れるな!
小敵を侮るな!

練習は試合のごとく!

試合では練習でやったことを出し切れ!

自分達の全力を、その試合に出し切ること!

その全力が出し切れたと思えれば、

バスケは楽しいと思えるはずだ。』


一方、私はコーチの責任として、チームを勝利に導くため、勝つことをねらいます。


子供達全員が、仲良しグループではなく、切磋琢磨し、仲間のために全力を出す。

上級生と下級生が同じチームになった学年縦割りチームだからこそ、

チームは最上級生のためだけにあるのではなく、

チームの子供達全員が、このチームで出会った、この仲間を一生のかけがえのない宝物にして欲しいと願い…

そうするために、『全力チーム』を編成し、

チームとして最大限の力を出し切れるように試合に臨むことを信条にしています。


子供達が、「自立し自律する」という目的を達成し、

ミニバスをやってきて本当によかった!と思って卒業してくれるように、

構えることなく、そのままの自分で子供達と接していきたいと思います。』