バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

保護者の方へ~ミニバス応援団…2 012・その1

2012-04-24 01:17:26 | やっぱりミニバス!
平成24年4月24日 火曜日
 
「保護者の方へ~ミニバス応援団…2012・その1」


これは2年前にも書いたものです。

あらためて、保護者の皆さんにお読みいただきたいと思い、少し編集して載せました。


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以下の内容は、千葉県ミニバス連盟から保護者の皆さんへ、『ミニバス応援団』と題して配布しているパンフレットに書かれているものです。

そこから大事だと思うところを抜き書きしてみました。

特に、ミニバス保護者の方にかかわらず…

普通の保護者のみなさんにも参考になると思います。


●自立をさせよう!

試合会場に行くと、よく見かける光景ですが、チームの応援の場所取りや飲み物、着替えなど…、

何から何まで親が準備をしてあげて、子どもたちは言われるまま、準備をされたものを使うだけです。

いつも準備されているから、感謝の心が育たず、それが当たり前と思い…

「ありがとう」のことばさえ言えない子どもがいます。

手助けが子どもたちのできる能力を育てず、奪ってしまっている場合があることに気づいてください。

ミニバスケットボールでは、自分で考え、判断し、責任をもって行動できる自立したプレイヤーを育成しようとしています。

誰かにやるように言われたから、やるのではなく、自分自身が「やった方がよい」、「やりたい」と思い…

行動することが大切なのです。


●ゆっくり成長を見守ろう!

親として、自分の子どもが、ミニバスケットボールに向いているのかどうか…

見込みがあるのかどうかなど、気になるのは当然です。

しかし、低い年齢であればあるほど、その先の可能性は不確定なものです。

可能性のある子どもはたくさんいます。

よい指導、よい環境をいかに子どもたちに与えていくかが大切です。

それを大人が勝手に、子どもの将来を決めつけてしまい、やめさせたりしてしまうようなことがあります。

やるのは子ども…、主人公は子どもであり、スタープレイヤーになるだけが価値があるのではありません。

子どもたちが、ミニバスケットボールをやりたいという気持ちが一番大切です。

大人だけの考え方で決めつけるのではなく長い目でゆっくりと、子どもたちの成長を見守りましょう。

ミニバスケットボールの技術や技能を身につけるのが目的ではなく、

ミニバスケットボールを通して、人間づくりをすることが目的であることを認識し、

子どもたちが、ミニバスケットボールを楽しみ、生涯にわたってバスケットボールが好きであってほしいと願っています。