バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

視野と視点…目標を目指して

2012-04-09 01:35:40 | やっぱりミニバス!
平成24年4月9日 月曜日

「視野と視点…目標を目指して」


バスケにおける視点は、常に攻めるゴールに置きます。

特にボールを持ったら、必ずゴールを見ることが絶対に必要です。

パスを探したり、ドリブルで横に逃げるのは攻める気持ち…攻め気がないからです。

相手チームにとったら攻め気のないチームほど楽なディフェンスはありません。

なぜなら、自分達が守るべきゴールを攻めてこないのですから…

ボールを持っても、シュートを打たないのですから。

攻める時は、チーム全員がゴールを見て、ボールを見て、仲間を見て攻めることです。


視点をゴールに置き、視野をとって、ボールと仲間と、自分の立ち位置を瞬時に選択して動くことです。

川の流れのごとく、ボールと5人が動くことです。

そこにスペースが生まれ、ゴールに向かう一瞬の機会ができるのです。


さて大事なのは、視野と視点です。

まず視点には、見るべきところの『注視点』があり、

そこを見ている自分の立ち位置である『立脚点』があります。


目指すものが注視点であり、そこに行こうとする今の自分の位置が立脚点です。


立脚点と注視点が、同じ平面にあると、注視点が何かにさえぎられて見えないことがあります。

立脚点を横にずらしても、大きな山があれば、さえぎられて見えないでしょうね。

そして注視点を見ることをあきらめるのでしょうか?

そこで大事なのが視野です。

平面に自分を置くから、注視点が見えないならば…

立ち位置である立脚点を高みに移すことです。

高みに移すことで、さえぎる山の向こうにある、目指す注視点が見えるのでしょう。


注視点を高みに移すには、どうすればいいのでしょうか?

それは、経験と経験から学んだ知恵によって身を高みに置くことができると思います。

注視点をあきらめないために、そこに向かう経験をして、

失敗から学び、立脚点を高くできることで、視野が広がるのではないでしょうか。


だから行動し、経験が豊富な先達の方々は、多くの失敗から学んだ知恵を持ち、

高い視野から物事を注視することができると思うのです。


目指す注視点をあきらめないために、

今の自分の立ち位置の立脚点を知り、

広い視野を得るために行動して経験を重ね、

自分の立脚点を高みにもっていくことが大事だと思います。