バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

新しい生活

2012-04-04 05:22:23 | やっぱりミニバス!
平成24年4月4日 水曜日

「新しい生活」


フレッシャー達の新しい生活が始まりました。

次女も会社員として、またプロのバスケージャーとしての新しい生活が始まりました。

寮生活で夜10時に消灯し、朝6時に起床して、会社に出勤して、

会社を早退させていただき、バスケの練習に向かうのですが…

一昨日は、職場の上司から早退のOKがなく、

早退時間が10分ほど過ぎたところで、娘が自分から恐縮しながら申し出て、

『あっ そう』みたいな感じで言われ、早退できたようです。

会社の理解を得られていたと思うのですが…

どうも違うような雰囲気です。

まぁ、それも娘が自分でどうにかしていくしかないでしょう。


早退したあとは、バスケージャーに変身して、午後15時半からバスケの練習を夜まで…


寮の団体生活の規律に従い、会社に勤める規則正しい生活を始めました。


一昨日が入社式で、新しい生活のリズムが始まりました。


当然ですが、まだ色々とリズムに乗れていないようです。

一昨日は、朝食も取れずに出勤し、昼ごはんも食べる間もなく、

そのまま練習に参加して、気持ち悪くなったそうで…

親としては心配はしますが、社会人になったからには、自分でどうにかしていくしかありません。


私も32年前に航空自衛隊の幹部候補生学校に入校し、自由なキャンパスライフから厳正な規律の団体生活に飛び込みました。

カルチャーショックの極みでした。

40人足らずの大部屋に、個人用の鉄枠のベッド、ひとりに毛布が5枚とシーツと枕。

自分でベッドメイクをして、しわがあれば指導教官にはがされて、またベッドメイク…

朝は6時に起床ラッパがスピーカーから大音量で流され、作業ズボンをはいて、上半身はだかでグラウンドに、われ先と飛び出し…

乾布摩擦をしながら、全員がそろったら点呼をして学生当直に報告。

それから約20名のグループが4列縦隊で駆け足。


まさに映画の世界のような一コマでした。

1か月で体重は10キロ減りました。

手はカサカサにひび割れて…


それが5月の連休を過ぎたころから、その生活の要領をつかみ、体が慣れていきました。

そして11ヶ月後には、立派な(?) 初級幹部自衛官の誕生です。


次女も同じような体験を経て、失敗を繰り返しながら、半人前から、一人前の社会人に成長していくのでしょう。

期待と不安のさなかにあるフレッシャー達でしょうが、自分の道を切り開いて歩んでいって欲しいと願います。