バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

為さねば、成らぬ

2011-11-16 00:01:18 | やっぱりミニバス!
平成23年11月16日 水曜日
 
「為さねば、成らぬ」


夢が目標になり、
その目標を手にするには行動しなければならないということです。


坂本龍馬は、
何を成すべきかを考えて…

そのために為すべき事を行った人です。

「成すべき事」とは、
達成すべき目標・目的です。

「為すべき事」とは、
そのための行動を言います。

維新の偉人と言われる
方達は皆、成すべき事を明確に持ち、

そして、
「為すべき人」でした。


『為せば成る』
という言葉がありますね。

これは、

『為せば成る、
為さねば成らぬ成る業を、成りぬと捨つる人のはかなさ』

と語った武田信玄の言葉から来ているものです。

この言葉も頭ではよくわかります。

…が、
考えて決意して行動するというところまでいかないのが、

実際のところだと思います。

行動するという一歩を踏み出すには、

心の葛藤があります。
「わかっているけれど…

相手を怒らせてもまずいし、

何もそこまでしなくても…」

という思いですね。

その思いを乗り越えさせるのは、

「筋(すじ)」だと思います。

「無理」という理不尽を感じたならば、

それを正すべく…
「筋」を通すために、為すべきだと思うのです。

それでも成らないときもあるでしょう。

しかし、為すことによって一石を投じたことは間違いないのです。

また、
行動に移すために必要なものとして、

「自覚と悟りへの道」
という本に…

次のように書かれています。

『試験を受けても合格
する自信のない人に、

「とにかく試験を受けなさい」と忠告します。

本人は、

「何も準備もしていないのに合格するはずがない」

と答えるでしょう。

これが「我」です。

しかし本人はできれば
合格したいのです。

ですから、
そこまで言ってくれるなら…

「とにかく試験を受けてみよう」

という思いが、
「我」から一歩進んだ
「試みる」という思いです。

これは第三者に背中を
押されて動くことです。

この「我」があるけれども、

「試みる」という思い
が「従順」です。

この「従順」の思いが生まれて、

大きな進歩と発展が得られるのです。』

人はよく素直になれと言われます。

それが、
この「従順」だと思います。

「我」に固持することを捨て…

自分の思いに「従順」
になることで、

行動する一歩を踏み出せるということなのでしょう。

さらに行動した後の結果を怖れるから躊躇するのでしょう。

いずれにしても、
行動しなければ、
結果は生じないのです。

行動する難しさは、
その人の気力によっても大きく左右されると思います。