鴨川の床開き

鴨川をどりを観た後、先斗町の洋食店・開陽亭へ行きました。

5月1日は、鴨川の床（ゆか）開きの日。鴨川の夏の風物詩・納涼床がオープンする日です。
鴨川沿いにあるお店ではどこも、組み上がった床にテーブルが出されていました。

床が出されるのは5月から9月までですが、5月と9月だけは、お昼も床を使うことができるのです。
6月から8月の間は、暑いので夜になってからでないと床を使えません。

この日はとても天気がよかったので、開いたばかりの床でランチとしゃれこむことにしました。
幸いなことに、川沿いの席が空いていたので、鴨川の流れを眼下に見たり、四条大橋を行き交う人々の様子を見たりしながら食事ができました（冒頭写真）。
川風も気持ちよくて、床開きには絶好の日和でした。

初夏の日差しと爽やかな風のなか、昼間からビールを飲みながらおいしいものを食べる……これ以上の喜びがあるでしょうか。
至福のひとときでした。