猫を捨てる奴は捨てられろ

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DPF-7002改造依頼 その9 - 音質比較つづきのつづき

2011年05月19日 23時35分00秒 | オーディオ
ようやく今回の改造機、我が家のメイン機、オリジナル機の音質比較です。

1.セクシーオトナジャン「オンナ、哀しい、オトナ」

 オリジナル機は、3人がべったり横一列です。
 それぞれの細かい表現までは描けていません。
 まあこんなものでしょう。
 でも定価5万8千円の価格から考えたら立派な音です。

 今回の改造機は、解像度がオリジナル機とは歴然と違い、
 開けた口の形が分かります。

 我が家のメイン機は、開けた口の形どころかミキティの喉の奥まで見通せます。
 これは(自分も含め)キモオタ大喜びです。あと人妻好きも。
 そして3人それぞれのマイクとの距離の微妙な違いと、
 繋ぎもしくは後処理(音程)の有無が分ります。

 でもなぜか今回の改造機の方が表現力は上です。
 みやびちゃんの可愛さったらないです。
 我が家のメイン機は音の整理はできていますが、
 情報の絶対量は今回の改造機が上なのかなとその理由を考えました。
 今回の改造機のエージングが終わったときの音は想像もつきません。


2.ラルクアンシエル「Honey」

 2番のサビの繋ぎ目の違和感は、我が家のメイン機が一番大きいです。
 目の前にHydeがいるようで、咽の奥まで見えます。

 今回の改造機は、そこにベールが一枚掛かっています。
 ただ、これもおそらくはエージングが解決するでしょう。
 
 オリジナル機は、違和感があまりなく聞き流してしまいます。


3.イエス「ムード・フォー・ア・デイ」

 我が家のメイン機および今回の改造機は、楽しく聴けます。

 オリジナル機は、ダメです。
 表現が拾えていません。


4.イエス「燃える朝焼け」

 見通しは我が家のメイン機が一番上です。
 ドラムの各パーツの微妙な位置関係、ヘッドの張り等、セッティングが分ります。
 タッチが明確に分るので聞いていて楽しいです。

 今回の改造機は、まだ見通しという点では我が家のメイン機に劣りますが、
 ところどころのニュアンス、特にシンバルの表現は我が家のメイン機を超えています。

 オリジナル機はやはり残念です。
 べったりしています。


5.デュ・プレ エルガー「チェロ協奏曲」

 今回の改造機の表現力は凄いです。
 聴き惚れてしまいました。
 チェロの真ん前で聴いているようです。
 また、これまでバックのオケはあまり頑張っていないと思っていましたが、
 ところどころでは頑張ろうとしているんだということが分かりました。

 我が家のメイン機は、これまで表現力は十分と思っていましたが、
 今回の改造機には負けます。
 ただ、音の見通しはこちらが上で、さしずめ、
 チェロの真ん前で見ているようです。

 オリジナル機は、演奏の凄さは分りますが物凄さは分りません。
 我が家のメイン機と今回の改造機を聴かなければ、
 不満はないかもしれませんが。



我が家のメイン機と今回の改造機の大きな違いは、
メイン基板上のジャンパー線を交換しているか否かですが、
こんなにその影響があるとは驚きでした。
我が家のメイン機も頑張って改造しなければなりません。

コメント
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