高麗川廃線 2

太平洋セメントの工場です。
工場萌えの妻はテンションが一気に上がりました。




ピンク・フロイドのAnimalsを思わせます。
豚を飛ばしたくなります。




側面から観ました。
豚を飛ばしたくなります。


　
　
　
工場の裏手です。
かなり広い敷地で上の写真の場所からかなり歩いたため、妻のテンションは下がり切ってしまいましたが、
この一瞬だけテンションが戻りました。


　
　
　
　
振り向くと、向こうに土手が見えました。


　
　
　
実は太平洋セメント（当時は日本セメント）は、今回歩いてきた高麗川駅からの引込線と別にもう一本、
東部越生線の西大家駅からの引込線を持っていました。
高麗川駅からの線が廃止された年より更に15年前の、1984年に廃止された引込線の遺構です。


　
　
　
土手に登り工場方向を振り返りました。
レールは撤去されていて、白いパイプのみが存在感を放っています。
他の方のレポートによると、このパイプはまだ生きているようです。


　
　
　
進行方向すぐ先で土手は道路にぶつかり、すっぱり終わります。
廃止されて10年後の1994年版の地図にもここまでの記載があるので、
少なくとも10年間はレールが残っていたようです。


　
　
　
　
妻がぐずり出したので探索はここまでです。
これも任を終えたと思われる火の見櫓が、夕暮れの中美しいシルエットを見せていました。


　
　
　
この後は、来た道をまた高麗川まで歩いて戻りました。