ミドリ 日比谷野音

日比谷野音は初めてでしたが、観易く、且つリラックスできる、とても良い会場でした。
心配された雨も午前中ですっかりあがり、午後は天気の回復とともに気温も適度に上がり、
屋外のイベントにはちょうどよい陽気となりました。
ミドリのライブは初めてなので客層の見当が付かず、ステレオタイプに、パンクのライブということで
客席のあちこちでケンカが始まるような凄い客層を想像していましたが、全然普通のお兄さんお姉さん達で驚きました。
女性客が多かったのにも驚きました（しかも可愛い）。



村田が引っ込みメロン部員の大移動が終わって、
間もなく猫ひろしが登場しました。
生の猫ひろしはTVの何倍も面白く、開場も涌きまくりでした。
ライブを観てみたくなりました。



猫ひろしが引っ込み、しばらくしてミドリが登場しました。
セットリストは以下の通りです（知らない曲もあったので鍵盤のハジメさんのブログから持ってきました）。

都会のにおい
うわさのあの子
ゆきこさん
ハウリング地獄
エゾシカダンス
あかん！！
朽ちては果てぬ
声…
愛って悲しいね
お猿
さよならパーフェクトワールド
愛のうた
獄衣deサンバ
あんたは誰や
swing

MCで後藤さんが、席のある会場でワンマンを演るのは初めてで緊張していると言っていましたが、
そんなことは全く感じさせない（妻は感じたそうですが）、凄いテンションとアンサンブルでした。
鍵盤（特に左手）、ベース、ドラムス、どれも半端な人では出せない音を出していました。
もちろん後藤さんのギターも切れ込みが鋭い非凡なものでした。
CDを聴いて、大したことないと思っている方がいらっしゃいましたら、是非ライブに行ってみて下さい。
演奏力に驚かれると思います。
私は、現場で聴きながら、初期のツェッペリンを思い出してしまいました。
そのくらい力のあるミュージシャンで、力のあるアンサンブルでした。

後藤さんは見せパンだとは思いますが相変わらずパンツまるみえでした。
更に後半、PAのスピーカーの上でセーラー服の上着を脱ぎ投げ捨てました。
拾った人はちゃんとスーハーしたでしょうか。
ブラは黒いスポーツブラっぽい物で、これも見せブラだと思いますが、20台前半の男の子達には刺激が強過ぎです。
20台前半に見に来たかったです。

裏方の人がスピーカーが倒れないよう一生懸命押さえている上で、会場をゆっくり見回す後藤さんが格好良かったです。
ハジメさんのブログで、後藤さんがジャンヌダルクに見えたと言っているのはこの場面の事でしょうか。
これほど腕の立つバックと強力なフロントマンが揃っているバンドはそうはいないと思います。



アンコールはなく、代わりに大阪の秘宝館クリトリックスを置いていきました。
そういえばまだ見ていませんでした。
クリトリックスは、ロマンポルシェを思わせる男2人の打ち込みとギター（ギターシンセ）のバンドでした。
4～5曲演りましたが冗長でした。
歌詞が全てな芸風でしたが、その歌詞が、冗長な上にオチが弱く、また、真面目な箇所も練りが甘く、中途半端でした。
ただ汗かきデブのスウェッティの歌だけは良かったです。
全曲がこのクオリティだとどこへ行っても胸を張れるのにと思い、残念でした。
会場が出来上がっていたこと、ミドリさんにはお世話になっていると冒頭で言ったこともあって、
会場の反応は暖かかったです。


最後までカメラが数台回っていました。
映像をリリースするのでしたら、是非村田のところもノーカットで収録して下さい。
心からお願いします。




オマケ
練習中？