みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

アイカラー哀歌

2008年06月25日 18時10分12秒 | キレイのために
私、アイカラーはめったに載せません。

もちろん、過去にはアイカラーを載せたこともあります。それは、何色もの色を使い分けてグラデーションを作るのが流行していた秋のことでした。

「私もパープルのグラデがしたい!」

さっそく開店一番に行きつけの化粧品屋さんに押しかけ、4色入りのパレットを調達。机に向かっている間もわくわく、そわそわ、落ち着きません。こっそりバッグの中をのぞき込んではパレットをながめ、ひとりご満悦。

夜、待ちきれずに鏡に向かい、喜び勇んでパープルのグラデ開始。

アイホールにライトなカラーを入れて、境界を指先でちょいちょいとぼかして、まぶたの際に濃いめの色を載せて、また境界線をちょいちょいとぼかして……

できたっ!

えぇぇーっ!?

鏡の中にいたのは、明らかに別人。

「ご出勤ですか?」

見るからにおミズ系。

ヾ(≧∇≦)〃 違う、違ーう!

私がイメージしてたのは、ナチュラルメイクに少し華やぎを加えた程度だったのに。

それ以来、アイカラーが苦手です。くすん。

テンション上がる上がる

2008年06月24日 23時35分39秒 | キレイのために
久々に外反母趾養成シューズを履いてお出かけしてきました。

今日は都心で用事を済ませる日。相変わらず食欲はイマイチ。何とか食べ物をお腹に押し込みます。スケジュールを突っ込んでしまったので、こなさなければなりません。私は弱い人間なので、こうして自分を追い込まないと物事を成し遂げられないのです。

時間的にも体力的にも撮影の余裕はなさそうなので、一眼レフはおうちでお休み。重い機材を持ち歩かないなら、ヒールの細い靴でもOKです。だったら、メイクもしなきゃね。

メイクするのは久しぶりです。パウダーファンデをすいすいと載せると……あ、やっぱり違う。肌が断然きれいに見えるわ。さすがファンデ。

ヾ(≧∇≦)〃 テンション上がる上がる!

後はリップを引いて、チークを載せて出来上がり。

背筋を伸ばして颯爽 (さっそう) と街を歩けーっ! この私をみんなに見せるのだーっ!

こんなにテンション上がってhappy happy heureuseなら、今までもちゃんとオシャレしてればよかった。

……とまぁ、かなりのテンション上がりっぷりですが、その割にはずいぶん簡単なメイクです。私のメイクなんて、こんなもんです。その日の気分でアイラインを引くことはありますが、アイカラーはあまり載せません (アイカラーの話は次回に)。

ここ2年ほど、ほとんどの日は日焼け止めを塗るだけで外出していました。理由は、メイクをすると肌に負担がかかるから。

私は、メイクを始めた頃からずっとリキッドファンデを使ってきました。肌に伸ばしやすく、どこにどの程度塗れているかが分かりやすかったからです。やがて、テクスチャーと伸びがよくて日焼け止め効果の高い (SPF50、PA+++) リキッドファンデを見つけました。使い心地も日焼け止め効果もバッチリで、愛用していました。

ところが……

いつの間にか肌がカサカサになっていました。

メイクしている間は何ともないのですが、メイクを落とした後や、翌日家でスッピンで過ごしているときも肌がカサついてしまいます。

やばい!

化粧品が強すぎたようです。

まず、クレンジング (メイク落とし) をコールドクリームに変えました。そして、リキッドファンデをやめました。代わりに、SPF値がもっと低い日焼け止めを使うようにしました。本当は日焼け止めを塗るよりパウダーファンデを塗るほうが肌によいそうですが、趣味で写真を撮り歩くときは一日中屋外で過ごすので、パウダーファンデだけでは不安です。

そんな調子で、できるだけ肌の負担を減らすように心がけた結果、肌の状態も回復してくれました。

ある日、日焼け止めだけでおしまいの私を見た父は「手抜きだな」と言いました。まぁ、手抜きって言えば手抜き。

いつから手抜きになったのでしょう。

いつからオシャレして外出することを楽しめなくなったのでしょう。

他の人に戸籍上の性別が知られるたびに、見た目の性別とのギャップから冷やかされたり、冷たい視線を浴びせられたりしてきました。そんな経験を何度も重ねるうちに、自分に自信が持てなくなっていました。ひとり閉じこもりました。そして、干物女になっていました。

これではいけない。せっかくの女を捨ててどうする!?

キレイな自分をみんなに見てもらうのだ! 戸籍上の性別と見た目の性別のギャップが知られたら、笑顔でピースサインするくらいでいいのだ!

みぃの前向き宣言です。

生きるために笑って

2008年06月23日 17時39分23秒 | 明日への一歩
笑って、笑って。

生きるために、笑って、笑って。

強引にスケジュールを突っ込みました。今週は、プライベートと仕事との綱渡りになりそうです。

今、また食欲が落ち込んでいます。

動物園ラベンダー園に出かけていたときは食欲もあり、活発に行動できたのですが、揺り戻された感じです。特に起きた直後の体は、まるで食べ物を欲しがりません。

お腹はすいているんです。食べなきゃいけないとは思うんです。でも、食べたくなりません。食べないと体力が落ちてしまうので、食べ物を無理やり口の中に突っ込んで飲み込みます。

こんなことで今年の夏を乗り切れるんだろうか。

次の一歩を踏み出せるんだろうか。

そう思うと、どんどん不安になってきます。

目先の不安なんかにとらわれずに、もっと先の楽しいことを思い描いていればいいのに。

頭では分かっていても、なかなか心がついてきません。

不安を意識すると、どんどん不安が膨らみます。それは分かっているのですが、どうにもなりません。

ダメ。不安丸出しの顔になってる。口角が下がってる。笑顔、笑顔。

笑って、笑って。

ええい、スケジュールを入れちゃえ!

このまま不安に押し潰されたら、結局また一歩を踏み出せないことになります。強制的にスケジュールを入れてしまえば、言いわけなんかできません。案ずるより産むが易し。スケジュールを入れました。新しい一歩を踏み出します。今週は、そのための準備期間でもあります。

いつまでも閉じこもってはいられないと行動を起こそうとしたのが、ちょうど1年前、6月7日のことでした。ちょっと自分を変えてみたりもしました。その後、過去の悪夢に縛られて途中でくじけもしましたが、先月末、偶然のきっかけから、前に進む勇気をもらいました。タイミングよく、18日に椿姫彩菜さんの再現ドラマを見ました。このタイミングで次々と励まされるということは、前に進めということ。

もう一度挑戦してみる。たかが体調に潰されて たまるか。

過去の記憶を悪夢に仕立て上げているのは自分自身です。自分で自分を殺してどうする。過ぎてしまえば、ただのエピソードになるよ。

光が絡みつく

2008年06月21日 19時40分33秒 | 草木をめでる
silktree10.jpg: ネムノキの花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=7.1, SS=1/400s), +0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

ネムノキを撮ってきました。繊細な雄しべに斜陽が絡みついて、ガラス細工のような輝き。

silktree11.jpg: ネムノキの花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=7.1, SS=1/400s), +1.0EV (Matrix metering), ISO400, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

前回ネムノキの花を撮って以来、2年越しの雪辱を果たせました。

2年前は、ネムノキを見つけたのですが、木の高い位置に花が咲いていたため、花を大きく撮れませんでした。去年は、低い位置にも枝を伸ばした木を既に見つけていましたが、タイミングを逃してしまい、ネムノキを訪ねたときには既に花が枯れかけていました。

そして今年。花の時期はほぼOK、柔らかくも鮮やかな夕日は狙い通りと、最高の条件が揃いました。風が吹いたりやんだりしていたので、ISO感度を少し上げてシャッタースピードを稼いでいます。F7.1でも1/400秒が出るとは、なんていい条件なのでしょう。

silktree12.jpg: ネムノキの花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/320s), +1.0EV (Matrix metering), ISO400, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

ふわふわっとした花は、髪飾りにしたいくらい。

せっかく目の前に花が咲いていることですし、思いっきり寄っちゃいましょ。