みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

縦線の世界

2007年01月19日 22時57分29秒 | 光と空間
husha000.jpg: アスナル金山の風車
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/6s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

アスナル金山にずらりと並ぶ謎のオブジェ。色とりどりのオブジェはスリムな流線型をしています。

ただのオブジェと思いきや、これは風車。名前は「エコカーテン」。屋上には太陽電池パネルも設置され、この風車と太陽電池で発電した電力を蓄電池に充電しておいて、夜間のライトアップに利用しているとか。

husha001.jpg: アスナル金山の風車と下の交差点
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/6s), ISO250, WB=Sunny (-1), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

風が吹くと、風車がくるくると回って存在をアピールします。

風車は道路沿い。整列した無数の風車とスクランブル交差点の細かい縞模様が響き合います。

風車の列を支えるむき出しの鉄骨が都会的。

husha002.jpg: アスナル金山の外階段から風車を望む
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/6s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

縦長の風車と、細長い階段の柵。とにかく縦、たて、たて。縦線が林立する世界。

参考リンク:
ちょっと風車のお勉強 → 千葉大学 都市環境システム学科 佐藤研究室: 風車の講義

アスナル金山で使われているのはサボニウス型風車です。弱い風でも発電できるという特徴があります。風車として代表的なプロペラ型と比べると、サボニウス型は風を切らないので静かで、風向きに応じて風車の向きを変える必要がないので機構が単純という利点があります。

なお、ときどきサポニウスという表記を見かけますが、サボニウス (Savonius) が正しいようです。