8/1(木)に☆撮り目的で出掛けました。遠征先は、その日に梅雨明け発表のあった中越地域某所です。
日没前に現地に到着し、ゆっくりと撮影機材をセットアップして最初に狙ったのはこの彗星でした。
【オルバース彗星(13P)8/1】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間31分(1分×31フレーム,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,新潟県十日町市にて
近日点通過(太陽最接近)から1か月以上が経って光度がやはり低下し、7等台前半まで落ちてました。
それでも前回の撮影時より薄明終了時の高度が上がったお蔭で良好なコントラストで写るようになり、
頭部コマは緑色、扇形に広がったダストテイルは薄黄色、真っ直ぐ伸びたイオンテイルは淡青色と
各部の色の違いが分かるイメージとなり、この彗星のパーソナルベストショットになった気がします。
今後も夕空に見え続けますが、光度はどんどん落ちていくとともに彗星活動も低下していくとみられ、
観測し難くなっていく見込みなので、個人的にはもしかするとこれがラストショットになるかも?
そうなるとこれで永遠にお別れということになります。何せ公転周期が約70年ですからねぇ。
今年は春に見られたポンス・ブルックス彗星(これも周期が70年程度)とともに、
一生に一度見えるかどうかの周期彗星に出会えたことに感謝です。
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