先々週末に久しぶりに富士山富士宮口五合目まで☆撮り遠征してきたのですが、
雲が引っ切り無しに流れてきて、まともに撮影できませんでした。
一応こんなのを狙ったんですけどねぇ・・・
【ハート星雲 IC1805】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,ISO1600,NBZフィルター,露出時間5分,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド
今回は主砲を使い、NBZフィルターの試写の続きを行ったのでした。
で、この被写体は1ショットしか撮れず、画像処理しても意味無いかなぁーって思って、
しばらく放置していたんですが、どんな写りだったのか確認だけはしておこうと考え、
重い腰を上げて処理してみました。
元画像はかなり露出不足でアンダーな感じでしたが、お手軽処理のレベルで意外と淡いところまで
浮かび上がってきたんで、ちょっと驚いてます。コマ数を稼げていたらもっと綺麗に仕上がったかも?
ちなみに、この天体はカシオペヤ座とペルセウス座の境界付近にあり、水素が発するHα光が主体の
赤い星雲の中に青く輝く反射星雲が少し重なっているんですけど、NBZフィルターを通すと反射星雲は
ほとんど写らず、ほぼ赤一辺倒って感じになってしまいました。単にコマ数が足りないだけかな?
まぁ、比較的明るい星雲なので、フィルター無しで普通に撮った方が自然な写りになりそうです。
撮影対象によってはフィルターの威力を借りない方がイイのかもしれません。
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