Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 11/5夕 月と金星が接近(南西の空)

乗鞍高原でミルキーウェイ撮影

2013-06-10 22:45:00 | 遠征日誌
先週土曜日の晩、長野県乗鞍高原へ☆撮りに行ってきました。
カラ梅雨というよりも、実はまだ入梅してないんじゃないのっていうような天気ですが、
さすがにこの季節でスッキリ晴れることは稀なようで、週末の天気予報は微妙な感じ。
北、南、西のどちらへ向かうか、複数の天気予報サイトを見ながら悩んだ末、西に決定。
みずがき山、野辺山高原、小海町、富士見高原、蓼科と選択肢がいくつか浮かぶ中、
今年初めてとなる乗鞍高原まで足を伸ばしてみたのでした。
時折薄雲が流れてくる状況で、条件はあまり良くありませんでしたが、
なんとか以下の3カットをGet。
 
scorpius2013.jpg
【西空に傾くさそり座】
 ※低空に雲が広がっていて、スッキリしない写りでした。右下端は名古屋方面の光害?
  レンズ焦点距離24mm,総露出時間24分(3分露出×8枚コンポジット)
 
aql-sgr2013.jpg
【わし座~いて座の銀河】
 ※銀河系中心方向の天の川はさすがに明るいですが、低空は光害に負けてますね。
  レンズ焦点距離17mm,総露出時間36分(3分露出×12枚コンポジット)
 
cygnus2013.jpg
【はくちょう座付近の銀河】
 ※天頂付近まで昇り詰めたところを撮影。光害の影響はほとんど受けてません。
  レンズ焦点距離33mm,総露出時間15分(3分露出×5枚コンポジット)
 
 共通データ:EOS60Da+17-50mmズームレンズ,ISO1600,F4,星空雲台ポラリエ使用
 
いずれも明るい星が滲んで大きく写ってしまいました。
レンズの結露対策はしっかりやってましたので、これは薄雲か靄の影響かと思います。
天然のディフュージョンフィルター効果とでも呼ぶべき現象ですね。
解像度は低下していることになりますが、星座の形は分かりやすいかもしれません。
 
さて、今週中盤からどうやら本格的な雨の季節になるような感じなので、
次の☆撮りは8月になるかもしれません。七夕の頃に晴れてくれないかなぁ。