倒れそうで倒れない石灯籠、深い。

夏目漱石“門”の中では、
主人公が座禅をしに行っただけあり、

座禅の案内が出ていた、
“宿泊-土曜午後五時～日曜朝十時まで”

これは厳しい。座禅自体は、1回数百円らしいが。

そんなのを見ながら、奥へ奥へと進む。

ようやくほんとの奥に行き着いた。
途中の小道に、石灯籠があったが、

これが奇妙な形だ。
灯篭を支える支柱の石が“つ”の字の形をしている。
よく倒れないものだ。

門を入って3分もかからず仏殿に到着、「はや！」

夏目漱石の“門”に出てくる三門（山門）を
くぐって中に入る。

全体が黒ずんで、年季入っているな感じだ。

そこから3分も歩くと、もう仏殿に到着。

傍にいた20代とおぼしき女性二人連れが
「拝観料300円でこれだけ！？」と言っているのが聞こえた。

仏殿の中には、金色の仏像がまつられていた。

これで引き返すわけにはいかない。

まわりには、庵やらが点在していたので、
回ってみることにした。

木製の自動販売機、環境に配慮している！？

拝観料300円を払って円覚寺内に入る。

受付後方に目をやると、
自動販売機、「あれ！、色が変」

よく見ると、通常は外側が金属なのに、
ここの自動販売機は、木製だった。

周囲の風景に溶け込ましたいのは分かるが、

ジュース類が陳列されている上部は
明々と光っていて、やっぱり目につく。

遠くから見ると、わざわざ木製にしていることにも
気付かない。

“そこまで景観に配慮する必要ある？？”と思った。

円覚寺、鎌倉を代表する紅葉の名所、の筈が・・・。

海側に住む神奈川県民とって、比較的アクセスが楽な
鎌倉に足をのばす。

北鎌倉駅を降りたら、眩しいまでの日差しだった。

目指すは、“円覚寺 - 鎌倉を代表する紅葉の名所”の筈が、
ふもとの段階で、

色づいている、と言えるのは1割程度。

“紅葉狩り”を諦め、寺院内散策、でお茶を濁すことにした。

雲ひとつないイイ天気、どこかに出かけよう

朝8時半に目覚める。
久しぶりにの快晴だ。どこかに出かけよう。
秋も深まってきたし、紅葉狩りに行こう。

朝食は田舎の爺さんから貰ったものをふんだんに
使った。（薩摩芋、南京、ジャガイモ、玉ねぎ）

薩摩芋と南瓜の煮物（ミンチ+玉ねぎ）30円
味噌汁（ジャガイモ、もやし、厚揚げ）20円
鶏香味焼き2切　70円
ご飯　60円
納豆　26円

煮物は、醤油と本つゆで味付けしただけだが、
やや甘い具にだし汁が良く馴染んで
程良い甘辛さだった。